子どもとお祭り

子どもとお祭り


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季節ごとの小さな幸せ、家族と楽しむ年中行事。
杉浦さやかさんがスケッチする折々の暮らし。
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あちこちで、お祭りやイベントが華やかなりし夏。
ご近所限定ですが、4歳の娘を連れて、
友人と連れ立ってお祭りに出かけていきます。
浴衣を着せる数少ないチャンスを逃さないよう、
掲示板や町のポスターを抜かりなくチェック。

ここ2年は通う予定の小学校と、隣町の高円寺の神社の盆踊りへ。
小学校のは仮面を作っていくのがルールで、
朝から工作するのも楽しみな時間。
仮面を見せるとお菓子をもらえるのです。

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もうひとつは、ミュージシャンの多い街・高円寺らしい大和町八幡神社の盆踊り。
境内と付属の幼稚園の園庭を使った町のお祭りなのだけど、
ライブもたっぷりあって、そのゲストがものすごく豪華。
昨年はメインゲストにテニスコーツ、 今年は元ゆらゆら帝国の坂本慎太郎さんという、
ツウ好みのラインナップ。
ちびっこ盆踊りはもちろん、昔の歌謡曲や盆踊りの曲をアレンジしたDJタイムも入り、
子どもも大人も楽しめるユニークなイベントです。
なんでも元レコード店勤務の若い神主さんが、去年からはじめたばかりなのだとか。
たまたま友人の口コミで、行けてラッキーでした。

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今回は地元ネタばかりですが、
わが街阿佐ヶ谷の最大のお祭りは旧暦七夕の8月の「阿佐谷七夕まつり」。
そしてお隣高円寺の8月末の「阿波おどり」。
2つとも、去年は前日にお散歩したのだけど、これがとてもよかった。
七夕まつりは長いアーケードに吹き流しとハリボテの飾りが下がり、
縁日が出てとてもにぎやか。
前日は出店がないので、お祭りの盛り上がりはありません。
しかし盆踊りで散々スーパーボールすくいだのくじだのをやったあとなので、
むしろ親にとっては好都合。
飾りを見ながら散歩するだけで十分楽しめました。

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阿波おどりの混雑は七夕まつりどころではないので、
前日のリハーサルを見物しました。
保育園の同じクラスのご夫婦が、連(阿波おどりのグループ)に入っていることが判明したので、
今年は本番当日に観に行くつもり!

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お祭りは盛り上がりや高揚感を味わうのが一番だけど、
子どもが小さいうちは、いかにストレスなく祭りを楽しむかを追求する、
こんな裏技もありかもしれません。
ご近所祭りで、楽しい夏を!

 

*次回は9月8日(金)更新予定です。

Written by sugiura sayaka
sugiura sayaka

杉浦さやか(すぎうら・さやか)/1971年生まれ。日本大学藝術学部美術学科卒。大学在学中の1993年よりフリーのイラストレーター。 独自のタッチと視点で描くイラストエッセイが人気を博し、街歩き、旅、映画、おしゃれなど様々なテーマで執筆。『週末ジャパンツアー』『上海を歩こう』『はじめてのハワイ』(小社)、『スクラップ帖のつくりかた』(KKベストセラーズ)、『レンアイ滝修行』(祥伝社)、『うれしいおくりもの』(池田書店)、『おきにいりと暮らす ABC』(白泉社)など著書多数。最新刊は『マーマリング・トーク おしゃべりなつぶやき』(二見書房)。

»https://twitter.com/saa_aya

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