【著者累計10万部突破!】キャンセル待ち1000人の整体師・永井峻先生による「自律神経を整えるための新しいセルフケア」とは?
自律神経のケアを専門とし、SNS総フォロワー12万人を超える人気整体師・永井峻先生。15年以上の整体歴を持ち、これまで14万人以上を治療・指導してこられました。現在も、整体院「楽ゆる整体」で、日々不調を抱える患者さんと向き合う傍ら、SNSで健康情報を発信されています。
そんな永井先生による新刊『からだめぐる おなかのツボ回し』より一部抜粋・編集し、「おなかのツボを回す」だけで自律神経が整う、今日からはじめられる不調ケアについて、前後編で解説します。
自律神経を整えるカギは、体内を流れる「3つのめぐり」
自律神経の整え方というと、一般的によく言われているのは、「早寝早起き」「有酸素運動」「呼吸法」「腸活」といったものです。ただ、それらを熱心に試しても「どうもスッキリしない」「整ったかどうか実感がない」と悩む人から相談を受けることが、非常に多いのです。
ではなぜ、この悩みは解消されないのか。それは、最も大きな原因である「めぐりの土台」が崩れているからです。
ぼくたちの体の中には、「気・血・水」という3つのめぐりがあり、これらを「めぐりの土台」とぼくは読んでいます。自律神経が整うには、これらに詰まりがないことが必須条件なのです。

(イラスト:こいずみめい)
「気」…元気や気力のもとになるエネルギー。空気や電気も含みます。
「血」…血液のことで、体幹や手足の中心に栄養を届け、体内を掃除します。
「水」…リンパ液などのことで、血液が届かない隅々まで体を潤します。
めぐりが滞ると、自律神経は混乱する
例えば、呼吸が浅くて「気」が滞るような緊張状態だと、イライラしたり、不安が強くなったりします。「血」のめぐりが悪いと、脳への酸素や栄養が不足して、無気力、集中力の低下ということが起こります。「水」のめぐりが悪いと、むくみ、だるさといった症状で体が重くなります。
体にとってめぐりが滞ることは、必死に頑張ることを求められる「負担」でもあり、安心や安全を脅かされる「危機」でもあります。
自律神経は、心拍数や血圧を上げ、筋肉や心臓に血液を集めて運動能力を高める「アクセル役」としての交感神経と、呼吸を遅くして心拍数や血圧を下げ、体が回復するのに向いた状態にしてくれる「ブレーキ役」としての副交感神経の2つからなります。
めぐりが滞った状態では、アクセル(交感神経)が活躍し切れなかったり、ブレーキ(副交感神経)が過剰に使われたりと、自律神経がうまく働けません。
だから、めぐりの土台が崩れている人は自律神経がなかなか整わないのです。
つまり、優先すべきは「気・血・水」のめぐりをよくすること。それが、自律神経を整えて健康になるための秘訣です。
めぐりは「おなか」で滞る
血流をよくするならスクワット、リンパを流すならマッサージなどが、一般的なめぐり改善の方法です。でも、本書でお伝えするハウツーは「おなかのツボ回し」。実は、体の中で一番めぐりが詰まりやすいのは「おなか」なのです。
運動をすれば血流がよくなります。たくさん動かすところは、筋肉のポンプ活動や神経の働きが活性化することもあって、気血水のめぐりは順調になります。
しかし、内臓はどうでしょうか。日常生活で手足を動かす機会は多いですが、内臓やそれらを支える腹筋群に関しては、ほぼ動かす必要がありません。

(イラスト:こいずみめい)
また、パソコンやスマホなどを使うときは、前かがみの体勢になり、背中がつい丸まります。このとき内臓は、押しつぶされている状態になりますよね。
こうなると、ただでさえ動かすことが少ないうえに、圧迫も加わってめぐりが大きく邪魔されます。「おなかへのアプローチ」は、めぐりを根本からよくすることにつながるのです。
ちなみに、おなかには自律神経や脳の回復を促すツボも集中しています。だから、古くから言われているように「腹が決まる」と、思考や感情も安定するのでしょう。
おなかからめぐりをよくすれば、自律神経を最短ルートで整えることができる。そう永井先生は話します。
次回記事「【冷え・コリ・むくみ・イライラに効く】人気整体師・永井峻先生が教える『自律神経が整うおなかのツボ回し』」(10日公開予定)では、めぐりをよくする「おなかのツボ回し」について、具体的なハウツーをご紹介していきます!
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『からだめぐる おなかのツボ回し』
著:永井峻
疲れやすい、体がこる、手足が冷える、むくみが取れない、眠れない、うつっぽい……自律神経の乱れには、《めぐり改善》が効く! 本書で紹介するのは、おなかのツボを押し回して体の中心から「気・血・水の3つのめぐり」を一気に改善する《新しい整体法》。東洋医学に基づいた、めぐりを底上げする食事法から邪気のセルフ浄化法まで、幅広く紹介。
永井峻(ながい・たかし)
楽ゆる整体&スクール代表。「楽ゆる健康ラボ」所長。
1982年、富山県生まれ。横浜国立大学卒業。
26歳で自律神経失調症になり、まともに眠れない半年間を過ごすが、後の師匠の整体で回復。整体師になってからも自律神経を専門とし、その回復の要として、内臓から体質改善をする施術やセルフケア指導に力を入れてきた。その中で、自律神経の回復はあらゆる不調改善に有効なものの、そのためには内臓と「めぐり」のケアが必須の鍵だと実感。それ以来、積み重ねてきた症例が、本書のもとになった。
これまで、スポーツ選手、医師などの専門家を含め、約14万件の施術、指導を実施。予約が1年先まで埋まり、キャンセル待ちが1000人を超えたため、自宅でできるセルフ整体の開発に注力している。「早い、かんたん、なのに効く!」をモットーとする楽ゆる式メソッドは「誰でもすぐ効果が出る!」と好評。
著書に『カチコチ体が10秒でみるみるやわらかくなるストレッチ』(高橋書店)、『体の衰えを一括で清算できるすごい方法』(Gakken)などがある。
ブログ https://www.rakuyuru.jp
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