9月 ほてりをしずめて体をうるおす「熱々茹でレタス飯」

9月 ほてりをしずめて体をうるおす「熱々茹でレタス飯」


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いつものごはんにのっけるだけ。
 季節のお悩みに合わせた一膳のごはんレシピ。
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すべての食べ物には効能があります。
いつもの食材を体調や気になる悩みに合わせて摂ることで、様々な不調に働きかけ、少しずつ、確実に、体の中から整えていくことができるのです。

薬膳では、秋は「肺」とかかわりの深い季節。
「肺」は呼吸だけでなく、皮膚や大腸の働きとも関係があります。
そのため、秋の乾燥した空気で「肺」のうるおいが不足すると、から咳や肌のかさつき、乾燥性の便秘などの症状が出やすくなります。

秋の始まりには、今回紹介するレシピで体にこもった余分な熱を取り除きながら、うるおして粘膜を労わりましょう。

 

◆◆◆本日の一膳◆◆◆

9月 ほてりをしずめて体をうるおす
熱々茹でレタス飯

20160907 おくすり飯10
【材料(1膳分)】
ごはん…茶碗1膳
レタス…2枚
しめじ…1/3パック
塩…適宜
Aオイスターソース…小さじ1
 しょうゆ…小さじ1
 ごま油…少々

【作り方】
1.鍋に湯を沸かして塩を入れ、しめじを入れる。再度沸騰したらレタスも入れ、葉に透明感が出るまで茹でて、ザルに上げて水を切る。
2.茶碗にご飯をよそい、1を盛り、混ぜ合わせたAをかける。

【おくすりMEMO】
レタス : 熱を冷ます・巡りをよくする・体をうるおす
しめじ : 熱を冷ます・体をうるおす

レタスは体にこもった熱を冷まして、ほてり、イライラをしずめます。
夏バテ解消やのぼせやすい人にはもちろん、冬の暖房のきいた部屋で顔だけほてるときにもおすすめの食材です。
その他、胃腸の調子を整える、便秘を改善するなどの効果があります。

しめじは体の熱を冷まし、肌荒れ、便秘、貧血を改善します。
消化器官が弱り、食欲がない、体力がないときにも。

まだ夏の暑さが残る9月。
唐辛子やねぎ、生姜など、体を温める発汗作用のある食材を取りすぎると、体内のうるおいを失いやすくなりますので、気をつけてください。

 

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Written by otomo ikumi
otomo ikumi

大友 育美(おおとも・いくみ)/フードコーディネーター・国際中医薬膳師。高知県生まれ。自然食レストランで調理の仕事を経て、現在はフードコーディネーターとしてNHKをはじめとするTV、書籍、雑誌、web、広告などで幅広く活躍中。家にある食材で手早く作れる、体にやさしい料理が好評。国立北京中医薬大学日本校で国際中医薬膳師の資格を取得。著書に『おくすり味噌汁114』『おくすり常備菜』(ともに小社刊)。

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