大好きなお正月

大好きなお正月


  ——————————————————————————
季節ごとの小さな幸せ、家族と楽しむ年中行事。
杉浦さやかさんがスケッチする折々の暮らし。
 ——————————————————————————   

170110_january

170113title

クリスマスあたりから急に年末モードに切り替わり、大そうじや年賀状準備にバタバタと追われます。
慌ただしく暮れていくこの、ほんの1週間ほどの日々が大好き。

「もう終わってしまう!」という焦燥感とともに駆け抜け、年が変わった途端にがらっとモードが切り替わる不思議。
それまでの疾走感がうそのように、しっとりと一年の計などをしたためてしまったりして。

170110_1

大晦日から元日にかけては、生まれてこのかた家以外で過ごしたことがありません。
友達との初詣や旅行なんかに憧れた時期もあるけれど、今となっては「家でのんびり」が一番。

家族で年越しそばをすすりながら紅白を見て、テレビの前で年明け。
子どもが生まれてからのお正月は、家族がうちに集まる日。

それ以前は実家に集まっていたけれど、
母ひとりになり、だんだんと掃除や布団などの準備が負担になってきたよう。
4年前に私に娘が生まれたことをきっかけに、
年末年始は母がうちに滞在することになりました。
朝は形ばかりのお屠蘇を飲み、お雑煮を食べます。
昼前に姉、兄の家族が集まり、
母が作ってくれたお節でにぎやかな宴のはじまり。
ひとしきり盛り上がったら、暗くなる前に近所の小さなお社に初詣に出かけます。

070110_2a

2日以降は夫の実家の佐賀への帰省が待っています。
東京だとなかなか縁のない、巨大ショッピングモールに出かけてセールを見たり、
近場の温泉に小旅行に出かけたり。
一週間弱は滞在するので、お正月気分が長いこと続きます。

お正月の飾りに、新しい手帳、新しい歯ブラシ。
今年もまた、いい年を迎えるために、
ウキウキと準備や買出しに余念がない年末でした。

170110_3

*次回は1月27日(金)更新予定です。
 

Written by sugiura sayaka
sugiura sayaka

杉浦さやか(すぎうら・さやか)/1971年生まれ。日本大学藝術学部美術学科卒。大学在学中の1993年よりフリーのイラストレーター。 独自のタッチと視点で描くイラストエッセイが人気を博し、街歩き、旅、映画、おしゃれなど様々なテーマで執筆。『週末ジャパンツアー』『上海を歩こう』『はじめてのハワイ』(小社)、『スクラップ帖のつくりかた』(KKベストセラーズ)、『レンアイ滝修行』(祥伝社)、『うれしいおくりもの』(池田書店)、『おきにいりと暮らす ABC』(白泉社)など著書多数。最新刊は『マーマリング・トーク おしゃべりなつぶやき』(二見書房)。

»https://twitter.com/saa_aya

»この連載の記事を見る