あ。こんな可愛かったんだ韓国。江南区・狎鴎亭ロデオ編【昼】

あ。こんな可愛かったんだ韓国。江南区・狎鴎亭ロデオ編【昼】


One day KOREAとは

ガイドブックには載っていない、韓国でリアルにイケてるお店に行きたい! そもそもガイドブックだと情報量が多すぎて探すのが大変…。それにソウルは漢江(ソウルの中心を流れる巨大な川)を挟んで上と下では結構距離があるから、効率よく回らないと移動に時間がかかってもったいない!(貧乏性) ということで、当連載では1Dayで効率よく「暮らすように韓国を楽しむ」をモットーにエリアもぎゅっと濃縮して情報をお届けしています。

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(非常におおまかな地図…イメージです)

暮らすように楽しむ旅

観光地ってどこも物価高くないですか?  なのにあまり味が美味しくなかったり、しょぼかったり…もう大人だから舌は肥えているし、心が満足できないことに高いお金を出したくない。観光客があまり行かない&現地の人たちが通うような満足できる場所に行きたい!

そしてせっかく韓国へいくならリアルな流行も知りたいし、なんなら現地にいる人たちと交流したい。

というわがまま心をいっぱい詰め込んだ結果、暮らすように楽しんだ方が心地よいし、その国のリアルをより知ることができるんじゃないかな。という結論に行きついたわけです。

旅程の組み方

◯ガイドブックはほぼ見ず、信頼する韓国人インスタグラマーたちのInstagramをひたすらチェック。
◯周囲にいる韓国好き仲間たちからの口コミ。(おしゃれスポットだけでなくザ・韓国な場所にも行きます)
◯韓国カフェを探すときは、 #카페스타그램 #카페 (← よかったらコピペして使ってください~^^笑)というハッシュタグで検索。
インスタグラマーがフォローしている人から新たなインスタグラマーを見つけたり…と完全なるインスタ中毒者。ちなみに、この韓国男子はカフェの名前もちゃんと記載してくれているので、わかりやすいです→ @so.oooooh

◯日本人で探すときは、#韓国カフェ #ソウルカフェというハッシュタグで最新カフェをチェック。

というか、いやなんでわざわざ韓国行ってまでカフェ行くの?と思われますよね。私も数年ぶりに韓国へ行ったときに衝撃を受けたのですが、韓国はいま空前のカフェブーム! 元々食後にカフェでお茶する習慣がある韓国ですが、ここ1、2年は特にものすごい数のカフェがオープンしており、追いつくのが大変なほど。

なぜわざわざ韓国でカフェ?魅力は?

韓国は空間使いと色使いがとにかく上手! そこに居るだけで幸せな気分になれます。奇抜な色使いなのに絶妙に可愛かったり、ファンシー過ぎず、基本シンプルでオトナも居心地よいところが魅力。また、おしゃれな若者だけでなくアジュンマ(おばちゃん)たちや家族連れ、ご近所さん…色んな人たちがふつーのテンションで寛いで楽しそうにお茶してるところも韓国らしくて良いな〜と感じます。

カフェで写真を撮ろうがスタッフさん気にしない。おおらか。ゆるさとおおらかさは紙一重。席と席の間にちゃんとスペースが保たれているお店が多いためゆったり過ごせますし、「時間制限あります」など細かいことを言わてれて気分が殺伐としないところ、コーヒーが美味しいところ…もちろんお店によって色々ありますけれども。こんな感じで韓国カフェに惚れ込んでおります。

SNSが盛んなので、カフェ側もちゃんと写真映えを考えたスペースを作っていますし、インスタ映えしそうなとびきり可愛いケーキやドリンクを提供していたりと、「よっ!商売上手!」と言いたくなるほど女子心をくすぐるのが本当に上手。困る。楽しいけど。モノよりいいね!を買う時代なのかもしれませんね。

ソウルだけでなく大邱や釜山、地方にもフォトジェニックなカフェがたくさんできています。ネット大国ということもカフェブームに拍車をかけているようで。最新のイケてるカフェに行って写真を撮りまくり、SNSにアップするという流れ。韓国人はもちろん、日本人観光客・留学生の中でもフォトジェニックな場所、最先端の人気カフェを求めて韓国でカフェ巡りする人も増えているのです。あ、私ですね。

インスタ映えするだけでなく、うわ〜ここ良い!と誇れる場所だけ当連載ではお伝えしていけるようにガンバリマス。 そしてとにかく移り変わりが激しいので、こうしてる間にもどんどん情報は古く…長々と失礼しました。では、セレブ達が住まう高級街・狎鷗亭ロデオ昼編、まいりましょう。

 【朝】のルートはこちら

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移動時間:徒歩5分

13:00 OUR Diningでランチ

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・午前中訪れたOUR backeryのイタリアンレストラン。
・裕福そうな江南女子たちが集うおしゃれなお店。
・ランチメニューがないのでグランド価格。ちょっと贅沢ランチにどうでしょう。
・予算はひとり2500~3000円ほど。
・カウンターもあるので、女子のひとりごはんも意外といけます。
(韓国ではひとりごはんを食べることができるお店は貴重!)

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お目当てはこのトリュフパスタ!日本のパスタ麺とはちょっとちがう食感。ふっくらしているけどパサっとしている…語彙力足りなくてすみません。個人的にはとてもおいしかったものの、このパスタ、日本人には合う人と合わない人がいるようで…パスタの麺がダメだった派も多数。 (私周り調べ。主にアラサー女子たち)

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オーダーしていたチキン、時間かかってるな~とぼんやり思っていたその時

「遅れていてすみません。もうちょっと時間がかかるから待っててね。これ、サービスです」

とスタッフさんが出してださったイカ墨ごはんフライ。

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そしてまさかの3分後には本命が到着。優しいか。韓国のカフェはサービス多め。デザートやドリンクをサービスしてくださるカフェが多いです。アパレルショップは無愛想な店員が多いけど、カフェのスタッフさんは本当優しい人が多いです!基本的に。スタッフさんの中には、日本のカフェや文化が好きで(雑誌「&Premium」「POPEYE」は特に人気)日本語を話せるスタッフの方も多いですよ。

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©CAFEANDHOF
イラスト:サリ

さて、次はお土産を物色しに行きましょう。

移動時間:徒歩15分 or バス(青色・145番)5分

15:00 &other stories でお土産用のコスメを購入

日本未上陸のH&Mが展開するブランド&other stories。アジアではじめてソウルに進出。ここはオリジナルコスメがとても可愛いのです。

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フェイスカラーは15000ウォン(約1500円)、ネイルは9000ウォン(約900円)

色味もオトナっぽい落ち着いたものが多いので、友人へのお土産にぴったり。それこそ昔は、プチプラコスメやパックをお土産に買っていましたが、よっぽど「パッケージが可愛い」「これは優秀!」でない場合、プチプラコスメをもらっても困るかなぁ…と年々お土産迷子に。なので①日本で買えない②見た目が可愛い③オトナも使える と3拍子揃うと即買いです。

上質で可愛い靴も多いです(10000~30000円ほどと特にプチプラなわけではない。普通のオトナ価格)。

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移動時間:徒歩2分
<通りを挟んで目の前>

17:00 ギャラリア百貨店で韓国でしか買えない調味料を物色

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狎鴎亭にある高級百貨店ギャラリア。一流ブランドが揃いセレブたちが集う場所です。

ギャラリアWEST地下1階グルメフロアGORMET494はおいしいものだらけ!

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お土産を物色と言いつつ、結局食べてばかりなこと多々あり

おしゃれなフードコートに食品や調味料も豊富。ここでしか買えない食品や、韓国調味料をゲット。その場で作ってくれるフルーツジュースや韓国、中国、日本料理と充実した食の宝庫。

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日本とは違う食品を見るのも楽しいのです。料理好きの友人や家族へのお土産にも重宝します。また舌の肥えた方へのお土産にもピッタリです。

韓国の富裕層が多く来る場所なので、リッチな家族やいかにもお金持ちそうなゴージャスなオバサマたち、モデル?!てくらいスタイル抜群のお顔の整った美男美女カップルなど、人間観察をするのも楽しみのひとつです。

 

【夜】へ続く。 
次回は7月31日(月)20:00更新です。お楽しみに。

 

OUR Dining
ソウル市江南区新沙洞648-19
서울시 강남구 신사동648-19)
火~日曜日 12:00-15:00/17:00-21:00
月曜定休
※OUR bakeryすぐ近く 
https://map.konest.com/daddr/1168010700_648-19

&other stories seoul
ソウル市江南区 狎鴎亭路342
서울시 강남구 압구정로342)
11:00-21:00
不定休 
https://map.konest.com/daddr/116803122007_342

ギャラリア百貨店 名品館WEST
ソウル市江南区 狎鴎亭洞 494
(서울시 강남구 압구정동 494)
営業時間 (百貨店)月~木10:30~20:00、金~日曜10:30~20:30
(食品売り場)10:30~21:00
不定休
https://map.konest.com/daddr/1168011000_494


Written by 東山サリー
サリ

韓国在住ライター・コーディネーター。2016年から韓国カフェにどっぷりハマり、ソウル、釜山(プサン)、大邱(テグ)、済州(チェジュ)、全州(チョンジュ)など地方にまで足を運び、訪れたカフェは延べ900軒を超える。韓国が好きすぎて、2018年に勤めていた出版社を辞めフリーランスに。ソウルを拠点に東京と行ったり来たりしながら、日々韓国情報を集めている。著書に『韓国カフェ巡りinソウル』『KO』(小社)、『本当は秘密にしたいソウルのおいしいもの巡り』(産業編集センター)がある。
Instagram @saliy83

»https://www.amazon.co.jp/dp/4847097904

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