【2025年最後の最強開運日!】大人気占い師・暮れの酉さんに聞く12月の「天赦日×一粒万倍日」と「暦」開運法


年の瀬も押し迫り、あっという間だった今年をしみじみと振り返りつつある人も多い頃では? ……でも、ちょっと待ってください。じつは、来る12月21日(日曜)は、2025年ラストの貴重な「最強開運日」なんです!

一年を締めくくる前に、来年へ向けて大きな幸運を掴むことができるこの日を、ぜひ、活用してみませんか。

ここでは、メディアで引っ張りだこの大人気占い師・暮れの酉さんに、今年最後の「最強開運日」がいったいどんな日なのか、「12月の開運アクション」や古くからの「風習」「暦」を使った開運法なども混じえつつ——「中医学」と「東洋占術」の智慧を惜しみなく活用した話題の著書『開運養生12か月』(漢方コンサルタント・櫻井大典氏との共著)より一部を抜粋・編集し、たっぷりご紹介いただきます。

 

今年ラストの「最強開運日」は12月21日!

 年末年始を迎えるにあたり、一陽来復(いちようらいふく)と言われる「冬至」をはじめ、「大晦日」「初詣」「七草粥」など、多くの「暦」や古くからの「風習」を意識して、計画を立てる人も多いのではないでしょうか。

こうした古くからの風習や習わし・暦を大切にすることで、心が豊かになると感じる人も多いと思います。お財布を買うのに吉日を選んだり、最近では一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)といった言葉を見聞きすることも多いでしょう。

これらの「暦」や「吉日」は、陰陽五行説などに基づいて割り出されたもので、たとえば、平安貴族たちは、暦に従ってその日の過ごしかたを決めていたほど、生活に根ざしたものでした。それらが、現代でも「お財布を買うのに良い日」といったように文化として残っているのです。今でも、引越しや結婚式などの日取りはもちろんのこと、なにか新しい物事をスタートさせるには、やはり「吉日」を選びたいもの。

2025年ラストの“最強開運日”となる12月21日は、「天赦日」と「一粒万倍日」が重なる吉日です。


(イメージ:写真AC)

「天赦日」は、1年に5〜6日しかない一番の吉日! 天が罪を赦す日とされており、のちほどご紹介する12月の「開運アクション」のひとつ、寺社仏閣へのお礼参りにも良い日です。

また、「一粒万倍日」は、小さな行為が万倍にもなって実る日とされています。物事を大きく増やすことができるので、良い方角へ旅をしたり、家族や友人など、日頃からお世話になっている人にお礼をするなど、“良い種”を蒔くのに絶好の日となるでしょう。

そこで、「今年中にこれだけは新しく始めておきたい!」「12月の開運アクションである“お礼参り”に行くならいつ?」……そんなふうに迷ったら、ぜひとも、今年ラストの最強開運日となる12月21日を活用してみてください。日曜日ですから、ちょうど動きやすい人も多いかもしれません。

もし「12月21日はどうしても動けない……」という方は、12月は「水」を抑える「土」の数字である5と0のつく日がラッキーデーになりますので、5日、10日、15日などを活用してみるといいでしょう。

 

古くからの風習や暦は「開運の第一歩」

暦に縛られる必要はありませんが、せっかく暦の文化に触れるのなら、ぜひ、想いを馳せてほしいことがあります。それは、「暦や風習とは、人々が健やかで幸せに過ごせるよう、願いを込められた知恵である」ということ。

現代のように医療や科学技術が発達する以前、生まれた子どもが大人になる確率が格段に低かったことからもわかるように、死が身近にある時代が長くつづきました。そんな苛烈な時代を生きた人々が、「余計な悲しみを抱えぬように、少しでも幸せに生きるように」と、残してくれた“知恵”こそが、古くからの風習であり、暦なのです。

こうした、いにしえの人々の祈りの背景にあるのは、大いなる自然を讃えるという思想にほかなりません。つまり、人智を超えた自然・宇宙といった存在の力をお借りしたものが、占いであり、その心は、古くからある暦や風習へとつながるのです。温かな祈りが込められた風習や暦を大切にすることが、開運への第一歩となることは、言うまでもありません。

 

12月の「開運アクション・3選」とは?

最後に、今月の開運アクションをご紹介します。ぜひ、意識して過ごしてみてください。

開運アクションその1——「お礼参りをする」


(イメージ:写真AC)

正月の初詣に行かれる人は多いと思いますが、じつは、初詣よりも大事なのが、神様への感謝の気持ちを伝えるためのお礼参りです。ぜひ、1年のお礼に寺社仏閣へ足を運びましょう。

できれば大晦日よりも、冬至の日(2025年は12月22日)がいいとされています。また、「冬至占(とうじせん)」といって、古くから冬至に来年の運勢を占うという習わしがあるのですが、これに倣って、占いに触れるのも吉。来る2026年のためにも、占いで天からのメッセージを受け取ってみてください。

開運アクションその2——「睡眠の質にこだわる」


(イメージ:写真AC)

時間でいうと、12月の十二支の「子(ね/ねずみ)」は「子の刻」、ちょうど真夜中をあらわします。眠っているあいだに運気をアップするためにも、枕カバーなどの寝具を新調したり、良い香りに包まれてぐっすり眠れるように、枕元にアロマポットを置いたりと、睡眠の質をアップさせるアクションが、そのまま開運へとつながります。

新しい年を迎える前に、思い切って機能性にすぐれたマットレスや布団に買い変えてみるのもいいでしょう。

開運アクションその3——「見えない場所の掃除」


(イメージ:写真AC)

12月は五行の「水」のエネルギーが強まることと、十二支の「子」には目に見えないものといった意味合いがあることから、ふだんはなかなか掃除をしない窓の結露やカビなどを一気に掃除したいタイミングです。

空気は乾いていても、窓際やベッドの下には意外にも湿気が溜まっているもの。また、タンスやテレビなどの裏側など、いつも見えない場所に溜まったホコリもきれいに。ちょうど大掃除の頃ですから、部屋中の見えていないところをチェックしてみましょう。

 

忙しさと寒さで心身ともに負担がかかるこの時期も、年末ラストの「最強開運日」を活用したり、はたまた休日には開運アクションを意識してみるなど、昔からの「風習」や「暦」を日々の生活に活かすことで、年末年始も無理なく、楽しみながら過ごしていきましょう!

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開運養生12か月
著:櫻井大典 暮れの酉

櫻井大典

アメリカ・サンフランシスコ州立大学で心理学や代替医療を学び、帰国後、イスクラ中医薬研修塾で中医学を学ぶ。中国・首都医科大学附属北京中医医院や雲南省中医医院での研修を修了し、国際中医専門員A級資格取得。日本中医薬研究会に所属し、同志と共に定期的に漢方セミナーを開催。中医学の振興に努めている。SNSにて日々発信される優しくわかりやすい養生情報は、これまでの漢方のイメージを払拭し、老若男女を問わず新たな漢方ユーザーを増やしている。
著書に『二十四節気の暦使い暮らし かんぽう歳時記』『こころとからだに効く! 櫻井大典先生のゆるゆる漢方生活』『こころの不調に効く! 気楽に、気うつ消し』(ワニブックス)ほか多数。
X(旧Twitter) @PandaKanpo
Instagram @pandakanpo
HP https://yurukampo.jp/

暮れの酉(くれのとり)

タロットや易、四柱推命など古今東西の占術を使いこなしながら、「当たる」ことを求めてオリジナル占術「鳳凰数術」を開発。占い師としてデビュー以来人気ナンバーワンで、これまでの鑑定人数は8万人以上。彼が店に出る日はミナミの店前の行列でわかると言われるほど人気の占い師。TBSの占い番組「占いメガネ」やオンライン占いイベント「占いフェス」に出演するなど、活躍の幅を広げる。
著書に『選ぶたびに運が良くなる! 2択開運』(ワニブックス)、『自分らしい幸せを見つける! 手相の見かた』(ナツメ社)、『暮れの酉の繊細な人のための鳳凰数術占い』(ヨシモトブックス)がある。
X(旧Twitter) @kazu_kazoeyo
Instagram @kurenotori
YouTube 暮れの酉【鳳凰数術】公式チャンネル

撮影/浦田大作