【後編】「ごめん、寝てた」は、信じていいのか?

【後編】「ごめん、寝てた」は、信じていいのか?


—————————————————————————————————————–

ここは夜更けの隠れ家的カフェ
「イチルノノゾミ」。
今夜も普通の恋ができなくてジタバタしてる女が、恋愛マスターのサブカルママ「めだかちゃん」に助けを求めに来ました。
めだかちゃんは自分のことを“恋愛の救世主”だと言うのですが…

—————————————————————————————————————–
プリント

 

<前編はこちらから>

ネタモン、ゲットだぜ!

「はあ…」

「そんなに捨てられるのが嫌?」
「決めつけないでよ。もう。大丈夫だもん。でも、もしもって時はどうしたらいいのよ?」

「そんなもんシングル女とオカマ集めて”自爆祭り”すればいいだけよ」
「えーーー」

「失恋したら、ネタゲット!」
「……」

「武勇伝ゲット!」
「ポケモン……」

「そして”孫に自慢”」

「遠い未来過ぎる」

「おばあちゃんも昔はファンキーだったのよ、なんて」
「うん…いいかも」

 002

恋はスーパーマリオ

「どっちにしても、付き合わないと別れることもできないのよね」

「う~ん」

「付き合わないと分からない、ドーテー処女とジジババにはない贅沢な時間よ」

「言い方ひどい」

「そして、傷つき、それでも生きてる私…」

「そうね」

「スーパーマリオみたいなもんよ」
「落ちて死んでも、もう1プレイね」

「最初にぶつかるキノコが”嫉妬”とかね」
「壁をぶち破ると無敵マリオに変身、とかね」

「地下に落ちたと思ったら、コインが一杯、とかね」
「いや~! もう何度も挑戦するしかないのね」

「落ちても死なないのがマリオ」

「そしてレベルアップ」

「そして次のステージ」

「よーし!待ってろクッパ!!!」

「最初のステージで泣いてるくせにwww」

「また草っ! はやすな!」

 

1 2
Written by yamadareiji
yamadareiji

山田玲司(やまだ・れいじ)/漫画家 1966年東京都生まれ。20歳で漫画家デビューし、恋愛のマニュアル化を風刺した『Bバージン』で一気にブレイク。近年は“モテ”の絶対理論を語った注目作『モテない女は罪である』を発表。大人の恋愛サイト「AM」で様々なケースの恋愛相談を受けるなど、「いったい男は何考えてんの?」の問いに答えられる稀有な存在となる。著名人との魂の対談漫画『絶望に効く薬』シリーズや、『非属の才能』(本屋大賞、中2賞受賞)といった新書でも知られる。「山田玲司のヤングサンデー」(ニコニコチャンネル)、「スーパースーパーブルーハーツ」(クラブサンデー)連載中。

»http://yamada-reiji.com/

»この連載の記事を見る