【stand.fm『スタメンっ!!!』連載⑥ビューティフルトーキョーマンズ】「吉本でずっと漫才やりたい」コンビを組んだふたりが描く未来図とは
音声配信プラットフォームstand.fmにて、1月12日から吉本興業の若手芸人7組による新番組『スタメンっ!!!』がスタートした。月曜から日曜まで、ネクストブレイクが期待される芸人が曜日ごとにパーソナリティを担当、個性あふれる番組を発信していく。リレー形式で繋いでいく7組の連載、第6回目はビューティフルトーキョーマンズ。昨年8月にコンビを組み、精力的に活動を続けるふたりに話を聞いた。
取材・文/絹村千紗

――まず、『スタメンっ!!!』の話を聞いた時、どう思われましたか?
鈴木バイダン(以下鈴木)「勢いのある感じが出せるなと思いました。僕達、組んでまだ4カ月くらいなので」
笹本はやて(以下笹本)「アツいですよね。吉本に好かれてるぞっていう雰囲気が出せるし」
鈴木「正直、東京組で言うとダントツで芸歴が上なので。『絶対に入れて下さい』って言いました」
――おふたりのYouTubeラジオ(『ビューティフルトーキョーマンズのグレイトフルディステニー』)では音質の心配をされていましたが、『スタメンっ!!!』ではその心配はなくなるかと思います。
笹本「ありがたいね。でも、ちゃんとした環境ってなると、俺が面白くなくなる可能性はある」
鈴木「それは調節してくれよ(笑)。普通、ラジオだと向かい合わせが多いと思うんですけど、YouTubeは笹本の希望で横並びなんですよ」
笹本「向かい合わせだとめっちゃ喋る雰囲気あるじゃないですか。横だとおしゃべりの延長でやれるんで、横並びがいいんですよね」
鈴木「レギュラーだし、ちゃんと向かい合わせでやったほうがいいんじゃない?」
笹本「でもみんな耳で聴くもんね。俺らが対面だろうが横だろうが関係ないよ。こっちがやりたいようにやろう」
鈴木「かなり不思議な状況だけど、まぁブース次第だね」
笹本「ブース行って、緊張感があったら横並びにします。いかにもラジオ録りますって状況だと、面白いことが言えなくなるから。でもやっぱり…今、他のみんなのサムネイルを見た時にさ、俺達だけ異常に本気だよね」
鈴木「そうだよ。ちゃんと番組名の『ゴールデンガチスイミング』を意識した写真だから」
笹本「みんな衣裳でさ、大王なんて宣材写真を加工しただけじゃん。ひどいよな。俺らだけちゃんと着替えてやってるんだもん」
鈴木「力の入れ方が最後のチャンスだよ」
笹本「“ここで絶対に売れる!”っていう撮り方してる」
鈴木「これはちょっと恥ずかしいですね」
――毎週金曜日更新、番組名は『ビューティフルトーキョーマンズのゴールデンガチスイミング』です。番組名はどうやって決めましたか?
鈴木「実はコンビ名を決める段階で、“ガチスイミング”という候補があったんですよ。これは笹本が令和ロマンの(髙比良)くるまに電話して聞いた時に『スポーツ入ってる名前いいですけどね。ガチスイミングとかどうですか』って言われて。最終候補ぐらいまで残ってたよね」
笹本「そうそう、俺が水泳をやってたからってことで、コンビ名として“ガチスイミング”と“ファイナルスイミング”をもらって。で、せっかくだから番組名に“ガチスイミング”を使うかってなって。やっぱりくるまっていうのはね、かなりデカいんで」
鈴木「情けなっ(笑)。くるまに命名されたのがデカいってこと? くるまもラジオの番組名に使われるとは思ってないだろ。コンビ名として出したんだから」
笹本「くるまも移動の片手間で言ってたから真剣に考えたわけじゃないと思うけど、あいつの口から出た言葉はもらいたい。『これ、くるまがつけてくれました』って言えるから」
鈴木「金曜更新なんで、“ガチスイミング”に“金”を意味する“ゴールデン”をつけて『ゴールデンガチスイミング』になりました」

――なるほど。ちなみにビューティフルトーキョーマンズというコンビ名はおふたりで考えたんですか?
鈴木「とにかく笹本にいろいろ単語出してもらって、それぞれ別個で出たんですよね。それを組み合わせました」
笹本「“マンズ”はバイダンが入れたくて、“トーキョー”は僕が入れたかったんです。最初は“乗り物東京”っていうコンビ名が出て。それがなんでいいかって言ったら、母音だけ取ったら“吉本興業”と一緒になるんですよ。“吉本興業”と“乗り物東京”」
鈴木「それの何がいいんだよ」
笹本「吉本興業にいたいから、どうしても入れたくて。アメイジングトーキョーマンズとかもありましたね。最終的には画数診断をして」
鈴木「むちゃくちゃいいんでしょ、この画数は」
笹本「企業名の画数診断をやったら、その業界の帝王になれるっていう画数で。帝王ってめっちゃいいなと思って決めました。ちょっと長いですけど、たくさんの人に覚えてもらいたいですね」
――お話を『スタメンっ!!!』に戻します。『ゴールデンガチスイミング』はどんな内容になりそうですか?
鈴木「ひとつめは恋バナです。やっぱり僕達、恋バナで仲よくなったふたりなんで。昔は合コンもしょっちゅうしてて、今は恋愛リアリティショーがふたりとも好きで」
笹本「“恋リア”っていうLINEグループがありますもん。マリーマリーの海老原(えびちゃん)と俺と、バイダン3人のグループ。そこで見たかどうか確認し合うみたいな」
鈴木「今日も会ってすぐ『ラヴ上等』の話したよね。あと、あるある系のコーナーもある」
笹本「自分だけのあるあるを発表してもらうっていう。僕でいうと、道を歩いてて、色の違うタイルが点在してるところがあるじゃないですか。そういう場所を通る時、無意識に手をヘビみたいにして色の部分を避けるってやつをやるんですよ。これ、人に言われて気づいたんですけど。バイダンはなんだっけ?」
笹本「靴下を履く時、1回足の指の間に靴下を通してから履くんですよ。指と指の間で靴下をキュッキュってさするというか。やるようになったきっかけとかはわかんないんですけど」
笹本「そういう自分だけのあるあるを持ってたら、教えてほしいなって」
鈴木「メンバーシップのコーナーも3つくらいあって。いろいろ用意しました。僕らの初レギュラーなんでね」
――ちなみにYouTubeラジオは継続ですか?
鈴木「今のところ継続です。あっちはフリートークなんで」
笹本「YouTubeとは違って、『ゴールデンガチスイミング』は僕らのことを好きな人が聴きに来てくれる場所だと思ってるので、そこを手厚く。でも、始まってみないとわかんないですね。途中で方向性を変えるかもしれないし。そこは聴く人の温度で変えていきます。基本的にはどんな人にでも聴いてもらいたいので」
――おふたりのYouTubeラジオを聴いていて、フリートークで1時間やってらっしゃるのがすごいなと思いました。
笹本「いい回聴いてくれたんじゃないですか? 俺、2日酔いで臨んだ回とか何喋ったかわからないですよ」
鈴木「最悪だな(笑)。でも、特に決めずに喋ってるよね。僕は1週間であったことだけ頭に入れておいて、喋って振って、笹本が喋ってくれたらラッキーぐらいの感覚かな」
笹本「たしかに。バイダンが先導して喋ってくれてる」
――ラジオでラリーをしない方って、意外とすごく多いんですよね。
鈴木「お互いがエピソードトークを喋り合うってことですよね。まぁそれは好みだから。僕達は普通にふたりで雑談してるのが楽しいんですよね」
笹本「あとは、本当にコンビ組みたてで楽しいんですよ(笑)。多分10年経ったら、エピソードトーク合戦になる」
鈴木「しかも間に作家がいて、作家にエピソードを喋るみたいな」
笹本「コンビってそうなってくるもんね、同級生コンビ以外は。今は特に決めずに喋ってます。言ってもずっと仲よくて、芸歴はバイダンが1年先輩ですけど年齢は同級生。僕が1年目の時からバイダンは面白いって言ってくれてたんです。10年ぐらいの付き合いなんで、幼馴染とコンビ組んでるのに近いかもしれないです、感覚としては」

――まだ組んで間もないと思いますが、コンビとして目標はありますか?
笹本「TikTokとかでカスみたいな動画上げる人もいるじゃないですか」
鈴木「はい? 目標聞かれてるんだよ、今」
笹本「子供に好かれるような動画を上げてめっちゃハネるのと、そんなんしないで月20万円をもらい続ける人生だったら、僕は後者を選びますね」
鈴木「は? TikTokを攻撃する必要なかったじゃん。お金の額より、稼ぎ方にプライドを持ちたいってことでしょ? やりたいことをやって月20万と、やりたくないことをやって月100万だったら、やりたいことをやろうっていうか」
笹本「そう。でも、人に呼ばれたら嬉しいの。インフルエンサーに『一緒にTikTok撮ってくれませんか?』って言われたら嬉しいし、一緒に踊りたい。雑誌でかっこいい写真撮ってもらって『メロい』って言われたい」
鈴木「やりたいんじゃねぇかよ。あとはやっぱり漫才ですね」
笹本「真面目に言うと、一番はそれですね。コンビ組んだ理由でもありますし。吉本でずっと漫才やりたいから」
鈴木「ネタやらないなら、多分コンビ組んでなかったんで。特に笹本なんて、もしかしたらお客さんの前に戻ってこなかった可能性もあったから」
笹本「本当にそうです。コンビ結成は僕から声をかけたんですけど」
鈴木「口説かれて、いっぱい悩んで。先輩とかに間に入ってもらって、そうか、うだうだ相手探してる年じゃないか、ここらで手を打っとくかって。面白いことも知ってるから、組む上で心配事もなかったんで。ネタだけどういうことをやるんだろうって不安でしたけど、そこはいろんな人に力を借りたらどうにかなるだろう、と思ってましたね」
――コンビを組んで4カ月、今のところどうですか?
鈴木「どう?」
笹本「まだそんぐらいしか経ってなんだってぐらい、いっぱい出てる感じしない?」
鈴木「やっぱりライブに呼んでもらえてるんで。これがいつまで続くかだよね。『スタメンっ!!!』で言えば、僕らだけ劇場メンバーじゃないんです。早々にあがらないといけないなとは思いますね」
笹本「今、オーディションライブに出ているので。ずっと『M-1』中というか、全力でダッシュし続けているような感覚ですね」
鈴木「リアルなところでいうと、本当は2025年中に劇場にあがりたかったんですよ。でも(劇場入りを決める『グランドバトルEAST』の)同じ部に、めぞん、ドンデコルテ、エバースっていう『M-1』ファイナリスト達がいて。さすがにこれであがるぞ! って言えるほど若い芸歴じゃないので。だから今年度中ですね。結成して勢いのある今年の春までにあがっておきたい。そこで無理だと、かなり時間がかかるんだろうなとは思ってます」
笹本「早くあがって、気楽に面白いこと言いたいよな」
――では、ここからは前回取材させていただいた大王さんからの質問です。まずは山内さんからバイダンさんへ「劇場メンバーに入る作戦はありますか?」。
鈴木「え!? そんなわけなくない?」
笹本「マジで聞くことなかったんじゃない(笑)?」
鈴木「そういうことだね。…答えません!」
笹本「あるの? 作戦」
鈴木「いや、ないですよ。本当にそこは、一生懸命あがりたい気持ちでやるだけです」
――そして、ポットさんから笹本さんへの質問です。「もう本当にやってないんですか?」。
鈴木「こっちだ、本当の質問は。どうなんですか?」
笹本「やってないだろ! 俺、誓約書書いてるんだから」
鈴木「ギャンブル、全部やめたよね」
笹本「やめました。単純にお金もないですしね」

――次はイノシカチョウさんなので、リレー形式でイノシカチョウさんへの質問を考えていただきたいです。
鈴木「気になること、ある?」
笹本「関本さんの髪型。昔大阪でごはんに行った時は黒髪だったのに今は金髪じゃん。理由が気になるけど、多分いっぱい聞かれてるんだろうなぁ。あ、誰が一番モテるんだろう?」
鈴木「いいじゃん、それ気になる」
笹本「わからなくない? まっすぐ関本さんの顔がかっこいいからって可能性もあるし、意外と純吉さんの可能性もあるし、ムギさんが喋ったらいい感じの可能性もあるし」
鈴木「リアルに聞きたいね」
笹本「メディア向けのやつじゃなくてね。笑いとかじゃなく、事実を知りたいです」
【ビューティフルトーキョーマンズからイノシカチョウへ質問】リアルに誰が一番モテますか?
――最後に、おふたりの『スタメンっ!!!』チャートをつくっていただきたいです。
鈴木「テンポいいんじゃない?」
笹本「テンポと声質はどっちもいい。MAXでいいよ」
鈴木「コーナーは?」
笹本「わかんないから3」
鈴木「ギャンブルとか入れておく?」
笹本「ダメダメ。怒ってくる人いるから」
鈴木「声量いいんじゃない?」
笹本「いいね、MAXだよ」
鈴木「あとは?」
笹本「売れたそうすぎる感にしよう。ちょっとMAX超えで」

●プロフィール
ビューティフルトーキョーマンズ
鈴木バイダン(1991年12月2日生まれ、東京都出身)と笹本はやて(1991年7月4日生まれ、金沢駅出身)のコンビ。2025年8月30日結成。2月6日に第3回単独ライブ『ヴァイオレットジャポン』、『ビューティフルトークマンズ』を渋谷・ばぐちかで開催する。
●番組紹介
stand.fm『ビューティフルトーキョーマンズのゴールデンガチスイミング』
1月16日スタート 毎週金曜夜10時更新
番組URL:https://stand.fm/channels/6929aeea8ddb67b3964bc0b9
番組公式X:https://x.com/btm_ggs
番組公式TikTok:https://www.tiktok.com/@btm_ggs








