オンデマンドプリントTシャツモール「pTa.shop（ピーティーエー・ショップ）」に『消された1行がわかるといきなり怖くなる話』（著：藤白圭）のオリジナルTシャツが登場します！

『消された1行がわかるといきなり怖くなる話』は、１話につき１行、黒く塗りつぶされた箇所を仕掛け、書いてあることがわかると本文の内容が一気に怖くなる……新感覚のホラー短編集です。今回、本書より厳選した３作品をプリントしたTシャツの販売が開始となりました。

ここでは、Tシャツにデザインされた３作品を特別にご紹介します。読んで、着て、藤白圭さんの世界観をお楽しみください。

 

親切

駅のエスカレーターで、前にいる女性のスカートの裾がほつれていることに気がついた。
親切心から声をかける。

「あの……スカートの裾、ほつれていますよ」

女性がパッと振り返った。

「あなた、私が見えるの？」

目と目が合った瞬間、女性は顔を歪ませた。
俺は声をかけなければよかったと後悔した。

「答え」と「解説」はこちら。

駅のエスカレーターで声をかけた女性が実は……
「親切」を後悔することになった理由とは？
Tシャツの表面にはご紹介した小説、裏面にはイラストともに「答え」と解説をプリント。着ているだけで謎かけができる１枚になっています。

△『消された1行がわかるといきなり怖くなる話』著：藤白圭　イラスト：まつもと俊介( Cc:荒井敬 )／画像提供：pTa.shopより

 

修理

トイレが壊れて水漏れした。
修理を依頼すると、月曜日しか無理らしい。

仕事があるので、合鍵を持っている実家の母に立ち会いをお願いする。
すると、昼前に母から携帯に電話があった。

「ちょっと、チェーンかけてちゃ入れないでしょ！」

勢いよく捲し立てる母親に謝る。
俺は上司に事情を説明し、いったん、家に帰った。

「答え」と「解説」はこちら。

壊れたトイレの「修理」対応を、合鍵を持つ母親にお願いした語り手。
しかし、仕事中に電話があり自宅に戻ることに……。
裏面にプリントされた１行が分かれば、この物語の結末が心配になってしまうかもしれません。

△『消された1行がわかるといきなり怖くなる話』著：藤白圭　イラスト：まつもと俊介( Cc:荒井敬 )／画像提供：pTa.shopより

 

霊感少年

弘毅は俺の相棒といっても過言ではない。

そんな彼には霊感がある。
あれは、弘毅と一緒に学校へ向かっていた時のことだ。

交差点の向こう側から、小さな女の子を肩に乗せた男性が歩いてきた。
何故か、二人とも無言でこちらをジーッと見てくる。
なんだか嫌な感じがする。

弘毅が俺を指さしながら、ポツリと呟く。
「ものすごく厄介な悪霊だから、無視したほうがいい」
弘毅の言葉に頷くと、親子はそのままスーッと真横を通り過ぎていった。

「答え」と「解説」はこちら。

怪しげな親子と出会った「霊感少年」は
「ものすごく厄介な悪霊だから、無視したほうがいい」と語る。
裏面にプリントされた１行が分かれば、意味が変わってくるかも？

△『消された1行がわかるといきなり怖くなる話』著：藤白圭　イラスト：まつもと俊介( Cc:荒井敬 )／画像提供：pTa.shopより

どのTシャツも、カラーは全８色、サイズはS～XXLを展開しており、ユニセックスでご着用いただけます！　ぜひお好きな組み合わせを見つけてみてください。

pTa.shop　ワニブックスページはこちら

https://p-t-a.shop/collections/wanibooks

今後も新たなアイテムを順次、追加していきますので、ぜひお楽しみにお待ちください。

＼好評発売中！／
『消された1行がわかるといきなり怖くなる話』
著：藤白圭

＼最新作も発売中！／
『どっちがこわい！？ 最恐バトル』
著：藤白圭