雨のふる日は…

雨のふる日は…


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 季節ごとの小さな幸せ、家族と楽しむ年中行事。
 杉浦さやかさんがスケッチする折々の暮らし。
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 雨の季節はなかなか外に出られず、
小さな子どもを持つ親の悩みのタネ。
図書館や児童館に出かけたり、
家の中で友達と遊ばせることもあるけれど、
特に予定がないと、ついテレビやDVDでごまかす時間が長くなってしまう。
雨の休日――さて、おうちの中で何しよう?

「おうちピクニック」は、手っ取り早い気分転換になります。
おにぎりを握って簡単なおかずをお弁当箱に入れ、
普段ごはんを食べるのとちがう部屋にピクニックシートを敷き、
水筒も持参でお昼ごはん。
こんな簡単なことでも、かなりよろこんでくれるものです。
ちょっと気分が変わるだけで、
いつものことが遊びになるからおもしろい。

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お次は「クッキングごっこ」。
雨の日クッキングは、子どもがたくさん手を出せる
簡単なものがおすすめです。
ゼリーの素に生クリームとフルーツを足してババロアを作ったり、
クッキーの型抜きを楽しんだり。
午前中のうちに作れば、おやつの時間を楽しみに過ごすことができます。

遊びに来ていた私の母が娘と一緒にやってくれたのが、
いろいろジャム屋さんごっこ。
果物4種類ほどから、
ほんのちょっぴりずつ次々にジャムを作る遊び。
いちごをつぶしたり鍋をぐるぐるかき混ぜたり、
相当楽しかったよう。
しばらく「(大きくなったら)ジャム屋さんになる!」と言っていたほど。

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うちは私の職業柄、お絵描きや工作の道具が豊富に家にあるので、
ささっと簡単な工作をすることが一番多い。
小さな頃はコピーの裏紙を何枚も水のりで貼り合わせて、
ダイナミックに線をぐるぐる描く遊びをよくしました。
時には絵の具を使わせるとおおよろこびで、飽きずに描き続けたもの。
4歳になった今は折り紙が大好きなので、
子ども向けの折り方サイトを見ながら一緒にいろんなものを折ります。

時間がかなりつぶせたのが「ダンボールハウス」づくり。
色を塗ったり色紙を貼ったり、工作要素のすべてを注いで、
やることがたくさん!
そうそう集中力も持たないので、少しずつ日数をかけてカスタマイズして、
長いこと楽しみました。

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さぁ、雨の日なんて、こわくない?!

 

*次回は7月14日(金)更新予定です。

Written by sugiura sayaka
sugiura sayaka

杉浦さやか(すぎうら・さやか)/1971年生まれ。日本大学藝術学部美術学科卒。大学在学中の1993年よりフリーのイラストレーター。 独自のタッチと視点で描くイラストエッセイが人気を博し、街歩き、旅、映画、おしゃれなど様々なテーマで執筆。『週末ジャパンツアー』『上海を歩こう』『はじめてのハワイ』(小社)、『スクラップ帖のつくりかた』(KKベストセラーズ)、『レンアイ滝修行』(祥伝社)、『うれしいおくりもの』(池田書店)、『おきにいりと暮らす ABC』(白泉社)など著書多数。最新刊は『マーマリング・トーク おしゃべりなつぶやき』(二見書房)。

»https://twitter.com/saa_aya

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