正月明けの「便秘・下痢」改善! 体質別・自律神経セルフケアをご紹介【食欲不振、腹痛、下痢が続く…】
年末・年始の楽しいイベントが一段落する正月明けのこの時期は、年末からの暴飲暴食により便秘や下痢が続くなど、お腹の調子を崩している人も多い頃ではないでしょうか。せっかくの新しい年のはじまりですから、しっかりとお腹の不快症状を改善し、元気にスタートダッシュしていきましょう。

(イメージ:写真AC)
ここでは、鍼灸・あん摩マッサージ指圧師として訪問治療をしながら、書籍やテレビ、SNSなどを通じて自律神経の整え方やツボの取り方、不調との向き合い方を発信している、TC鍼灸マッサージ院院長・森田遼介先生に、なかでも“40〜50代の女性”の不調を改善するヒントを、体質・症状別に教えていただきます。
それでは、ご自分の体質にぴったりと合うセルフケアを見つけ、この時期特有の不調を体質別に改善していきましょう!
【※この連載では、東洋医学の観点から体質を「気虚」「血虚」「気滞」「瘀血」「陰虚」「水滞」の6つのタイプに分けてご紹介しています。まずは第1回でご自分の体質をチェックしてみてください】
万能ツボ「合谷」で消化器系の働きを整える!
更年期には、女性ホルモン「エストロゲン」の減少により自律神経が乱れ、腸の働きが不安定になりやすくなります。なかには便秘と下痢を繰り返す人もいます。このような腸トラブルを和らげるツボが」「合谷(ごうこく)」です。
合谷は「万能ツボ」とも呼ばれるほど、幅広い不調に作用するツボです。特に、自律神経の調整や消化器系の働きを整える効果が期待できます。指圧やお灸を3~5回、呼吸をゆっくりとしながら行いましょう。

(イラスト/関根庸子(Cc:荒井敬)『更年期と自律神経をととのえる本』より)
そして、朝に軽いストレッチや散歩をすると、腸内の血流改善に効果的です。ストレッチは、下半身を中心に行ってみてください。ふくらはぎ(腓腹筋/ひふくきん)や太ももの前(大腿四頭筋/だいたいしとうきん)、股割りの姿勢で内もも(内転筋/ないていきん)を伸ばすのもおすすめです。
力士が四股(しこ)を踏むように、「股割り内ももストレッチ」をやってみましょう。

(イラスト/pum 『更年期と自律神経をととのえる本』より)
❶ 両足を大きく開いて膝を曲げ、手を膝の周辺に置く。
❷ 肩を片方ずつ内側に入れて上体をひねり、顔は横へ向ける。手で太ももの内側を外に押しながら、腰を気持ちが良いところまでさらに落とす。
❸ この状態を10 秒間キープし、左右3回ずつ行う。
また、更年期世代はお腹のインナーマッスルが低下しやすくなります。胃腸などの内臓を底で支える骨盤底筋などが弱くなると、胃腸の位置が落ちて働きが低下し、便秘や下痢の頻度が高くなる人も。そこで、体幹トレーニングの基本である腹式呼吸を習慣にしてみましょう。
まずは4秒かけて鼻から息を吸いながらお腹を膨らませます。今度は8秒かけて口から息を吐きながらお腹をへこませます。これを朝夜10回ずつ行えると理想的です。
それでは、この時期に出やすい症状に、うってつけのセルフケアをまとめてみましょう。
まとめ:必須セルフケア
1.合谷のツボを押す
2.朝の軽いストレッチや散歩を行う
3.腹式呼吸を朝10回、夜10回行う
「便秘」の不調が出やすい「体質」とその改善法
次に、特に便秘の不調を感じやすい「体質と対策」をランキング形式でご紹介します。ご自身の体質に合ったセルフケアを見つけてください。
第1位:気虚タイプ

【体質と対策】
気が不足し、陽の力が弱いため、便が細く出し切れないと感じます。
納豆や味噌、ヨーグルトなど、発酵食品を食べるように心がけましょう。胃腸が疲れていると栄養が吸収できないため、鍼灸の施術もおすすめです。

(イメージ:写真AC)
第2位:血虚タイプ

【体質と対策】
血(けつ)が足りず腸が乾燥してカチカチになり、便秘を起こします。コロコロ便(兎糞便) になりやすいタイプです。
このタイプは、セルフケアの一環としてリラックスタイム(陰)の確保を心がけてみてください。仕事の合間に10分でもボーッとするリラックスタイムを設けたり、陰の時間帯である夕方以降はゆったりと過ごしたり、陰血を増やす睡眠時間をしっかりと確保するよう心がけましょう。
ストレスの蓄積から交感神経が優位になると、腸の動きが活発になりやすく、便が硬くなり出にくくなってしまいます。
「下痢」の不調が出やすい「体質」とその改善法
次に、特に下痢の不調を感じやすい「体質と対策」をランキング形式でご紹介します。ご自身の体質に合ったセルフケアを見つけてください。
第1位:気虚タイプ

【体質と対策】
気の不足から胃腸の消化吸収能力が弱まり、水っぽい便になりやすいタイプです。
温かいスープや味噌汁、お粥を食べるようにしましょう。お腹が冷えやすく食後すぐにお腹を下しやすいため、腹巻きでお腹を温めるのもおすすめです。

(イメージ:写真AC)
第2位:水滞タイプ

【体質と対策】
水分代謝が悪く腸に冷えが溜まり、ゆるい便になりやすいタイプです。朝に下痢をしやすいでしょう。
このタイプは、アンクルウォーマーで足首を温めながらウォーキングをしましょう。ウォーキングをする際は、肘を引くことを意識してみてください。

(イメージ:写真AC)
腕を一生懸命振ろうと、拳を前に突き出す人がよくいますが、運動学的には肩甲骨から腕を引くことで自然と腕が前に出ます。すると背筋が伸びて呼吸量も向上し、全身のめぐりが向上するのです。
胃腸を整えるために有効なツボ「合谷」は、ご紹介した通り、頭痛、肩こり、眼精疲労、歯痛、ストレス緩和、美容効果まで幅広い効果のある、まさに万能ツボ——。「合谷」とあわせて自分の体質に合ったぴったりのセルフケアを見つけ、今年も一年、健やかに過ごしていきましょう。
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