第5話 僕の差し入れ道

第5話 僕の差し入れ道


ドラマ現場の心のオアシスとなるのが「差し入れ」です。
過酷な撮影現場に気の利いた差し入れをするのは、プロデューサーの仕事において大切だと思っています。
とくに僕のような影の薄いプロデューサーが撮影現場に顔を出した際に「おっ、濱谷プロデューサー来たんだ!」と爪痕を残すには非常に重要なツールです。

 ということで今回は…

「僕の差し入れ道」です。

皆さまにも、取引先への訪問や、ご近所にお呼ばれした際の手土産に役立てて頂ければ…。

差し入れは、出演者から頂くことも多々あるのですが、最近、特に印象に残っているのは、ドラマ24「ナイトヒーローNAOTO」でLDHのHIRO社長が入れて下さったカフェワゴンです。
コーヒー・紅茶・フラペチーノは飲み放題、クッキーも食べ放題!
そのインパクトは絶大で、休憩中には行列ができるほどでした。

 しかし、僕は、哀しいかなテレビ東京のプロデューサー。
カフェワゴンを差し入れるほどの裁量はありません。
高級な差し入れは喜ばれますが、上を見たらきりがありません。
できるだけお手頃な価格で、でも、撮影現場に喜ばれるものを追究するのがテレ東魂。

そこで、最近僕が辿りついたキーワードは…
「生感」です。

例えば、差し入れの定番と言えばクッキーなどの「焼き菓子」。
日持ちがして便利ですが、なにかインパクトにかけます。
 どういうものが喜ばれるのかを考えたときに、逆に“日持ちしないもの”の方が珍しがってくれて、印象にも残るんじゃないかなと思いました。

「生感」×「お手ごろ感」
この二つの要素を追究した僕の定番お土産がこちらです。

第5位 八天堂の『くりーむパン』

定番中の定番ですが、パン自体もしっとり生感がある上、中身のクリームも生感抜群です。種類豊富で選ぶ喜びもあります。
さらにお値段が210円~とお得!
食いしん坊が多い乃木坂46主演のドラマを担当していた際は多用いたしました。
本社は広島のようですが、品川駅、永田町駅を始め、色々なところに店舗があるので便利です。
八天堂

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Written by hamatani koichi
hamatani koichi

濱谷晃一(はまたに こういち) テレビ東京ドラマ制作部プロデューサー、監督。 制作局バラエティ班として『ピラメキーノ』総合演出、『シロウト名鑑』演出などを担当した他、オリジナルドラマ『好好!キョンシ―ガール』のプロデューサー・脚本・監督も担当。 その後、バラエティ班からドラマ制作部に異動し『俺のダンディズム』『ワーキングデッド』『太鼓持ちの達人』などオリジナル企画を次次実現させ、メディアにも注目されるテレビ東京でも異色のプロデューサー。 ドラマ24「バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~」毎週金曜深夜0時12分 2017年1月13日スタート! テレビ東京系列にて放送開始!(テレビ大阪は毎週月曜深夜0時12分) http://www.tv-tokyo.co.jp/byplayers/

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