冷えきった体を温めてくれるお茶

冷えきった体を温めてくれるお茶


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こんにちは。

本格的な冬の到来で、体が冷えてしまっていませんか?
ただでさえ、女性は男性より筋肉量が少ないので冷えやすく、冷え症で悩んでいらっしゃる方も多いようです。
そんな方に向けて、今回のみどりのくすりばこは…。

冷えきった体を温めてくれる飲み物を紹介します。

まずはマクロビオティックを勉強した方にはおなじみ、梅醤番茶です。

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作り方はとても簡単、カップに梅干を入れて実をつぶします。おいしい醤油をひとたらし、そこに熱~い番茶を注ぎ入れて。
ポイントは、安くていいので番茶を使うこと。出がらしだってかまいません。
間違っても、高級な緑茶は使わないで。カフェインなどの緑茶の成分が、ここでは邪魔になってしまいます。
また、梅醤番茶は朝よりも夕方や夕食後などに飲むのがおすすめです。
最近は、お湯を注ぐだけでできるお手軽なパックなども売っています。

このほか、ハーブでおすすめしたいのがヴァンルージュ

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赤ブドウの葉っぱです。よく、赤ワインにはポリフェノールが含まれるから健康にいい、なんて言いますよね。でもポリフェノールの含有量でいったら、葉っぱが一番なんです。

ヴァンルージュには、毛細血管の細かい血流をよくしてくれる働きがあります。
手足の冷えは、末端の血行が悪くなることによって起こるもの。血流をよくしたら、体も温まってくるはずです。

コスメキッチンのエルボリステリアでは、ヴァンルージュのティザンヌ(ハーブティー)を展開しています。

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ヴァンルージュのティザンヌ(ハーブティー)

寒い時期には、ヴァンルージュのお茶を淹れたら、タンブラーなどに入れて持ち歩き、冷えを感じた時に飲むといいでしょう。

また、ヴァンルージュは生理中で体がだるい時などもおすすめ。
血流を整えてくれるので、体がラクになるはずです。

 

注意点&免責事項
フィトテラピーは、日本では医療行為ではありません。ここに掲載されている内容は、植物の効果効能、心身の不調改善を保証するものではありません。事故やトラブルに関してこのサイトは責任を負いかねますので、あくまでも自己責任においてご使用をお願いいたします。持病をお持ちの方、妊娠中の方、お子様に使用する場合や、その他使用に不安のある方は、専門家や専門医に相談することをお勧めいたします。

 


Written by moritaatsuko

森田敦子(もりた・あつこ)
日本での植物療法の第一人者。サンルイ・インターナッショナル代表。大学卒業後、念願だった航空会社の客室乗務員の仕事に就くも、ダストアレルギー気管支喘息を発病。その治療として植物療法に出会い、驚くほどの効果を実感。本場のフランスで学びたいと、航空会社を退職し渡仏。フランスでは4年間滞在し、フランス国立パリ13大学で植物薬理学を本格的に学ぶ。 帰国後、植物療法に基づいた商品とサービスを社会に提供するため、会社を設立。2003年には日本バイオベンチャー大賞近畿バイオインダストリー振興会議賞受賞。AMPP認定・植物療法専門校「ルボア フィトテラピースクール」を主宰するほか、植物療法と医療とのコラボレートや商品開発など、多岐にわたって活躍。2014年、自身の念願の夢であったエルボリステリア(植物薬局)をコスメキッチンにて監修。

»http://intime-cosme.com/

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