1月 体を温め風邪を予防する「エスニックスープ飯」

1月 体を温め風邪を予防する「エスニックスープ飯」


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いつものごはんにのっけるだけ。
  季節のお悩みに合わせた一膳のごはんレシピ。
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すべての食べ物には効能があります。
いつもの食材を体調や気になる悩みに合わせて摂ることで、様々な不調に働きかけ、少しずつ、確実に、体の中から整えていくことができるのです。

1、2月は1年でもっとも冷え込む時期。
この時期は暖房をつけてもなかなか暖まりません。
様々なタイプの「冷え」にきくこのレシピで、「冷え」を撃退しましょう。

◆◆◆本日の一膳◆◆◆

1月 体を温め風邪を予防する
エスニックスープ飯

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【材料(1膳分)】
ごはん…茶碗1膳
鶏もも肉…1/3枚
にんじん…5cm
Aナンプラー…大さじ1
 鶏ガラスープのもと(顆粒)…小さじ1/2
 赤唐辛子(輪切り)…適宜
 レモン(薄切り)…2枚
 水…200ml
香菜…適宜

【作り方】
1.鶏肉はひと口大に切り、にんじんは半月切りにする。
2.鍋に1、Aを入れて火にかけ、沸騰したら火を弱め、5分煮る。
3.ご飯に2をかけ、香菜を添える。

【おくすりMEMO】
鶏もも肉 : 体を温める・エネルギーを補う・消化を助ける
にんじん : 体を温める・エネルギーを補う・消化を助ける
香菜 : 体を温める・消化を助ける・デトックス 

薬膳では、「気=エネルギー」や「血」の巡りが悪くなると体が冷えると考えられています。
全身に栄養を送り、体を温めるの「血」。その「血」を全身にめぐらせているのが「気」の仕事です。
「気」が不足すると、冷えだけでなく、疲れやすい、食欲がない、風邪をひきやすいなどの不調も起こります。

体を温め、「気」を補充してくれる鶏肉。「血」を増やすにんじん。
どちらも使用するエスニックスープ飯は、Wの効果で冷えを改善してくれる一品です。

上半身は熱いのに下半身が冷える、胃もたれ、ストレス、イライラしやすいなどの不調を伴うタイプの冷えには、気を巡らせる香菜が効果的です。香菜はカラダを温め、消化を促進します。食後のお腹の張りの改善、デトックス効果も期待できます。
赤唐辛子も温める力が強い食材です。

手足の先がしびれるように冷たい、頭痛や肩こり、生理痛などの不調が伴うタイプの冷えは、血の流れが滞っているのが原因。血液の循環を促す玉ねぎや、にらを加えると効果的です。

 

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Written by otomo ikumi
otomo ikumi

大友 育美(おおとも・いくみ)/フードコーディネーター・国際中医薬膳師。高知県生まれ。自然食レストランで調理の仕事を経て、現在はフードコーディネーターとしてNHKをはじめとするTV、書籍、雑誌、web、広告などで幅広く活躍中。家にある食材で手早く作れる、体にやさしい料理が好評。国立北京中医薬大学日本校で国際中医薬膳師の資格を取得。著書に『おくすり味噌汁114』『おくすり常備菜』(ともに小社刊)。

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