【薬に頼る前に!】自然のチカラでからだの不調をととのえる


ロングセラー『自然ぐすり生活』の実践編がついに登場!
安易に薬に頼る前に、植物や食べもので不調をととのえてみませんか?

数々のセミナーやカウンセリングで女性の悩みを解決している植物療法士・南上夕佳さんに、今すぐできるケア方法を教えてもらいました!

 

誰でも今すぐ始められて、実感できる! 一家に1冊欲しい保存版

熱中症予防には…「マテ茶」や「スギナ」のハーブティーを。
頭痛には…「ペパーミント」配合のオイルでマッサージを。
ストレスや疲れを感じたら…「高麗人参」のタブレットを。

『自然ぐすりカタログ』では、南上さんご自身の身をもって実証、厳選した自然ぐすり157品を具体的にご紹介しています。
「風邪をひいたとき」「頭痛対策に」「ストレス性の胃痛には」などの不調をはじめ、こころの不調、美容、女性ならではの不調まで、南上さんの処方箋エッセイと共におすすめの「自然ぐすりアイテム」を掲載しています。

ここでは『自然ぐすりカタログ』の中から一部を抜粋の上、少しだけご紹介します。

 

低気圧由来の不調に

低気圧の不調は、気圧によって血管が収縮してしまい、体内で流れるものが流れにくくなることで引き起こされます。
不調の現れ方は、むくみ、首こり、肩こり、頭痛、めまい、耳鳴りなど、人によってさまざまです。

症状を完全に予防するのは難しいのですが、植物療法で対処しつつ、長期的な体質改善を図っていきましょう。
まずは、血管壁を強くする「ヴァンルージュ」を日常的に摂るようにすること。

同様に、脳内の血流を良くする「ギンコビロバ」も、めまいや頭痛に悩まされる方の予防につながるでしょう。
むくみなど、水分代謝が下がることによる不調がある人は「ハトムギ茶」を飲むと、利尿作用で巡りが良くなっていくのを感じられるはずです。

梅雨の時季は副交感神経が優位になることで、ボーッとして、やる気が起きない、という方もいます。この場合は交感神経を刺激して、気持ちを前向きにしてくれる「グレープフルーツ」「ペパーミント」の精油の香りが味方に。朝目覚めたときに香りを嗅ぐだけで気分が変わってくるのを感じられるはずです。

気圧の影響はたいへん強いものですが、「仕方がない」と決して放置せず、自分に合った植物療法のケアを見つけていきましょう。

 

何よりも ストレス対策!

肌荒れ、抜け毛、ほてり、極度の冷え、生理のストップなど、20代の私は、ストレスでボロボロ。それを救ってくれたのが、植物療法との出会いです。

最初に、まず飲んだのが「高麗人参」でした。しばらく飲み続けたら徐々に体力がつき、疲れたとしても寝れば、ちゃんと回復するようになったのです。

日本では男性向けというイメージが強いですが、韓国では、老若男女が愛飲するポピュラーな健康食品。受験生の定番アイテムでもあり、入試シーズンには手軽に飲めるパウチタイプが人気で、コンビニにも並んでいます。

「6年根」と呼ばれるものは、土の中で6年間過ごして、栄養をたっぷり蓄えたもので、よりサポニンを多く含み、効果が高いといわれています。
ストレスケアのハーブとしては「シベリアンジンセン」もあります。副腎疲労と呼ばれる、ストレス過多の人にぴったりです。疲労がたまりやすい人は集中して摂るのが良いでしょう。

そのほか、気軽につまめる「クコの実」も日常的に摂れて、おすすめです。
ストレスケアには、日々自律神経をととのえることが大切です。夜のお休み前に、副交感神経を優位にするアロマテラピーを取り入れてみてください。「フランキンセンス」「イランイラン」「ベルガモット」の精油をディフューザーで焚いたり、アロマバスとして活用したりすれば、深くリラックスできて、少しずつ心身のベースも底上げされていくでしょう。

 

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