宝塚歌劇 星組公演『ロミオとジュリエット』制作発表会


2020年12月11日、宝塚歌劇団星組公演『ロミオとジュリエット』の制作発表会が都内で開かれました。

シェイクスピアによる永遠の純愛物語「ロミオとジュリエット」を、ジェラール・プレスギュルヴィック氏が新たにミュージカル化した本作品は、小池修一郎氏の潤色・演出により、2010年に星組で日本初上演。素晴らしい楽曲と美しいラブストーリーが絶賛を博し、初演以降、雪組、月組と上演を重ね、再演希望の声が数多く寄せられる人気作となりました。
そして2021年、満を持して星組での上演が決定。2013年の新人公演でロミオ役を演じ、鮮烈な印象を残した礼真琴さんが、いよいよ星組トップスターとして再びロミオ役に挑むことでも、注目を集めています。

パフォーマンスとして作品の代表曲を歌唱した後、出演者による挨拶が行われました。

主人公のロミオを演じるトップスター礼真琴さんは、「今年は私たちにとっても、日本中、いや世界中の人にとって、戦いの日々であったと思う」と振り返るとともに、演出の小池氏から「今こそ、君たちが希望になる時だ」と、背中を押されたという、貴重なエピソードを公開。

また、初演時には「愛」という抽象的な役を演じた本作について、「『愛』という役がなければ、今の自分はなかった」と、自らを省みつつ、「新人公演(2013年)でロミオを演じた時は、若さとパワーで乗り切ったという印象。8年ぶりとなる今回は、愛に溢れた、強い男らしいロミオを演じていきたい」と、役作りにかける熱意を明かしました。

次いで、ジュリエットを演じるトップ娘役の舞空瞳さんは、「(宝塚にとって)大切な、そして自分の憧れていた作品に出させていただくことは、身の引き締まる思い。しっかりと、皆様に愛をお届けしていきたい」と意気込みを語りました。

潤色・演出の小池修一郎氏は、主演の礼さんと舞空さんについて「技量と表現とバランスの整った首席コンビ」「手前味噌だが、今のショービジネスの世界の中でもかなり高いレベルの二人」と評し、素晴らしい舞台になるだろうと、自信を覗かせました。
また、宝塚歌劇団の小川理事長も、「奇しくも初演から10周年目に、満を持して二人のトップスターが揃った作品」と、本作に太鼓判を押します。

礼さんが、「(コロナ禍の今だからこそ)「平和と愛、勇気を届けたい」と強い意志をにじませる本作に、期待に胸が膨らみます。

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三井住友VISAカード ミュージカル
『ロミオとジュリエット』
Roméo & Juliette
Le spectacle musical de GÉRARD PRESGURVIC
D’après l’œuvre de WILLIAM SHAKESPEARE
礼真琴
原作/ウィリアム・シェイクスピア  作/ジェラール・プレスギュルヴィック
潤色・演出/小池 修一郎  演出/稲葉 太地

宝塚大劇場
2021年2月14日(日)~3 月29日(月)
一般前売:2021年2月6日(土)

東京宝塚劇場
2021年4月16日(金)~5月23日(日)
一般前売:2021年3月28日(日)

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