クリスマスの準備

クリスマスの準備


 ——————————————————————————
季節ごとの小さな幸せ、家族と楽しむ年中行事。
杉浦さやかさんがスケッチする折々の暮らし。
 ——————————————————————————   

 

december

1209_title

ハロウィンが終わると、街は驚くほどの早業で
クリスマスカラーに染められます。

3歳を過ぎて、本腰を入れて
季節のイベントを楽しめるようになった娘は、
「クリスマスチュリー、きょう出す?」と待ちきれない様子。

あんまり早くにクリスマス飾りを用意するのも間延びするし、
心情的にまだ年末モードになりたくない……と
「もうちょっとクリスマスに近づいたらね~」とごまかしていました。

そしてクリスマスのひと月前に出したのは、ほんの小さなツリー。
ひとり暮らしのころからずっと使っているものです。
十分気分が味わえるし、出すのもしまうのも楽々。
愛着もあるので、娘が「大きいのがいい」と言い出すまでは
ミニツリーでいきたいなぁ。

120912_001

去年はじめて作ってみたのが、リース。
お店ではなかなか好みのものが見つからず、
素敵なものはけっこうなお値段。

リースなんて作ったことがないけれど、
私の母の「枝を丸めりゃできるわよ」という
力強いアドバイスに背中を押されて、
花屋さんで赤い実のサンキライと、針葉樹のヒバの枝を買ってきました。

そして言葉通り、適当に丸めてワイヤーで固定しただけで、
本当に簡単にできちゃった。
これでぐっとクリスマスムードがもりあがりました。
今年は、去年のサンキライがすっかりドライリースになったので、
庭で育てている観賞用のアスパラガスの鉢から枝を切って挿したら、
見違えるように輝きを取り戻しました。

120912_002

 そしてもうひとつ、うちに遊びに来たお友達と娘を相手に、
折り紙リースのワークショップを開きました。
最近折り紙に燃えている娘を見て、
どうせ折り紙をするならクリスマスの製作も兼ねよう、と思いついたこと。
3歳でも折れる簡単なクリスマスの折り紙を探して、
試しに作ってみたらまぁ、大人の私でも楽しいこと。
子どもたちはもちろん、夢中で作ってくれました。
できあがったリースをリビングのドアに貼って、
目に入るたびに「ふきが作ったんだよ~」と誇らしげ。

120912_003

 さぁ、これからが本番。
プレゼントを用意して、パーティーの準備をして。
忙しくも楽しい季節が今年もやってきました。

 

*次回は12月23日(金)更新予定です。

Written by sugiura sayaka
sugiura sayaka

杉浦さやか(すぎうら・さやか)/1971年生まれ。日本大学藝術学部美術学科卒。大学在学中の1993年よりフリーのイラストレーター。 独自のタッチと視点で描くイラストエッセイが人気を博し、街歩き、旅、映画、おしゃれなど様々なテーマで執筆。『週末ジャパンツアー』『上海を歩こう』『はじめてのハワイ』(小社)、『スクラップ帖のつくりかた』(KKベストセラーズ)、『レンアイ滝修行』(祥伝社)、『うれしいおくりもの』(池田書店)、『おきにいりと暮らす ABC』(白泉社)など著書多数。最新刊は『マーマリング・トーク おしゃべりなつぶやき』(二見書房)。

»https://twitter.com/saa_aya

»この連載の記事を見る