オートクチュール♪

オートクチュール♪


みなさま、こんにちわ。

沖縄の梅雨便りが届いたかと思いきや…
東京は夏日を思わせる体感温度ですね。

数ヶ月前から
頭の中で引っかかっていたあの展示に
思い立ったが吉日で行って参りました。

2013年にパリ市庁舎で開催されたガリエラ宮パリ市立モード美術館企画による展覧会である

「PARIS オートクチュールー
世界に一つだけの服」

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そろそろ会期の終わりを告げる(5月22日まで)にふさわしく、平日の美術館とは思えない会場に対する人口密度も高く、歴史あるオートクチュールへの興味の広さを感じました。

全8章からなる展示は
19世紀オートクチュールの発明からスタート。

オートクチュールの創始者であり
現コレクションの時期や基礎を作ったと言われるシャルル・フレデリック・ウォルト氏が手掛けたシルクベルベットに編み縄模様かねイヴニングケープ。その荘厳なる圧力に歴史の重みも感じながら展示は始まります。

入場券の画像にも使用されている
クリスチャン・ラクロワのイヴニング・アンサンブル。ウール×シュニール織りの半袖トップスに金ラメ、シルクジャカード、シルクオーガンザのボリュームスカートの腰部分から7メートルの生地をたくしあげ、膨らみをもたせたモバッスルスタイルで登場。どなたかのステージ衣装にでも復活していただきたいほどのテクスチャー。

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ここには書ききれないほどの展示ですが、
あ、あれね!とどなたでも楽しめる、現代のファッションモードを牽引する老舗メゾンの1点モノも歴史とともに展開されているので、どうぞゆっくりとご覧いただけたら~と思います。

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ファッションが歴史を語る。
その偉大さを改めて痛感した
5月19日12:45PM…

美術館前の中庭にある心地良いベンチで
サクッとランチの
ロブションのバゲットでも齧るといたします~

では
GOOD LUCK TODAY!

 

 


Written by utsuno ai

ウツノアイ/ファッションディレクター
学生時代にラジオ番組などの音楽業界を経験しつつ卒業後は出版業界に従事。
外資系ブランド連載などをはじめ、あらゆるテーマを経験した中で、行き着いたのが食とファッション。食ではフードアナリスト1級を取得し、ファッションではジュエリーデザインとしてブランドを展開する一面も持つ。日々の生活において「小さなヨロコビ」を見つける事に生き甲斐を感じている40代。

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