山羊座(1月の運勢)

山羊座(1月の運勢)


山羊座
Capricorn
12/22-1/19

花火に彩られた世界から陽光に照らされた世界へシフトする月 

花火職人の人生の、ある一コマ。夜の帷(とばり)が降りている間、山羊座のあなたは夜空に花火を打ち上げています。多くの観客がいて、あなたが作った花火は大輪の花を咲かせて、多くの人々はその美しさに感動し、あなたもそのことを誉だと感じていることでしょう。
夜という長い時間、あなたはずっと花火を上げ続けていましたが、時は経ち、東の空が白くなってきました。夜が終わり、朝を迎えようとしているのです。
花火は漆黒の闇があってこそ映えるもの。朝の空には、花火は映えません。それを知ってか知らずか、それとも眠気からか疲れたからか、観客も帰り始め、残った僅かな人たちも「もうそろそろ……」という顔をしています。夜の間、ずっと人々を楽しませ続けてきたあなたですが、さすがに自然の摂理には勝てません。太陽には完全に従うしかないのです。

アドレナリンが出ていたからあまり感じなかったようですが、夜通しの打ち上げ作業であなたも疲れていて、実はそろそろ帰って寝ようかと思っていたところ。ただ、それを上回るほどに、“花火はもう求められないのかもしれない”といった思いや、“人々を楽しませる役を手放す寂しさ”を感じているのかもしれません。
役が終わっていくことの不安感、そしてやり遂げたという安堵感。その二つの全く異なる感情が己の中に生じることによって起こる葛藤やしんどさに向き合う。それが今月の山羊座のテーマです。
ある役割が終わっていくこと、またはそこにもう“感動や役目”を感じなくなっている自分に気づくこと。これは冥王星という大きな天体が、あなたの部屋から離れることで起こる現象です。11~12月にはすでにその前哨戦といえるような感情を抱いていたかもしれませんが、この1月に抱く喪失感や脱力感は、人によってはそれなりの衝撃となる可能性もあります。

ただ、山羊座の運勢はこれから平穏・安定に向います。ドラマが続いた15年と別れ、安定や強固なものを築き上げていく20年へ。山羊座はずっと打ち上げ花火を上げていくようなドラマティックな時間、花火咲く夜の時間を終えて、これからは仲間たちと家や城、国を造っていくような昼間の時間を過ごし始めます。
そして、今月はその節目となる月。“スイッチ”を感じるようなことが起きても何ら不思議ではないので、その人生で数回しかない節目感をぜひ、存分に感じ切ってください!

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