王道であり軽やかな味わいの洋食 白金【marronnier(マロニエ)】
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月一で通っている行きつけのお店、ハレの日のとっておきのお店、
ちょっとニッチで穴場的なお店……。
食いしん坊のファッションライター・arikoさんがつづる
新しい偏愛レストランガイド。
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ランチに付いてきたサラダを何気なくひと口食べて、そのおいしさにびっくり度肝を抜かれた。
シャキシャキの葉野菜とグリーンアスパラやカリフラワー、最後にあしらわれたさつまいもチップスのカリカリ感……、食感の異なる季節の野菜たちをまとめるほんのり甘酸っぱい自家製のトマトドレッシングがなんとも味わい深い。これ、ボトルに入れて売ってくれませんか。

前菜代わりのサラダからしてレベルが高いのだから、それに続く料理のおいしさは言わずもがな。白金の北里大学病院のバス通りから少し入った路地に隠れるようにある洋食レストラン「marronnier(マロニエ)」は昨年の6月にオープンしたばかりなのに、もうすでに名店の雰囲気が漂う。

老舗の洋食店で修行を終えた後、フレンチの名店でも研鑽を重ね、オープンしたという若きシェフの作るマロニエ流洋食は王道を極めつつ、どこか軽やかで今の気分にしっくり寄り添ってくれる。
洋食の要であるドミグラスソースも味わい深いのに、食べ疲れることがない。フレンチレストランのような小粋な前菜でワインを楽しみ、舌を焼くような熱々のオニオングラタンにホッと癒される。

メインにはじっくり煮込んだビーフシチューやカリッと揚げられたコロモとまろやかなベシャメルソースのコントラストも鮮やかなカニクリームコロッケを。


締めにはシェフの地元である栃木の磨宝卵を使ったオムライスも。お腹がいっぱいのはずなのにペロリと食べられてしまうから恐ろしい……。濃厚卵のカスタードプリンや季節のフルーツをあしらったパフェなどデザートも充実。


昼夜どちらもおすすめだが、王道メニューはディナータイムで楽しみたい。日替わりメニューが並ぶランチタイムでも人気のオムライスはオーダー可能だ。
DATA
洋食レストラン marronnier (マロニエ)
住所 〒108-0072 東京都港区白金5-6-2 2F-B
営業時間 11:30~14:00(L.O. 13:30)/17:00~23:00(L.O. 21:00)
※木曜はディナー(17:00~23:00)のみ
電話番号 03-6450-2606
定休日 水曜・木曜ランチタイム
Instagram @marronnier_shirokane
HP https://www.marronnier2025.com/
*次回は1月30日更新予定です。
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