第3話 僕のアイデア発想道

第3話 僕のアイデア発想道


ドラマ制作で、秋元康さんや、劇作家のケラリーノ・サンドロヴィッチさんなど、有名なクリエイターの方とご一緒する機会に恵まれています。
そんな打ち合わせでお話しすると、いつも「どこから、そんなアイデアが湧いてくるの?」と、その才能の豊かさに驚かされます。

でも、そんな鬼才はごくわずかでして、テレビ業界の大半は僕のような凡人です。
そんな凡人の僕ですが、割とアイデアが豊富だと言われることがあります(まあ、言われるよう努力しているのですが…)。

それは、密かに“誰でもアイデアを機械的に沢山出せるメソッド”(というほど大げさではないけど)を駆使しているんです。

凡人だってアイデア出したい!面白いねって言われたい!

というわけで今回は…

「凡人のための“発想道”」です。

 発想道① 無理やり、フォルダー分け発想術

 「フォルダー分け」とはPCでファイルをフォルダーごとに分けていくイメージのことです。
アイデア出しをする時は、できるだけテーマを細分化することが大事だと思っています。
例えば、テレビで『秋の特別番組』を考えているのだったら、まず「運動の秋」というテーマで案出しをします。
続いて「食欲の秋」というテーマで案出し、そして「読書の秋」というテーマで案出し、さらに、これら以外に「 」に当てはまるテーマはないか案出し。
そこで失恋というテーマが思いついたら、「失恋の秋」というテーマで案出し。

こうやってテーマを10個みつければ、『秋』という大きなフォルダーの中に、10個の「テーマ」フォルダーが生まれ、その10個のフォルダーの中に、10個ずつのアイデアが入ります。

 

 名称未設定-3

 

アイデアをなんとなく100個考えるのは大変ですが、このようにフォルダーをどんどん小分けにしていくと簡単に浮かびます。

『秋』にまつわる番組案を100個考えたら、次は「秋以外のテーマでこの時期やる意味があるテーマは?」を考えて、もう100個案出しです。

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Written by hamatani koichi
hamatani koichi

濱谷晃一(はまたに こういち) テレビ東京ドラマ制作部プロデューサー、監督。 制作局バラエティ班として『ピラメキーノ』総合演出、『シロウト名鑑』演出などを担当した他、オリジナルドラマ『好好!キョンシ―ガール』のプロデューサー・脚本・監督も担当。 その後、バラエティ班からドラマ制作部に異動し『俺のダンディズム』『ワーキングデッド』『太鼓持ちの達人』などオリジナル企画を次次実現させ、メディアにも注目されるテレビ東京でも異色のプロデューサー。 ドラマ24「バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~」毎週金曜深夜0時12分 2017年1月13日スタート! テレビ東京系列にて放送開始!(テレビ大阪は毎週月曜深夜0時12分) http://www.tv-tokyo.co.jp/byplayers/

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