【5万部突破!】一大ブームの「せいろレシピ」で作る、夏にピッタリの超簡単「韓国料理」2選
いま、空前のブームとなっているのが、ヘルシーなだけでなく「食材がおいしくなる」「入れて蒸すだけなので料理がラク」「そのまま食卓に出してもOK」と、その万能さで多くのファンを魅了する「せいろ」――。
“せいろ料理の虜”こと、らむさんはフォロワー数も多く、多彩なレシピが書籍化されるなど、そんな「せいろ」ブームの立役者のひとり。
ここでは、らむさんのレシピ本で、発売後2か月で5万部を突破した(!)『おいしい!時短!めっちゃラク!ズボラなせいろ蒸し』(ワニブックス刊)より一部抜粋・編集し、夏にピッタリの超簡単「韓国料理」レシピを徹底解説します。
材料を入れるだけ!超簡単「せいろチャプチェ」
はるさめを使った食べごたえ抜群の「チャプチェ」はいかが? 材料を全部入れたら、そのままほったらかし! せいろで蒸すからはるさめに味が染み込み、豚肉や野菜の旨みとしっかりなじみます。
材料(2〜3人分)
豚薄切り肉(バラ、ロースなど/または牛肉)……150g
〈豚肉の下味〉———————–
砂糖……小さじ1
醤油……大さじ1
ごま油……大さじ1
にんにく(すりおろし)……小さじ1
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玉ねぎ……1/2個
にんじん……1/3本
ピーマン……4個
はるさめ……50g
〈調味料〉—————————
醤油……大さじ2
みりん……大さじ2
酒……大さじ2
砂糖……大さじ1
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下準備
◇豚肉をボウルに入れ、下味の材料を揉み込む(野菜を切っている間、そのままおいておく)。
◇調味料は混ぜ合わせておく。
作り方
1. 玉ねぎは薄切り、にんじんとピーマンは細切りにする。
2. せいろにクッキングシートを敷き、はるさめ→野菜→豚肉(広げてのせる)の順に重ねる。
POINT
はるさめは一番下にして旨みをたっぷり染み込ませる。野菜からの水分と蒸気で戻るので、そのまま入れてOK。
3. 調味料を回しかけ、ふたをして15分ほど、途中で一度混ぜながら蒸す。
POINT
はるさめが戻り、肉に火が通っているか様子を見て調整する。
ピリ辛で夏にピッタリ!「せいろビビンパ」
せいろで簡単にできる、色鮮やかなビビンパ。蒸すことで素材の旨みが全体に行き渡ります。コチュジャンのほどよい辛さがクセになるおいしさ。この時期リピート間違いナシの、おすすめせいろレシピです。
材料(1人分)
にんじん……1/4本
長ねぎ……1/3本
ニラ……1/3束
しいたけ……1枚
ごはん……茶碗1杯分(150g)
豚薄切り肉(バラ、ロースなど)……50g
白菜キムチ……50〜80g
もやし……ひとつかみ
〈調味料〉—————————
醤油……小さじ1
しょうが(すりおろし)……小さじ1
にんにく(すりおろし)……小さじ1/2
ごま油……小さじ1
コチュジャン……小さじ1
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白いりごま(仕上げ用)……大さじ1
下準備
◇調味料の材料を混ぜ合わせておく。
作り方
1. にんじんは細切りに、長ねぎは5mm幅の斜め切り、ニラは3cmの長さに、しいたけは2cm角に切る。
2. せいろにクッキングシートを敷き、ごはんを入れ、豚肉(広げてのせる)→キムチ→野菜・きのこの順にのせる
POINT
ごはんの上に具材をバランスよくのせる。
3. 調味料を回しかけ、ふたをして12分蒸す。仕上げにごまをふり、全体を混ぜる。
らむさん曰く「せいろをこれから購入する場合は、初心者の方はお手頃な“杉”がおすすめ。まずは21cmの身(本体)2個、ふた1個を用意して」とのこと。実は、せいろは手入れが簡単なのもうれしいポイントなんです。
この夏、ラクしておいしい「せいろ」デビュー、してみませんか――?
写真/内山めぐみ
フードスタイリング/井上裕美子
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『おいしい!時短!めっちゃラク!ズボラなせいろ蒸し』
著:らむ
らむ
幼い頃から料理が好きで、結婚してからは義父母、夫婦、子供3人の7人家族の食事を担当する。2022年頃に知人から教えてもらったことがきっかけでせいろ料理の虜に。Instagramで毎日のせいろ蒸しレシピを紹介し始めたところ、ごはんにぴったりのレパートリー豊かなメニューと、その簡単さ、おいしさが大きな話題となり、フォロワー数は14.9万人を超える。現在は長男、長女が巣立ち、家族5人暮らし。レンジも炊飯器もない家で、毎日せいろ蒸し暮らしを満喫している。
Instagram @ram_camp321