ふたごと対応力

ふたごと対応力


こんにちわ。

最近のはるおうです。初めての遠足以来、お弁当にはまっています。通りがかりの人に二度見されるくらい見事なシンメトリーのランチタイム。
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一人っ子、兄弟姉妹、ふたご、の違い。
いろいろな研究機関や教育者がメリット・デメリットを提唱していますが、実際どういう差があるんでしょーね。
個人的には、どのパターンも一長一短、一概に良い悪いは言えないとは思うのですが、良し悪しの話ではなく、絶対的に赤ちゃん期の扱いに違いは出てきてしまうと思います。

まず、ふたごの場合、赤ちゃん期に独占できるはずのママすら半分こ。要求を待たされることは常。幼児期では、行きたい場所や見たいテレビ、食べたいもの、いちいち双方コンセンサスをとっていかないと進まず、2人同じことを望むときは平和ですが、違う場合どちらかが必ず妥協しなければいけません。

もちろん、常に相方がいる楽しさの反面、さまざまな場面で比べられたり、一人っ子や兄弟ではかからないはずのストレスもかかってるんだろうなぁと思うことがあります。

先日も、2つあった剣のおもちゃのうち、1つが折れてプラプラしちゃってたときのこと。
当然、壊れていない方の剣が取り合いになり、「はる、こっちがいいーー!」「おうちゃんもこっちー!」と争いに。
他にコレを欲しがるヤツがいる、というライバル意識がさらに剣への執着を生んでいる様子。
しょうがないので、「え。こっちの剣は、ポキっと折れてるから、ポッキト剣ていって、普通の剣よりプラプラしてて強いんだよ。2人ともいらないならママもらうね。」と、もっともらしい理不尽な解説付きで説得すると、雰囲気にのまれた4歳児は、今度はポキット剣の取り合いに。しかし、やはりなんか違う…と思い始め、そうこうしているうちに、自分たちの希望がなんだったのかもうやむやになって終了。一件落着。
ふ~、こういたことは日常茶飯事。

ファミレスで使うフォーク1つ、同じ色がないと揉めたりする同性のふたごの場合、1個しかない、どっちかが先に壊れる、どっちかだけ病院にいくetc.etc…平等ではない場面は多々あり、争い事もしょっちゅうなので、こちらの疲弊回避、出費回避のために、手を変え品を変えであきらめさせることに全力投球。
そんなとき、ふたごじゃなかったら思うままなのかな…と思ったりして、親としては少し切なくなったりもします。

でも、そんなことが日常の、ある日。保育園のお友達数名とピクニックにいったときのこと。
おやつの動物の形をしたクッキーを、大喜びして1人1個ずつ持っていた子どもたち。そのうちの1人の女の子が、クッキーを入れていたポシェットを落としてしまい、クッキーが割れてしまいました。
非常事態発生。
4歳の女の子にとって、そのままの形で口に運ぶことしか想像していなかったうさちゃんクッキーがパックリ割れていたショックは計り知れません。ママが必死でフォローするも、大泣き、全身脱力、立ち直れない女の子。
そこへやってきて、事情をのみこんだはるちゃんが一言。

「われたらふたつになるよ。」

・・・・。2つになるから1コよりお得だよ、と。
その女の子は、そう言われてもそうすぐにはお得感は感じられない様子でしたが、一瞬「え?」となったことで、気持ちが切り替わり始め、その後元気に遊び始めました。

ナイスっ!ナイスフォローはるちゃん!
日頃、強引にあきらめさせられている賜物でしょうか。せめても、“ポジティブな方向であきらめさせる”という、こちらの微々たる努力も伝わってたようで、感動。

その一件は、子どもは少々希望を叶えてあげられなくても、自分なりの対応力をつけていくんだな…と頼もしく思えた出来事でした。

と、いうことで、ふたご親のみなさん、いや、きっとふたごでなくても、子どもって思っているより対応力が育つ生き物のようなので、たとえ理想の子育てができてなくても、悩まず気楽に子育てがんばっていきましょ~~

さて、はるちゃんおうちゃんも4歳になり、乳幼児期のいろいろ役立つ実用ネタも、すべてご紹介させて頂いたので、今回で最終回となります。

自分でもよくわからないうちにふたご親になったおかげで、私の生活は180度変わりました。
それから早4年。ふたご育児は、ストレスでしかない瞬間も多々ありますが、全てが面白くてかわいくてしかたがないのも事実。プラス、周りの人が出産する度、「これを2人同時にやったなんてすごい!」と、自動的に尊敬されるシステムが構築されていたりして棚ボタ気分も味わえたりしています。
これからも、全ての子育て中のママ、そして我が戦友ふたごママ、共にがんばっていきましょー!

今までランダムな更新にお付き合いいただいき、どうもありがとうございました!
この連載が、1人でも、ママ、プレママのお役に立てたとしたら幸いです。

結局は仲良しこよし。

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はるおうの成長日記は
Instagram 『Yurippe_0809
でも、ランダムに更新してますので、
今度からはそちらでお会いできればと思います。

ご愛読ありがとうございました!

YURI

Written by YURI
YURI

YURI(ゆり)/ライター・舞台演出家 学生時代からストリートダンスをはじめ、ダンサーとして活動。ケガにより現役引退後、ダンサーとしての経験を活かし、演出・制作など、数多くのダンス公演に関わる。2005年からダンス舞台の演出家として活動。ダンス舞台のプロデュースなども手掛ける傍ら、ダンス専門誌の編集・ライターをはじめ、さまざまな分野の、書籍、web、などのライターとして活動中。 2014年3月。アラフォー真っ只中、二卵性の男子ツインズを36週で出産。

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