【猫の日に読みたい本】「余命宣告」を受けた愛猫のリアルな“闘病・看取り”本で、猫との絆を深める


2026年に入ってすぐ、「“猫の腎臓病新薬”が早ければ年内にも実用化へ」という嬉しいニュースが飛び込んできました。愛猫家の皆さんならご存じかと思いますが、腎臓系の病気は「猫の死因1位」。この新薬が実用化されたら、たくさんの猫の命が救われることになるでしょう。

さて、今週は「猫の日に読みたい本」と題して“選りすぐりの猫本”をお届けしています。第1回『はじける雑感。』(カマノレイコ著)につづいて特集を飾るのは、そのドラマティックなストーリーがテレビでも話題、多くの猫本を出版している“猫マスター”で作曲家の響介さんによる、愛猫・ポポロンとの奇跡の闘病記『愛猫が余命20日と宣告されました』です。


うちの子が余命宣告を受けたら…どうする?

もしも明日、うちの子が余命宣告を受けたら……? 

動物と暮らす全ての人に届けたい、闘病、看取りの全てが詰まった『愛猫が余命20日と宣告されました』は、響介さんが闘病中に記録として綴ってきたブログの内容を主軸とし「僕たちが過ごしてきた、闘ってきた日々が誰かの救いになることを願って」書籍化された一冊です。

ポポロンが宣告されたのは、リンパ腫。基本的に完治することはなく“いかに寛解させるか”が治療の軸となる病気です。

「診断された瞬間にリンパ腫について調べまくりましたが、数日分にまとまってしまっているものや簡単な闘病日記くらいしか見つかりませんでした。だから、どのくらい大変で、何があったのか、あまりわからなかった。

そこで、一応SNSトータル20万人くらいの方にフォローいただいてる僕が、リンパ腫の治療について発信すれば、きっと多くの人に届くはず。そうなればきっと救われる、助かる子が、少しでも増えるのではないか? そして飼い主さんの辛い心を少しでも支えてあげられるのでは? と考えました。

放射線治療、化学療法(抗がん剤治療)、手術、一体どれを選択し、どれが最適解で、完治はあるのか? 生存期間はどの程度延ばせるのか? 家での生活はどうなる? 入院するのか? ご飯は? 薬は? 他に何か飼い主がやることは? 治療費は?

ここから全てを、事細かに書いていきます」

絶望の診断を受けた響介さんによるリアルな闘病・看取りの記録が、ここからスタートしました——。

 

これが「我が家の、僕の、最高の幸せ自慢の本」

響介さんとポポロン(愛称ポーチー)との闘病は数ヶ月に及ぶ、壮絶なものでした。その全記録はぜひ本をお読みいただくとして、記録を書籍化する際に、響介さんが綴った「まえがき」より、愛猫家の皆さんへのメッセージをお届けしましょう。

「愛猫が余命宣告された時は、この世の終わりのように感じました。絶望した。苦しんだ。葛藤した。間違いなく人生で一番辛い時間だった。悔しくて悔しくて、食いしばりで歯が割れた。葛藤して辛くて苛立ちから拳を握りすぎて手から血が出た。

闘病の数ヶ月を経て、『愛猫が亡くなることが幸せ』だなんてもちろん口が裂けても言わない。でもきっと、過ごし方や考え方一つ、二つ、ほんの少し角度を変えるだけで、自分が、愛猫が、家族が、過ごせる時間をもっと大切に、幸せにできる。この本で、そんな大切な時間のためのヒントが見つかったら嬉しい。

闘病中の子がいるお家の方も、そうでないお家の方も、動物と暮らす方も、そうでない方も、この本を読んだ後、必ず我が子を、家族を、大事な人を、抱きしめているはずです。あなたの大切な家族との大切な時間が、より、幸せな時間になりますように。

ネタバレします。悲しい話じゃない。
我が家の、僕の、最高の幸せ自慢の本です。」

あなたの愛猫がもし余命宣告を受けたら……。そのとき、愛猫を救うための「知識」と「心構え」が、本書『愛猫が余命20日と宣告されました』にあります。医療監修は、猫専門の獣医師・服部幸先生です。

本書を読むことで「もしも」に備えるとともに、ぜひ、愛猫との絆を深めるよい機会にしてみませんか——?

書籍の試し読みはこちら
【試し読み】その時は突然にやってくる『愛猫が余命20日と宣告されました』(1)

\好評発売中!/
愛猫が余命20日と宣告されました
著:響介 監修:服部幸

\響介家のマンガも発売中!/
借金1000万作曲家の人生を変えてくれた猫の話
原作:響介
漫画:ちとせ

響介(きょうすけ)
本業:猫マスター
副業:作編曲家、サウンドプロデューサー、ギタリスト、音楽大学非常勤講師
保有資格:【猫健康管理士】【猫疾病予防管理士】【猫のシニア生活健康アドバイザー】

猫と追いかけっこがしたくてマンション購入。猫ともっと本気で追いかけっこしたいがために注文住宅を建築。曲の締切、猫のご飯の締切、住宅ローン(残り30年)に日々追われながら猫たちとのおにごっこの必勝法を模索する日々を過ごす。おにごっこで勝つために次は山か島を買うらしい。著書に『借金1000万作曲家の人生を変えてくれた猫の話』(ワニブックス)、『猫を飼うのをすすめない11の理由』(サンマーク出版)、『下僕の恩返し』(ビジネス社)がある。

ブログ「リュックと愉快な仲間たち」 https://rikkusora.com/rikku/
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監修
服部幸(はっとり ゆき)

獣医師。東京猫医療センター院長。JSFM(ねこ医学会)副会長。
1979年愛知県生まれ。北里大学獣医学部卒業。動物病院勤務後、2005年より都内の猫専門病院の院長を務める。12年に「東京猫医療センター」を開院し、14年には国際猫医学会からアジアで2件目となる「キャット・フレンドリー・クリニック」のゴールドレベルに認定される。23年JSFM(ねこ医学会)副会長に就任。20年以上にわたり、猫の専門医療に携わっている。
著書に『もっと! ネコにウケる』(ワニブックス)、『猫が食べると危ない食品・植物・家の中の物図鑑』(ねこねっこ)、『イラストでわかる! ネコ学大図鑑』(宝島社)、『猫とわたしの終活手帳』(トランスワールドジャパン)など多数。