開運セラピスト・宮田斎生インタビュー【後編】「困難がたくさん有ったぶんだけ“有難い人生”に」

開運セラピスト・宮田斎生インタビュー【後編】「困難がたくさん有ったぶんだけ“有難い人生”に」


フジテレビ「ジャンクSPORTS」の占い企画で話題を呼んだ開運セラピストの宮田斎生さん。数々のオリンピアンを占った結果、運気が上向いたアスリートは数知れず。その結果、多くのメダリストが生まれました。

インタビュー後編では、悩める人々の人生を好転させてきた「すご腕占い師」の斎生さんに、運気の上がるご先祖様へのお願いの仕方を教えていただきました。

*前編はこちら

 

持ってきてくれた問題を、一緒に解決するまでが仕事

「幸せになる人、そうでない人の違いは素直な心」

ご先祖様に手を合わせるようになってから人生が変わった、そういう報告をたくさん受けてきた斎生さんには、あることに気がついたといいます。

「人の話を素直に聞ける方ほど、幸せになれる気がしているんです。私が届けたアドバイスもやってもらえないことにはどうにもなりませんし、私はその人の人生が良くなってもらうことが目的なんです。町場の野良占い師みたいに、当てて終わり、というのは嫌ですよね。持ってきてくれた問題を、一緒に解決するまでが仕事だと思っているんです」

斎生さんは、多くの方の顧問を引き受けています。毎日のように電話がある方もいれば、時折思い出したように、助言を求める方も。どんな相談が多いのでしょうか。

「経営者の方からは『この仕事相手は信用できるか』『この依頼は受けていいか』『この不動産を買ってもいいか』など、そして新店舗のオープン日をご相談されることもあります。相談してくる方たちは、はっきり言ってしまえば、社会的に成功している方です。皆さんの多くはこれまで多くのことを自分で決断してきた方です」

相談してくる人たちの多くは、斎生さんに決断を求めることはないといいます。自分の出した決断が正しいかどうか、答え合わせがしたいのだとか。その一方で、会社存続の危機を救ったこともあります。

「3日で1億を用意できないと倒産するという深刻な相談でしたが、この時間の新幹線に乗って吉方にある神社にお詣りに行ってくださいと伝えました。私にできるのはここまで。その日のうちに出資が決まったと、ご連絡をいただきました。私には、『この時間に神社にいくと流れが変わる』のが見えたんです」

占い師はその人の人生を変えようなんて大それたことを思ってはいけない、と斎生さんは言います。占い師はあくまで幸運へのアドバイザーであるべきだと。

「占い師はあくまでその人に寄り添って、伴走する役目だと思っています。占い師っぽくないって言われるのはそのせいでしょうか(笑)」

 

ご先祖様へのお願いが、幸せになれるかどうかの鍵

残念ながら、人間の器というのは実は生まれた時に決まっていると斎生さんはいいます。

「器が小さければ、大きな冒険をすることもありません。難しいことは何もない。つまり“無難な人生”となるでしょう。
その一方で大きな器に生まれてきた人は、自分が幸せになりたいと思うのと同時に、自分以外の多くの人たちも幸せにする務めがあります。もちろん簡単ではありません。難しいこともたくさんあります。でも困難がたくさん有ったぶんだけ“有難い人生”になるのです。
みなさんがどんな器をお持ちかわかりませんが、私はみなさんに幸せになっていただきたいんです」

前編でお伝えしたご先祖様へのお願いが、幸せになれるかどうかの鍵を握っているのですが、お願いの仕方にも作法があります。

「まず両手を合わせて、左手の親指を右手の親指の上にします。そのまま手をひらいておじぎをしてください。そして2回手を合わせます。音を立てずに手を合わせましょう。そして空を見ながら、『お助けいただきありがとうございます。今日も1日お願いします』と言いましょう」

ご先祖様にお願い事をする際にも、決まり事があります。

「まずは西暦の生年月日、そしてフルネーム。さらに『お助けいただきましてありがとうございます』と3回繰り返しましょう。そして、感謝を伝えます。ここで先祖にお願いするので、神社ではお願い事はせずに大丈夫です」

斎生さんが考える、人生で一番大切なのは感謝の気持ちです。中でも3つへの感謝を忘れては幸せになることはできません。

「神恩」 命をもらったこと
「師恩」 教えてもらったこと
「親恩」 産んで、育ててくれたこと

「『神社』では神様に感謝し、自分が『師』から教わったことは自分の中で咀嚼した上で誰かに教えましょう。そして『親』より先に死なないこと、心配かけないことが何よりの恩返しとなります。この3つのどれもかけてはいけません」

斎生さんのところに相談に来る人は、みな晴ればれとした顔で帰っていきます。占いというよりも、カウンセリングに近いのかもしれません。なぜならここでは、人生で一番大切なことに気付かされるからです。

「人生において一番大切なこと。それは感謝の気持ちです。なにかあったら感謝をする。それだけで人生は豊かになります。そして悩んだ時に、皆さんの背中を押すのが占いなんだと思います。「ありがとう」その言葉をきくたび、私は占い師になってよかったなと思うんです」

取材・撮影/キンマサタカ(パンダ舎)
バナーアートワーク/浮須 恵

宮田 斎生(みやた・いっせい)

生年月日や名前・血液型、方位統計学、暦・奇門遁甲を駆使した「四神吉方転換」というオリジナル占いで話題の開運セラピスト。『ジャンクSPORTS』(フジテレビ系)のSNSではパリ五輪に出場するアスリートたちを占い、やさしい語り口で老若男女から人気に。タレント、インフルエンサー、スポーツ選手、実業家など、これまで鑑定した人数はなんと20000人以上。公式LINEでは毎朝8時に運気がUPする情報を配信している。
Instagram @issei.9999 
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