【はじめに公開!】14万人の患者さんが教えてくれた「自律神経とめぐり」の関係
疲れや冷え、不眠、そして理由のない落ち込み……。40代以降を襲う自律神経の不調に、「もう年齢のせいだから」とあきらめていませんか? これまで、14万人以上を治療・指導してこられた整体師・永井峻先生は、それらの不調の正体は「気(き)・血(けつ)・水(すい)」という3つのめぐりの滞りにあると説きます。
どんなに休んでも疲れが取れないのは、体の中心である「おなか」で3つのめぐりが滞っているからかもしれません。自律神経ケアの常識を変える書籍『からだめぐる おなかのツボ回し』より、メソッドの核心に触れた「はじめに」を特別公開します。
はじめまして。整体師の永井峻と申します。自律神経のバランスを調えるケアを専門に、東京で『楽ゆる整体』という治療院を運営しています。毎日、たくさんの方の体を診させていただいていますが、その多くが「治し方がわからない不調」を抱えています。そんな人のために、この本を書きました。
それはなぜか。実は、ぼく自身も、治し方がわからない不調に悩んだ時期があったからです。ひどく疲れる、それなのに眠れない、頭が痛い、常に不安、集中できない……。
でも、治し方が、わからない。
いくつも病院に行きましたが、言われることは決まっています。
「自律神経失調症ですね」
「これはメンタルの問題ですね」
「できるだけストレスを溜めないように生活してください」
ときには、神経系に作用する強めの薬をとりあえず勧められることもありました。
それらはぼくにとって、解決策どころか、改善策でさえありませんでした。

(イメージ:写真AC)
「はい、わかりました!」と言って、ストレスがなくなるほど仕事や生活を抜本的に変えられる人が、どれぐらいいるのでしょうか。
きっと、ぼくと似た葛藤を経験した人も、めずらしくないでしょう。そんな人にこそ、この本を届けたい。
「ストレスがない生活」が体に良いことは、痛いほどわかるし、正しい。
ただそれは、目標ではあっても、具体的な改善策ではありません。
「すべて思い通りに、ストレスフリーの生活」の実現はできないなかで、どうやって、日常に当たり前に存在するストレスを、大きくカットできるのか。
長年見つからなかったその答えを手に入れたとき、ぼくの自律神経失調症は、ようやく治り始めたのです。
それは、体の外側にあるストレスではなく、体の内側にあるストレスを解消していくことでした。
「外側のストレス」は、自力では減らし切れません。
人間関係も、仕事や家事の負担も、家のまわりの緑(自然)の足りなさも、空気の汚れも、気温や気圧の極端な変化も、高過ぎる湿度も、経済の先行きが暗いことも、変えることは難しい。
でも、自分の「内側のストレス」だったら、いくらでも変えていけるのです。
では内側のストレスの代表的なものは、何なのか?
それこそが、本書のテーマ、「めぐりが悪いこと」によって起こるさまざまな不調です。くわしくは本編でお伝えしますが、ぼくがお伝えしたい「めぐり」は3つ。気と、血と、水のめぐり……つまり体の中の循環のことです。

(イメージ:イラストAC)
これらのめぐりが良くないと、どうなるか。ぼくたちの生活に置き換えて、想像してみてください。
気のめぐり不足は「空気や電気が足りない」酸欠や停電のような状態。
血のめぐり不足は「食べ物が足りない」ような状態。
水のめぐり不足は「飲み物が足りない」ような状態。
これでは、まともに生活はできませんよね?
それどころか命の危険がある異常事態なわけですから、ものすごいストレスであり、否応なく体は緊張状態となり、交感神経ばかりが優位になって自律神経のバランスが崩れます。
すると、筋肉は硬くなり、呼吸が浅くなり、免疫力が落ち、睡眠が浅くなり、メンタルは安定を失い、疲れが抜けなくなり、体が弱っていきます。
これが「内側のストレス」であり、自律神経への大きな負担となります。そのダメージは、外側のストレスよりはるかに強く、直接的です。
ただし、都合がよいことに、内側のストレスのほうが、変えやすいのです。
これは大きな希望だと思います。
実はこの内側のストレスである「めぐり」を悪化させる最大の原因こそが、内臓(おなか)の疲れや不調です。
実際、ぼくの自律神経失調症が改善したきっかけになったのは「胃腸のケア」でした。他の何をしても、強い薬を試してさえも、効かなかったのに。
そんな経験もあり、ぼくは自律神経のバランスを調えるケアと内臓のケアを得意とする整体法で、2010年に独立しました。

(イメージ:写真AC)
それから15年……約14万人の患者さんの不調とその回復のプロセスを診てきました。
その中で改めて痛感したのは、やはり「めぐり」の重要性です。
何が、あなたの「めぐり」を止めているのか。
これが本当に大切な、回復への鍵となる問いです。
不調が10個あろうと20個あろうと、それらを根っこから改善していくあなた専用の体質改善法。
この本は、その鍵をあなた自身が見つけて、自分で開けられるところまでをサポートするつくりになっています。
頭から順に読んでいただくと、最新の整体の知識や知恵、可能性を楽しんでもらえると思います。
ぜひ、第3章の「内臓のエラーマップ」は、忘れずにチェックしてください。あなた自身の回復の鍵が見つかるヒントがあるはず。
めぐりが良くなれば、そのメリットは、健康面だけではありません。
長く苦しんでいた不調が改善する可能性が高いだけでなく、何より、疲れにくくなり、集中力が高まり、心が軽く、快適に動けるようになります。
生活の楽しさや豊かさが、全く違ったものになります。
実際、私のところに来る患者さんたちも、子どものような笑顔に若返っていきます。できるだけ多くの読者さんが、そんなうれしい体験をされることを、心から願っています。
ぜひこの本で、あなた自身の回復の鍵を見つけてください。
永井峻
そんな永井先生による新刊『からだめぐる おなかのツボ回し』より、「おなかのツボを回す」だけで自律神経が整う、不調ケアについて解説した記事はこちら。
(前編)
【著者累計10万部突破!】キャンセル待ち1000人の整体師・永井峻先生による「自律神経を整えるための新しいセルフケア」とは?
(後編)
【冷え・コリ・むくみ・イライラに効く】人気整体師・永井峻先生が教える『自律神経が整うおなかのツボ回し』
\好評発売中!/
『からだめぐる おなかのツボ回し』
著:永井峻
疲れやすい、体がこる、手足が冷える、むくみが取れない、眠れない、うつっぽい……自律神経の乱れには、《めぐり改善》が効く! 本書で紹介するのは、おなかのツボを押し回して体の中心から「気・血・水の3つのめぐり」を一気に改善する《新しい整体法》。東洋医学に基づいた、めぐりを底上げする食事法から邪気のセルフ浄化法まで、幅広く紹介。
永井峻(ながい・たかし)
楽ゆる整体&スクール代表。「楽ゆる健康ラボ」所長。
1982年、富山県生まれ。横浜国立大学卒業。
26歳で自律神経失調症になり、まともに眠れない半年間を過ごすが、後の師匠の整体で回復。整体師になってからも自律神経を専門とし、その回復の要として、内臓から体質改善をする施術やセルフケア指導に力を入れてきた。その中で、自律神経の回復はあらゆる不調改善に有効なものの、そのためには内臓と「めぐり」のケアが必須の鍵だと実感。それ以来、積み重ねてきた症例が、本書のもとになった。
これまで、スポーツ選手、医師などの専門家を含め、約14万件の施術、指導を実施。予約が1年先まで埋まり、キャンセル待ちが1000人を超えたため、自宅でできるセルフ整体の開発に注力している。「早い、かんたん、なのに効く!」をモットーとする楽ゆる式メソッドは「誰でもすぐ効果が出る!」と好評。
著書に『カチコチ体が10秒でみるみるやわらかくなるストレッチ』(高橋書店)、『体の衰えを一括で清算できるすごい方法』(Gakken)などがある。
ブログ https://www.rakuyuru.jp
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