秋を見つけに

秋を見つけに


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季節ごとの小さな幸せ、家族と楽しむ年中行事。
杉浦さやかさんがスケッチする折々の暮らし。
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すっかり秋らしくなってきた10月、
友人家族とともに八ヶ岳の山小屋に行ってきました。
友人のおじいちゃんの代から親戚みんなで使っている山小屋だそうで、昔ながらの別荘地の林の中に建っています。

友人家族は月に一度は訪れていて、
「なにもないのよ」と言いつつ
美しい森や雪景色の中で遊ぶ子どもらの写真を見て、
うらやましく思っていたもの。
今回はじめて連れてきてもらいました。

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深い森の中をトレッキングしたり、
ほんのり葉が色づいた林の中を散歩したり、
木の実を拾ったり、
拾ったキノコでお料理ごっこがはじまったり。
特別にレクリエーションはなくても、
ただ歩くだけで次々と遊びを見つける子どもたち。

休日というとイベントを探し、テーマパークに出かけ、
いかに子どもを遊ばせるかに頭を悩ませるけど、
こんな風にただ自然の中に身を置くだけの一日が、
一番贅沢かもしれない。

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帰りには農産物直売所で新鮮な野菜や果物、
山野草や手作りのジャムなど、
どっさりお買い物も楽しみました。
中でもぶどうジャムがとっても美味しくて、あっという間に完食。
うちの娘はぶどうが大好き。
つい買いすぎて熟れきったぶどうが残っていたので、
真似をしてぶどうジャムを作ってみました。

庭に植えた素朴な草花に、
朝ごはんのおとものぶどうジャムに。
山での素敵な時間に思いをはせる、秋の日です。

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*次回は11月11日(金)更新予定です。

Written by sugiura sayaka
sugiura sayaka

杉浦さやか(すぎうら・さやか)/1971年生まれ。日本大学藝術学部美術学科卒。大学在学中の1993年よりフリーのイラストレーター。 独自のタッチと視点で描くイラストエッセイが人気を博し、街歩き、旅、映画、おしゃれなど様々なテーマで執筆。『週末ジャパンツアー』『上海を歩こう』『はじめてのハワイ』(小社)、『スクラップ帖のつくりかた』(KKベストセラーズ)、『レンアイ滝修行』(祥伝社)、『うれしいおくりもの』(池田書店)、『おきにいりと暮らす ABC』(白泉社)など著書多数。最新刊は『マーマリング・トーク おしゃべりなつぶやき』(二見書房)。

»https://twitter.com/saa_aya

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