第6回 本場アメリカの超本格的ハロウィンをリポート

第6回 本場アメリカの超本格的ハロウィンをリポート


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オーガニック発祥の地、
LAでEMIKOさんが見つけた
食、子育て、ビューティ、暮らしのあれこれ

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アメリカに移住してかれこれ7年目に入りました。

フランスでは当時ハロウィンは
まだそこまで盛んでもなく、アメリカ人以外は
子供も含めハロウィンの習慣がなかったので、
初めてロスで体験したハロウィンの、
本場アメリカのあまりの力の入れように驚いたものです。

最初の2年はハリウッドに住んでいたので
住人もハリウッドで働いている人が多くて、
映画で特殊効果を担当している人の家など、
大人でも楽しめる装置が仕掛けてあったりしました。

学校でもハロウィンの日が設けられその日は
生徒をはじめスタッフみんなが仮装して登校します。
そして午前中は普通に授業をするのです。
先生もキャラに変身して生徒も真剣な眼差しで授業を受けるシーンを目撃した時には笑ってしまいました。

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これは体育の時間。
この格好でみんな走っていました。
だから基本的にヒールは禁止。

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先生もこんな感じ。

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朝の登校時。

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姪も日本からわざわざやってきました。
学校でのイベントに参加。
英語がわからなくても子供はなんとか馴染むものです。

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街のメイン通りでは
商店街で子供達にお菓子が配られます。
比較的可愛らしいデコレーションなので
小さい子供を連れた親子連れが目立ちました。
不動産屋の広告もお化け屋敷に。

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サンタモニカにはハロウィンで有名な通りがあり、
その通りの角の家はプロの俳優やサーカス団員を雇って
かなり本格的なお化け屋敷が毎年開かれます。

あまりに怖すぎて姪っ子といた私は
奥まで入れませんでした。

この住宅地は高級住宅地で
このお家もかなりのお金持ちのようです。
広ーいお屋敷がこの日だけ一般公開されます。

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警察まで出てきてかなりの長蛇の列。
これを趣味でやってしまうなんてスケールがすごい。

我が家では怖いハロウィンは苦手なので、
毎年かぼちゃで家を飾ります。

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かぼちゃを切り抜いてプラスチック製の動物を飾り、
電気を灯した作品は当分ランプとして活躍してくれました。

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 直前に作ったこのかぼちゃは
家にあった羽やボタンをつけたもの。

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最初はお姫様にしかならなかった娘たちも
今ではいかに個性を生かしたキャラになるか、
にこだわりがあるようです。

ハロウィンが終わったら
その1ヶ月後にはもうサンクスギビング、
そして12月に入るともうクリスマス。

10月に入ると一年があっという間に過ぎていきます。

アメリカの秋冬って本当忙しい。

 

次回の更新は、12月7日(木)更新予定です。
お楽しみに!

 


Written by EMIKO

EMIKO HANAWA/1996年よりフランス語学留学のために渡仏。翌年、パリのモデルエージェンシーにスカウトされ、モデルデビュー。その後ドイツ人フォトグラファーと結婚、二児をもうける。2010年秋より、家族そろって米国ロサンゼルスに移住。現在は子供服とライフスタイルのコンセプトストア「nanamina」を立ち上げヨーロッパやニューヨーク、アジアにてグローバルにモデル、母、女性としての豊かなライフスタイルを提案。パリで学んだヨーロッパ薬膳とアメリカで流行中のスーパーフードを取り入れたメニューを提案する料理教室も人気を博すなど、各方面で活躍中。
Photo by Peter Augustin

»http://nanamina.com/

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