暮れの酉インタビュー【後編】2023年は、「自分を暴露」していい。運気を味方につける“3つのキーワード”とは?

暮れの酉インタビュー【後編】2023年は、「自分を暴露」していい。運気を味方につける“3つのキーワード”とは?


『占いメガネ』(TBS)、『占いリアリティーSHOW「どこまで言っていいですか?」』(テレビ東京)で大注目の占い師・暮れの酉(くれのとり)さんのインタビュー【後編】。

2023年もアッという間に後半戦へ。世の中が再び動き始めた今、自分も一歩前へ出る? それとも静観する? 悩める読者の運勢をパワーアップしてくれる、“運気を味方につけるキーワード”を3つご紹介します。

*前編はこちら

 

蛙化現象は必然だった!?
何事にも“気づきすぎる“2023年後半戦

キーワード①「自分を暴露していい」――自分に「本当にそれがしたかった?」と問う

僕の鑑定スタイルである「鳳凰数術占い」は、時代の流れは「九星術」で見ています。20年を一区切りとして時代が動くと考えていて、今年は2004年から続いてきた「八白土星」という時代が終わるタイミングなのです。
八白土星の時代は、今まで正しいとされていたものが覆される、破壊と再生がキーワードで、権威の失墜なども意味する激動の年でした。
中でも、今年は、隠れていたものにフォーカスが当たる「暴露の星」に入っているので、今までいい! と思っていたことの嫌な面が見えてしまったり、キラキラ見えていた人の黒い部分に気づいてしまったり。

――グリム童話の「かえるの王様」が由来になった「蛙化現象」(好きだった男性が振り向いてくれた瞬間、突然相手を嫌いになる現象)というキーワードがSNSを中心に流行していますが、まさにそれですね。

憧れだった人のちょっとした行動に冷めてしまうのも、「そういう運命なら仕方ないか」 と切り替えてもらっていいと思うんです。周りに対してもそうですが、自分自身に対しても、「これでいいのかな?」って今までの自分を見つめ直したくなるような衝動が出てくると思います。でも、それでいいんです。

――自信が持てなかったり、不安が強くてもいいのでしょうか?

全然OKです。今年は、自分を見つめ直してみて、「あの時、本当にやりたかった?」「自分はどう思ってた?」って振り返る、懐古する年なんです。よくよく考えたら、そんなに好きじゃなかったな…とか(笑)、気持ちにフタをせず、どんどん自分を暴露していきましょう。押さえつけないことが大切です。

キーワード②「バラバラ、別個(べっこ)」――あなたはAが正しいと思う。私はBが正しいと思う。でも、それぞれだよね

2024年からは「九紫火星」という「別離の星」へ移るため、さらに個人主義が加速します。2023年で、掘り起こした自分の本質があったとしても、周りから見たら、それは偽物かもしれない。「でも、私はこれに価値を見出しているんだから、これでいいの!」と言える人が活躍できる星回りです。
自分の真実も、他人の真実も、「バラバラ、別個」であっていい。それを認めることが、時代を楽しく生きていける人になるコツですね。
最初は、多様性が加速するスピードに皆がついていけないから、人間関係が上手くいかず、トラブルが起こるかもしれません。でも、それも必要なステップ。「別離」を悪い意味に捉えず、「それぞれだよね」と沢山の選択肢を知る機会になるといいですね。

キーワード③「部屋から玄関を見て、右側をスッキリさせておく!」

人間関係や仕事など、全てにおいて「外の人との繋がり」を大切にするなら、部屋から玄関を見たときの右側にはものを置かず、できるだけスッキリさせておいてください。外から見てじゃなく、内から見て右側です。
玄関は、家と外を隔てていますし、外に出かける時、必ず玄関のドアを通過しますよね。玄関は「青龍」といって、強いヘルプの象徴なので、仕事に影響するんです。ですので、玄関は広く、風通しよくしておきましょう。

――右側を強調してしまうと、どうなってしまうのですか?

右側に物のボリュームがあり過ぎると、自分は悪くないのに突っかかられる……みたいなケースが増えるかも知れません。
ただし、勝負事に関する仕事、例えば、ボクサーなどのスポーツマンや、棋士や雀士などの人は、右側にボリュームがあってもOK。勝負事に強くなれます。我々のような接客業とか、会社員の方は左側に何か飾るようにするといいですね。

――恋愛運は、どのように運気アップするのがオススメですか?

恋愛を上げるための桃(とう)花風(かふう)水(すい)で見ると、今年は一白水星が南西のエリアに入るんですね。ですので、重要なデートとか、マッチングアプリとか始めるときに、家の南西の方に花を飾りましょう。色は、赤、ピンクがいいですね。男性なら黄色を。
「そんな方角、うちはタンス置いてるわ!」とかだったら、南西は「寝具の星」でもあるので、布にまつわるものをキレイにしてもいいですよ。カーテンを洗うとか、枕カバーを新調するとか。ファブリックスプレーを使い始めるだけでもいいです。

 

――小さな変化でも運気を味方につけることができるのですね。最後に、暮れの酉さんの「鳳凰数術占い」は9タイプのキャラクターに分類されますが、今年もっとも活躍できるTOP3を教えてください。

☆ナンバーワンは、「イルカタイプ」

今年やっぱり一番強いのは、「イルカタイプ」じゃないかなって僕は思うんですね。自分の世界、人脈が広がるし、交際関係が円満になるので、結婚したい気持ちになる人もいるかも。言葉通り、「自分の世界を海外にまで拡大しに行きました!」と海外に飛び出す人も多そう。人との繋がり、交わることが広がっていくイメージですね。
この運気をさらに強くするなら、窓をキレイにしておくと、すごくいい。もしくは、アートと相性がいい年になっているから、美術館巡りをしてみたら、なお良しですね。

☆2位は、「ラクダタイプ」

2位は「ラクダタイプ」ですね。ここは気力が湧き上がる。なんかじっとしていられない。ヴィジョンが明確になるので、動きたくなりますし、動いてOK!
ラッキーアクションは、昔諦めた何かを再チャレンジです。

☆3位は、「龍タイプ」

龍タイプは、頑張ってきたことが形になり、よかったって思える年でしょう。努力が実る運勢で、物質的に恵まれるため、金運がいいですね。
ラッキーアクションは、家族との時間を持つこと。例えば、今1人暮らしで家族を身近に感じることができないなら、アルバムを見返すだけでもいいですよ。

――ありがとうございます。TOP3に入った方は、2023年後半戦のモチベーションアップに繋がったと思います。そのほかのタイプについても、著書『繊細な人のための鳳凰数術占い』(ヨシモトブックス刊)で、是非ご確認ください。

TOP3に入っていなかったとしても、ガクッとくる必要はありません。本来、占いには吉も凶もないんです。どんな結果も表裏で、良い側面も、悪い側面もある。どうせ正解のなんてないんだから、どう生きたらいいかとかわかんないときは占いに相談してみよう~、みたいなイメージで情報活用してもらえたら嬉しいです。

――そう考えると気が楽になりました。今日はありがとうございました。

ありがとうございました!

繊細な人のための鳳凰数術占い
著:暮れの酉
イラスト:すぐる画伯

生年月日×画数を組み合わせた81パターンの「鳳凰数術占い」を知りたい方はこちらをチェック!(無料で調べることができます)
https://www.uranai.tv/recommend/lp/1/basic/input

撮影/浦田大作
バナーアートワーク/浮須 恵

暮れの酉(くれのとり)

タロットや易、四柱推命など古今東西の占術を使いこなしながら、「当たる」ことを求めてオリジナル占術「鳳凰数術」を開発。占い師としてデビュー以来人気ナンバーワンで、これまでの鑑定人数は8万人以上。彼が店に出る日はミナミの店前の行列でわかると言われるほど人気の占い師。TBSの占い番組「占いメガネ」やオンライン占いイベント「占いフェス」出演するなど、活躍の幅を広げる。
Twitter @kazu_kazoeyo
Instagram @kurenotori
YouTube 暮れの酉【鳳凰数術】公式チャンネル