【日本〇〇ブス図鑑】承認欲求型/不幸自慢ブス

【日本〇〇ブス図鑑】承認欲求型/不幸自慢ブス


  累計25万部を突破した「オトナ女子シリーズ」のイラストレーター・つぼゆりさんの連載がスタート!

「ブスが美人に勝るもの、それは推しへの愛」をテーマに、自身のオタク道から導き出した、「好きをこじらせてしまう、ブスの熱量」をアツく語ります!

 

「そういえばこの間、ちょっと入院してさ…」

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そうなのね、大変よねぇ、かわいそうに…

他人からの同情で白飯を食う女子よ。

生まれてこのかたどれだけかわいそうな過去を乗り越えてきたのかを今こそ語るが良い!
良い子でいたい願望が彼女を不幸(仮)にさせたんです。

褒めて欲しい!
頭を撫でられたい!
よくできたねって言って欲しい!
そのポジションは子供っ!(無駄なハネ)

だって不幸であることを言ってまわれば、頑張らなくても「えらいね」って言ってもらえるんだもの。省エネよな。その味を知ってしまっちゃ〜そら〜頑張れないよね。

なんでも「不幸」としてとらえることが大切

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会話の流れで上手に不幸自慢をするには常に「不幸ストック」がある状態でなくてはいけません。どんな楽しい話でも、その話に登場するキーワードをうまく拾って不幸話にもっていけるかどうかが腕の見せ所ってやつですからね。

友達「ミスドの新作もう食べた?気になってるんだよね〜 可愛い!」

【キーワード】ミスド/新作/食べる/可愛い
さて、ではキーワードを使って私たちも不幸自慢をしてみましょう。
別にしたくない? やるんです。

【ミスド】「ミスドかぁ、前に病院行った時から行ってないなぁ」
【新作】 「そうなんだ。最近寝込んでたから新作とか知らなかった」
【食べる】「食べたいけど残業ばっかりでストレス食いしてるしなぁ」
【可愛い】「そういう可愛いものが似合う子になりたかった」

重要なのは自分の状態をさりげなく入れつつ、流れをこちらにもってくることです。成功すれば「大丈夫?大変だね…」や「どうしたの?何かあった?」がもらえます。ありがてぇありがてぇ。懐で温めておかなくちゃな、へへ。

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不幸キーワードランキング王道一位は「入院」。

このワードを使えばほぼ誰からも心配してもらえます。次に「親が」、そして「救急車で運ばれた」もおさえておきたいですね。でも本当は不幸になりたいわけじゃないはず。きっと現実が幸せなことに劣等感をもっているんです。そして頑張りたいのに頑張れない…だって面倒くさいから。成功体験もそんなにないし、頑張って褒めてもらってる人たちはすごいけど一周して憎らしい。ネチネチした感情を持ちすぎていてとても女の子らしいのね、繊細。「女の子っぽい子と付き合いて〜」って言ってる男子に合うね、絶対。鍋に入れて温まりたいね、根菜。(韻を踏んでみました)

不幸自慢をするっていうことは同情して欲しい、かまって欲しいって思ってるんだし、可愛い女の子の王道っちゃぁ王道だもんな。他論は認めないよ。

こういう子って本当に頑張って認められたときに、でも…だって…◯◯だったし…とか自分を卑下しちゃうから、かなり好印象になったりするんですよね。一度カーストの上にいってしまえば不幸自慢が可愛くみえてくるし、キャラとして確率する! 

まぁそんな努力をしたくないから不幸自慢で米食ってるんですよに。お米おいスィー。

 

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Written by tsuboyuri
tsuboyuri

つぼゆり(大坪ゆり)九州・大分県出身。多摩美術大学 情報デザイン卒業。フリーランスのイラストレーターとしてイラストレポや毎日の1コマ漫画など日々ゆるく生存中。自身も2.5次元、K-POPヲタク。

»http://cargocollective.com/tsuboyuri/12977878

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