ダイエットの季節

ダイエットの季節


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季節ごとの小さな幸せ、家族と楽しむ年中行事。
杉浦さやかさんがスケッチする折々の暮らし。
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妊娠から授乳期の、2年半にわたる禁酒から解放されたあと。
もともとは三度の飯よりビール好きですもの、
ハッと気がつくと、あっという間に6キロほど太ってしまいました。

子どもと一緒に9時前には寝ていて、そうすると夕飯で満腹状態で眠ることになり、それも太った大きな要因。
今まで見たことのない体重計の数値に驚きおののいていたのに、そのうちそれが普通になり、
「だって食べたいの!」と開き直るように。
子どもが3歳を過ぎ、おしゃれする気力が戻ったころには、身体に付いた肉がすっかり馴染み切っておりました。

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入らなくなったパンツは何本もあるし、
大好きな買い物に行っても全然楽しくない。
だって、何を着ても似合わないんだもの!
若い頃はちょっと調整すればすぐに落とせたのに、まったく動かない体重に半ばあきらめていました。
大好きな夏服の季節がきたのに、
体型を隠す服ばかりに手が伸びる……。

そんなときに舞い込んだ、
雑誌のファッション企画の撮影。
秋の私服を4パターンほど、自分で着用してみせるページへの登場依頼でした。
「こんな人生最高体重のときに、とんでもない」と断るところだけど、撮影までは約1ヶ月ある。
絶好のダイエットチャンスじゃないか‼︎ 
ということで、無理やり目標設定。

逃げられない目標を掲げないと、なかなか腰が上がらないもの。
結婚式や同窓会などのパーティー、誕生日などの記念日に向けて、はたまた友達の前で体重計に乗る宣言など、無理やり設定してしまうのも手。

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頑張りすぎると続かないので、
無理のない範囲で取り組みました。
間に友達との飲みも3~4回あったけど、早めの時間に設定してもらったり、野菜中心に食べ過ぎないことを心がけたら、そこまで影響しませんでした。

結果、-3キロを達成。ひと月足らずで痩せるにはよい結果だったと思います。少しだけでも身体が軽くなると調子がよく、今後も続けていきたいところ。

どすこい下半身もたくましい肩も、
「私の個性」と受け入れられる年齢になったけど、
ベスト体重でいたほうがやっぱり心地いい。
夏がおわる前に、堂々とノースリーブが着られるようになりたいなぁ。

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   *次回は8月26日(金)更新予定です。

 

Written by sugiura sayaka
sugiura sayaka

杉浦さやか(すぎうら・さやか)/1971年生まれ。日本大学藝術学部美術学科卒。大学在学中の1993年よりフリーのイラストレーター。 独自のタッチと視点で描くイラストエッセイが人気を博し、街歩き、旅、映画、おしゃれなど様々なテーマで執筆。『週末ジャパンツアー』『上海を歩こう』『はじめてのハワイ』『おたのしみ歳時記』(小社)、『スクラップ帖のつくりかた』(KKベストセラーズ)、『ニュー東京ホリデイ』(祥伝社)、『うれしいおくりもの』(池田書店)、『おやこデート』(白泉社)など著書多数。 Instagram @sayaka_sugiura  Twitter @saa_aya

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