トロフィーワイフになりたい!!

トロフィーワイフになりたい!!


「自分しか愛せない悲しい女ね」

「ちがーーーう!!!」

「そういう気分って男には伝わるもんよ」

「それは困る。どうしたらいいの?」

「そうねえ…まずは“そういうムカつく女達”の話は聞き流すことよね」

「ああ」

「ああいう“自分をひけらかす女達”ってさ・・」

「うん」

「本当は満たされてないのよ」

「え?」

「いいSEXしてないわね」
「そうなの?」
「そういう女にとってはさ、人の不幸が自分の幸せなのよね」
「おおお」
「誰かが太ったら自分は痩せたって思うわけ」
「ああああああ」

「だからいつも誰かが太って老けて、つまんない男に泣かされて、孤独になってないか必死で探してるのよ」

「何でそんなこと…」

「自分がそうなりそうで不安だからよ」

「美魔女幻想暴走ー!! ヒアルロン酸投下ー!!」

「哀しい女よね」
「でもさ、やっぱりセレブには憧れるじゃない!?」
「白金に住んで、でかい犬飼って全身シャネルでキメるとか?」
「そういう夢もあるじゃなーい」

「どうでもいいけど、それを望むなら自分の力で叶えるべきよね」

「・・・・・」

「男に叶えてもらおうなんて思ってたら一生愛されないから」

「何で?」

女を金とかモノとかステイタスで釣ろうとする男ってね、女をモノとしてしか見てないからよ(笑)

「えええ」

「大抵は学生時代にモテなかったドーテー人生だったヤツよ」
「そうなの?」
「だって、トロフィーってモノじゃない」

「めだかちゃんが私だったらどうするー?(泥酔)」

「彼氏のスペックが気になるって話?」

「それと、女同士のそういう戦い」

「私なら自分のスペックを上げるわよね」

「なにそれ、かっこ良すぎない?」

「高貴で余裕と優しさを持つ女を目指すわ。クラリスみたいな」

「出たよクラリス!」

「これが一番最強よね」

「誰か私の心を盗んでー」

「ああうざい」

 

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Written by yamadareiji
yamadareiji

山田玲司(やまだ・れいじ)/漫画家 1966年東京都生まれ。20歳で漫画家デビューし、恋愛のマニュアル化を風刺した『Bバージン』で一気にブレイク。近年は“モテ”の絶対理論を語った注目作『モテない女は罪である』を発表。大人の恋愛サイト「AM」で様々なケースの恋愛相談を受けるなど、「いったい男は何考えてんの?」の問いに答えられる稀有な存在となる。著名人との魂の対談漫画『絶望に効く薬』シリーズや、『非属の才能』(本屋大賞、中2賞受賞)といった新書でも知られる。「山田玲司のヤングサンデー」(ニコニコチャンネル)、「スーパースーパーブルーハーツ」(クラブサンデー)連載中。

»http://yamada-reiji.com/

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