【Amazon3冠!】週末に作りたい「切る、焼く、混ぜる」だけでレストラン風のひと皿! 食卓にプラスしたい簡単レシピ3選
SNSフォロワー45万人超え!
国内外でのレストランや出張シェフとしての経験を積み、現在は料理オンラインスクール「Plaisir(プレジール)」の主宰も務めながら、家庭でも再現できるレストラン風レシピを発信しているフレンチ料理家・「あやシェフ」こと深沢あやさん。
大好評の初書籍『出張料理人あやシェフのおうちレストラン』(誠文堂新光社)に続く“おうちレストラン”を叶える新しいレシピ本が登場!
Amazonランキングで3冠を獲得(「フレンチ部門」「料理番組部門」「シェフのレシピ部門」2025年8月21日)した本書『今日は、 おうちで週末レストラン。』は、材料も工程も最小限なのに、味は最大級!
レシピは切るだけ、焼くだけ、混ぜるだけなど、シンプルなのに、レストランの味のような仕上がりに。
さらに、盛り付けのコツや、レストランのような仕込み術、テーブルを整えるアイデアまで、いつもの食卓をちょっと特別にする、“おうちレストラン”のヒントが満載です。
ここでは、本書から簡単なのにごちそうになる3品のレシピを特別にご紹介!
今度の週末は、魔法のひと皿を添えてワンランクアップしてみませんか?
サーモンの丸いステーキ ~オレンジバターソース~
Instagramで1000万回再生された、大人気レシピをブラッシュアップ!
丸い型にサーモンを巻いて焼くだけ。見映えよし、味よしのごちそうステーキです。
材料
サーモン(加熱用・厚め)…… 4切れ
塩、こしょう…… 各少々
オリーブオイル…… 少々
バター…… 少々
〈オレンジバターソース〉———–
オレンジ果汁…… 大さじ2
白ワイン…… 大さじ2
バター…… 15g
塩…… ひとつまみ
オレンジの皮…… 少々
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〈付け合わせ〉———————–
パルメザンチーズ…… 大さじ2 ※パルメザンチュイル用
ズッキーニ…… 適量 ※輪切りにして焼く
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下準備
サーモンを剥がしやすくするために、セルクルの内側にバターを塗って冷蔵庫に入れ、直前まで冷やしておく。
作り方
1. サーモンの下拵え
サーモンは皮と骨を取って薄切りにし、塩、こしょうをふって3~5分おいたあと、キッチンペーパーで水気を拭き取る。
2. セルクルにサーモンを詰める
バターを塗って冷やしておいたセルクルに、サーモンを外側から中心に向かってくるっと巻いて詰めていく。
3. サーモンを焼く
フライパンにオリーブオイを熱して(2)を並べ入れる。焼き色がついたらひっくり返して弱火にし、蓋をして2~3分、まわりが白くなるまで蒸し焼きにする。
4. ソースを作る
(3)を取り出し、同じフライパンにオレンジ果汁と白ワインを入れ、中火にかける。半量になるまで煮詰めたら火を止め、バターを少しずつ加えてフライパンを揺すりながら乳化させる。塩で味をととのえ、お好みでオレンジの皮を加える。
4. パルメザンチュイルを焼く
熱したフライパンにパルメザンチーズを大さじ1ずつ丸くなるようにのせ、チーズが溶けて固まり始めたら、濡れた布巾の上にフライパンごと移し、冷やし固めてから取り出す。
盛り付け
粗熱が取れたらサーモンを型から抜き、ソースをかける。パルメザンチュイル、ズッキーニのソテーを添える。
具沢山の絶品ミネストローネ
にんにくと玉ねぎをしっかり炒め、ベーコンを加えることで、旨味たっぷりのミネストローネに。盛り付けの際にフレッシュなオリーブオイルを垂らすとさらに旨味がアップ!
材料
ベーコン…… 2枚 ※1cm幅に切る
玉ねぎ…… 1/4個 ※みじん切り
にんじん…… 1/3本 ※5mm角に切る
さやいんげん…… 8~12本 ※1cm幅に切る
白いんげん豆(または大豆水煮)…… 1缶 ※水煮は軽く洗う
カットトマト缶…… 50g
ショートパスタ…… 20g
にんにく…… 1/2片 ※みじん切り
オリーブオイル…… 適量
水…… 400ml ※具材が浸る程度
顆粒コンソメ…… 小さじ1/2
塩…… ひとつまみ+小さじ1/2~
こしょう…… 少々
〈仕上げ〉
オリーブオイル…… 適量
作り方
1. 具材を炒める
鍋にオリーブオイルを引き、にんにくとベーコンを香りが立つまで炒める。玉ねぎを加え、塩をひとつまみふり、しんなりするまで5分以上炒める。にんじん、さやいんげんを加え、火が通るまで炒める。さらに白いんげん豆、トマト缶を加え、サッと炒める。
2. 煮込む
浸るくらいの水(400ml~)を注ぎ入れ、ショートパスタ、コンソメを加え、10分ほど煮込む。塩、こしょうで味をととのえる。
POINT
すぐに食べないときは、パスタは別ゆでして、あとで加える。
盛り付け方
器に盛り付け、オリーブオイルをひと回しする。
ひよこ豆バターのバゲット詰め
栄養価の高いひよこ豆をペースト状にした、ひよこ豆バターたっぷりの1本。野菜スティックのディップにしたり、サンドイッチの具にしても◎
材料(バゲット1本分・30cm)
バゲット…… 1本
ひよこ豆(水煮/缶詰)…… 150g
エビ(ボイル) …… 70g ※小さめに切る
ブロッコリー…… 3房 ※小房に分けて電子レンジ(600W)で1分~1分半加熱
〈A〉———————————
オリーブオイル…… 大さじ3
レモン汁…… 小さじ1
カレー粉…… 小さじ1/2
塩小さじ…… 1/2
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塩、こしょう…… 各少々
作り方
1. バゲットをくり抜く
バケットは半分に切ってから、包丁やスプーンを使って中をくり抜く。くり抜いたバゲットは小さくちぎる。
2. ひよこ豆バターを作る
ひよこ豆と(A)を一緒にハンドブレンダーやミキサーにかけて(すり鉢で潰しても)、なめらかなペースト状にする。ボウルに移したら、(1)でくり抜いたバゲットの中身(30~40g)、エビ、ブロッコリーを加えて混ぜる。味を見て塩、こしょうで味をととのえる。
3. バケットに詰める
(1)のくり抜いたバゲットに(2)を詰める。全体をラップで包み、冷蔵庫で30分休ませる。
盛り付け
1.5cm幅にカット。
『今日は、 おうちで週末レストラン。』では、この他にもさまざまなレシピを紹介しています。混ぜて焼くだけの「パテ・ド・カンパーニュ」や、10分で仕上がる「鯖とじゃがいものキッシュ」、炊飯器でできる「ほったらかし、とろけるローストポーク」など、Instagramで話題の人気レシピはさらにブラッシュアップし、この本だけの新作も含めた全58品をたっぷりと掲載!
特別な一皿で、家族の記念日も、なんでもない週末も、「おいしかった」の笑顔が広がる食卓に。
写真 柿崎真子
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『今日は、 おうちで週末レストラン。』
著:深沢あや
深沢あや
フレンチ料理家。料理オンラインスクール「Plaisir(プレジール)」主宰。
国内外でのレストランや出張シェフとしての経験を積み、現在は“フレンチで暮らしに彩りを”をテーマに、家庭でも再現できるレストラン風レシピをSNSや書籍で発信している。調理技術だけでなく、盛り付けや仕込み、テーブルコーディネートなど、日常をちょっと特別にする工夫を伝えるスタイルが支持されている。出産・子育てを経て、自身の暮らしと向き合う中で「料理は、自分と大切な人を整える時間」だと気づき、オンラインスクールでは“料理を通じて人生を豊かにする”体験を届けている。著書に『スーパーに売っている食材でプロの味 出張料理人あやシェフのおうちレストラン』(誠文堂新光社)がある。
Instagram @aya_bistro