
ネガティブ思考は才能? 考えすぎる人に知ってほしい脱却方法やマイナス思考の長所【数秘占い】
日本一のマンガ数秘占いカウンセラー・
桝元つづりさんが贈る、
あなたの悩みや生きづらさを解消するヒント。
「数秘術」という数字を用いた占いで、
数秘キャラたちと一緒に
自分を知り、好きになる方法をお伝えします!
5月に入って、新年度の疲れが出がちな時期ですね。
なんとなくやる気が湧かなかったり、いろいろなことを考えすぎたりと、五月病を気にされる方もいらっしゃると思います。
どんなにポジティブに見える人でも、ネガティブな一面はあるもの。
特に知らず知らずに疲れが溜まっている時やメンタルが不調になっている時はネガティブな思考が出てきやすくなります。
ネガティブ思考の状態は休息が必要なサインであることが多いですが、適切に付き合えば今後より良く生きるために自分を調整しなおすことに繋がります。
また、周りにネガティブだと捉えられている面に、才能が隠れている場合もあります。
今回は数秘たちのネガティブ思考モードと、おすすめの対策についてご紹介します。
※今回取り上げる「ネガティブ」については、気持ちが不安定なさま・後ろ向きな考えが出てきている状態と定義付けています。
あなたの数秘の出し方
あなたの数秘(=あなたがどんな才能を持っているか)は、簡単な足し算で出すことができます。
例)1992年12月03日 生まれの人は…
1+9+9+2+1+2+0+3=27※
2+7=9
で「数秘9」の性質を持っていると捉えます。
※で11・22・33になった方はそこで計算をSTOPしてください。
こちらのページで数秘を自動計算することもできます。
あなたの数秘を見てみよう
不安になりがちな数秘4・5・6
このグループの数秘たちはネガティブ面に目が行きやすく、不安になってしまう数秘たちです。
数秘4は将来の長期的な安全安心を求めようとするために、現在は安定している状況でも慎重になり、ささいな不安を探してネガティブになってしまうことがあります。
そんな時は、まず今できることをしっかりやることが大切です。また身体からのアプローチがメンタルにも良い影響を与え、ネガティブの緩和に反映されやすいので、睡眠や栄養をしっかり取って軽めの運動もおすすめです。
数秘5がネガティブな時は、最悪の状況を考えてしまっています。これは頭の回転が早く、危機管理意識が高いためです。
しかし、そこで不安から保守的な選択をすると、どこか不完全燃焼感を抱えてしまうことが。数秘5は挑戦を求める性質なので、「もう考えても仕方ない!」と感じたら、大きなチャレンジをしていきましょう。大きな変化が心臓に悪いという方は、いつもとルーティンを変えてみるなど小さな変化から起こしてみるのがおすすめです。
数秘6は「嫌われているかも?」「責められているかも…」と周囲の目が不安になってくることがあります。そんな時は、周りを手助けすることをお休みして自分を大切にすることが必要だよ、のサイン。
感じの良い接客をしてくれるお店に行ったり、いつもより念入りに肌のお手入れをする、とっておきのお茶を淹れるなど、自分をおもてなししてあげましょう。
自分を心地良い状態にすることで視野が広くなり、相手にとって心地良いことを適切に考えることができます。
ネガティブと共存するのがおすすめ数秘2・9・11
このグループは慢性的に自分の考えがはっきりしない感覚を抱えていることが多いタイプ。ネガティブな感覚と共存を目指すことで、気持ちが楽になっていきます。
数秘2はいろいろな場面で「でも……」という考えが出てきてしまい、はっきり意見を言えないところがあります。しかしこれは、「プラス面とマイナス面」「自分と相手」など、相反するものを「どちらも良い」と見ることができる、優しさゆえの性質なのです。
数秘2はポジティブな気持ちとネガティブな気持ち、両方持つことが一番安定する状態ですが、今しんどいと感じているのなら、ネガティブに偏っている可能性があります。ですので、ポジティブな考え“も”あるよね、とネガティブとポジティブの両方が“共存する”意識に切り替えると気楽になっていくでしょう。
数秘9がネガティブな感覚を持ってしまうのは、周りの言動や価値観が受け入れられない時。
しかしそれは、本当は自分の好き嫌いに関わらず、「考え方は人それぞれである」と捉えたいと思う寛容さがあるから。受け流せない自分を責めてしまいがちな状態です。
そんな状況になった場合は、「私も人間だから仕方がないよね」と、まずは自分自身に寛容になってみることで、周りの人のささいなことに寛容になることができて、徐々にネガティブ思考から抜け出せるでしょう。
数秘11は直感に従って行動してしまうタイプです。その分感受性も豊かで、周りの感情を敏感に受け取るため、ネガティブな視線を人から向けられた時に、常に周りを気にすることができない自分を責めてしまうことがあります。
ただ、数秘11が直感を抑えてしまうことは、目や耳を塞いでしまうようなもの。
また数秘11の直感は自分や周りが“より良く”生きるためにキャッチしているものです。“より良く”とは“嘘がなく自然体に生きる”目的なので、残念ながら必要が無い人もいます。数秘11の直感に対してどう反応するかは相手の自由と捉え、これからも直感を大切にしていくことがおすすめです。
落ちるととことんネガティブになる数秘1・3・33
このグループの数秘たちは常にポジティブな印象がありますが、ネガティブスイッチが入るととことんネガティブになってしまうタイプです。
数秘1は自分が否定される出来事が積み重なるとネガティブスイッチが入ってしまいます。すると見聞きするもの全て自分を否定するように捉えてしまいます。
まずは、それだけ頑張ってきた自分を褒めてあげてください。数秘1が元気でいる秘訣は、自分が一番の味方でいてあげることです。いつも全力を出す数秘1なので、パワーが枯渇してしまう時もあって当たり前。力を溜める期間と思って、動きだしたくなるタイミングを待ちましょう。
数秘3がネガティブになる時、今うまくいっている関係性や評価であっても壊してしまうことがあります。
それは、数秘3の繊細な面が強まっていることも一因ですが、堅苦しい雰囲気など、気ままに振る舞えない状況が続いたり、周囲の自分へのイメージや評価が固まってしまうことにも知らず知らず窮屈さを感じているためです。
日々を楽しめるように工夫する数秘3ですが、楽しくない時は「楽しくない」「悲しかった」と正直な気持ちを吐き出せる場所を作りましょう。
数秘33がネガティブになってしまうタイミングはランダムに訪れます。これは普段はしっかりしようと頑張っているものの、自分をうまくコントロールできない不満感と常識への窮屈感が溜まってしまっていて、ふとした時に爆発してしまうためです。
数秘33の中には自由な数秘3の性質と、相反して周りとの調和を大切にする数秘6の性質が共存しているため、矯正するのは大きな負荷になり、逆効果になります。激しい鬱憤を出し切ればけろりと元気になるので、安心して大声を出したり身体を激しく動かせるシェルターのような場所を作っておく、紙にひたすらぐるぐるを書いたりビリビリ破ったりするといった、自分にも周りにもダメージを少なく発散する方法で乗り切りましょう。
考えすぎちゃう数秘7・8・22
このグループはもともと思慮深くものごとをよく考えるタイプですが、外部との摩擦が大きくなるとネガティブになりやすいです。
数秘7はものごとを深く考えます。本質を追求していくと哲学的な思考になり、ぐるぐる考え込んでしまうこともあります。
その結果「生きる意味」や「生死」についてネガティブに考えてしまう状態になることも。
そのこと自体は全く問題ないのですが、答えを見出せないものに興味を持ち、特に感情的なことに対して理屈で説明しようとしてもできずに、より苦しくなる時があります。そんな時は、自分は今どんな感情を感じているのか観察し、適切な言葉を探してみることで客観的に捉えることができ、心が落ち着いてくるでしょう。
数秘8は周りからは何事にも動じないように見られますが、ネガティブになると失敗を恐れて萎縮してしまいがち。
なぜなら、結果を出せる確信が無い時は、本来の行動力や粘り強さを発揮できなくなるためです。
ただ、本来の動力以下でできる範囲で済ませていると達成感を感じられず、よりネガティブな気持ちを抱いてしまうことも。そんな時は、できる範囲のことをたくさんやるか、1歩分だけレベルを上げることを段階的に繰り返すことでポジティブさを取り戻していけるでしょう。
数秘22がネガティブになっている時は、イマジネーションが何も浮かばなくなってしまいがち。こんな時は、直感を避けて理論的に考えすぎているサインです。
数秘22は理論も大切ですが、感受性・直感にも平等に比重を割く方が楽であるため、日記をつけるのがおすすめ。「ほっとした」「モヤっとした」など感情の記録をつけることで自分の感覚とのバランスが取れていき、イマジネーションも湧いてきます。
5月の憂鬱さや、ネガティブな時期を少しでも軽やかな気持ちで過ごせるお手伝いになれば幸いです。
*次回は6月9日(金)更新予定です。