すぐに温まる冷え対策!パート①美容温活


BOOKOUT特別企画

パート①
体を温めてアンチエイジング! “美容温活”をはじめよう

手足の冷たさが身にしみる季節。でも、冷えているのは手や足だけではないかもしれません。
実は今、女性誌やマスコミ関係者の間で話題の温活グッズがあります。
開発されているのは、デリケートゾーン専門の美容サロン「ピュビケアサロン白金台」のオーナー得田由美子さん。得田さんは、サロンでお客様を施術される際に体が冷えている女性がとても多く、PMSや生理痛、子宮筋腫に悩んでいることに気づき、体を温めることの大切さを広めるために商品を開発されているのだそうです。
そんな得田さんに、健康で温かな体でいるための“美容温活”の秘訣を伺いました!

 あなたの子宮、冷えていませんか?

突然ですが、あなたは以下の項目に当てはまりますか?

□足の裏、かかとがカサカサしている
□内腿の肉がかたい

いずれかに該当した人は、女性にとって一番大切な子宮が冷えているかもしれません。冷えは、美容に悪影響を及ぼすだけでなく、子宮など婦人科系の不調に直結するもの……。
手足の冷えと違って、自分の子宮が冷えているかどうかは自覚しにくいものですが、お腹やお尻を触って冷たい人は要注意。外からは見ることのできない“体の内側”に意識を向けて、子宮の冷えを改善していきましょう。
温めたい場所などそれぞれの目的に合ったグッズをご紹介します。 

①お腹周りを温める!

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子宮をはじめ、大切な臓器の集まるお腹周りは冷やさないようにしましょう。こちらは、遠赤外線が練りこまれた「スーパーファーベスト」という素材で作られた腰ベルト。自衛隊や海上保安庁の冬用ウェットスーツ裏地として使われていたり、登山家たちの冬用装備として使われていたりという、極寒で働く男たちのために作られた素材を女性向けに転用したものです。

34〜37℃の体温域で、乾燥を防ぎながらおだやかにあたため続けるため、低温やけどなどの心配なく使うことができます。

Pubicareあったか腰ベルト9,936円(税込)

 

冷えを解消するにはどうしたらいいの?

冷えを解消して女性ホルモンの巡りをよくすることは、美容のためだけでなく、妊活中、妊娠中、更年期、老年期と、すべての年代の女性に必要なことです。
では、どうやって冷えを解消すればよいでしょうか?

 ゆっくりと湯船につかる、適度な運動をするといった方法は、血流をよくすることで知られています。しかし、得田さんがサロンのお客様とお話されている中で「湯船も運動も忙しくてなかなかできない!」という声が多数あり、忙しい女性も手軽に温活を始められるグッズの開発を始められたそうです。

②足首・足先を温める!

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あったか腰ベルトと同じ「スーパーファーベスト」で作られた、かかとソックスとつま先ソックスです。足首は婦人科系のツボが多く集まる部分でもあるので、やさしく温めてあげましょう。
いろいろなメーカーで市販されている加温素材は、体表の水分を奪って熱に変えるものが多いのですが、こちらは、自分の体温で温めるので乾燥せず、代謝もよくなってかかとがツルツルになります!
とくに冷えに悩む人の多い、つま先ソックスとセットで使えば、足全体があったかです。

Pubicareかかとソックス4,536円(税込)、Pubicareつま先ソックス3,240円(税込)

 

女性ホルモンと冷えの関係って?

しっとりとした髪や肌、うるうるした瞳、ツヤのある唇、メリハリのある体型など、若く美しい体を維持するために必要なのが“女性ホルモン”です。
女性ホルモンは、30代半ばからどんどん減っていきます。すると、いわゆる“老化”といわれる現象が起き、体の女性らしさが失われていってしまうのです。

 女性ホルモンの減少は、すべての女性が直面すること。でも、老化の症状をできるだけ抑えていくことは可能です。
得田さんによると、「女性ホルモンを増やすことはできませんが、血流循環をよくすることで、女性ホルモンを最大限に活躍させることが可能です」とのこと。最初に挙げた「足の裏がカサカサしている」「内腿の肉がかたい」といった項目は、血流が悪くなることで女性ホルモンの巡りが滞り、体に現れてくる症状。
つまり、血流をよくすることが、女性ホルモンを巡らせ、女性らしい体の維持に役立つのです。

 冷えの大きな原因として、血流循環がうまくいかず、熱が全身に送られにくくなってしまうことが挙げられます。足先や手先が冷えやすいのは、体の末端にあたるため血流が滞りやすいから。
子宮は、体の中で一番下にある臓器。毛細血管が多くネット状に張り巡らされているので子宮に向かう血流も同じく滞りやすく、冷えてしまうのです。

③マッサージして温める!

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座り仕事が多い人はとくに、鼠蹊部やデリケートゾーン周辺の血流が悪くなってしまいがちです。デリケートゾーン専用のオーガニックのマッサージミルクなら、繊細な部分もやさしくマッサージすることができます。血流も女性ホルモンも巡りのよい体を目指しましょう。ハチミツエキスでしっとり保湿し、ハリのあるふんわりとしたお肌に導きます。

ピュビケア オーガニック フェミニン マッサージ ミルク125mL 2,484円(税込)

 

また、子宮を温めることと同じように、清潔を保つことも大切です。デリケートゾーンから膣までの距離は、およそ11〜13cm。体表からすぐ近くに大切な膣や子宮があるのです。そのため、雑菌は絶対にNG。
デリケートゾーンのpHに合わせた弱酸性のソープや、不快なトラブルにさっと濡れるクリームなどでケアしましょう。

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ピュビケア オーガニック フェミニン シフォン ソープ220mL 各2,268円(税込)、ピュビケア オーガニック フェミニン スポット クリーム15mL 1,944円(税込)

 

④パートナーと一緒に温活を!

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大切な生殖器が冷えやすいのは男性も女性も同じ。男性は女性より、冷えに鈍感な場合が多いので、無意識のうちに冷えてしまっています。
かかとソックスには男性用もあるので、一緒に温活してみてはいかがですか?

Pubicareかかとソックス(メンズ)4,860円(税込)

 

いつまでも女性らしく、若々しい体を保つための美容温活。体を温めるさまざまなアプローチを通して、子宮などの婦人科系の臓器をいたわってあげましょう。

PROFILE

得田由美子(とくだ・ゆみこ)

デリケートゾーン専門美容サロンのピュビケアサロン白金店を運営する株式会社アーマミの役員。「女性にとって大切なエリアを安心してケアしてもらいたい。不快な悩みのない健やかな体へと導きたい」という想いから、女性の体をいたわるアイテムを開発し、オーガニックスキンケアブランドの「ピュビケア オーガニック」が女性から支持されている。

◆SALON:http://www.pubicare.jp/

 

文/明道聡子