【INTERVIEW】Z世代を中心に大人気な恋愛リアリティ『今日好き』で話題沸騰中の森本陸斗。さらなる活躍が期待される彼がこれまでの芝居活動や今後の展望、『今日好き』の思い出を明かす。

【INTERVIEW】Z世代を中心に大人気な恋愛リアリティ『今日好き』で話題沸騰中の森本陸斗。さらなる活躍が期待される彼がこれまでの芝居活動や今後の展望、『今日好き』の思い出を明かす。


現役高校生たちが2泊3日で繰り広げる“運命の恋と青春の修学旅行”を追った恋愛リアリティ番組『今日、好きになりました。』(ABEMAにて放送中)に「チュンチョン編」「チェンマイ編」「テグ編」と三作連続で参加した森本陸斗。

2025年には映画『(LOVE SONG)』で森崎ウィン演じる主人公・ソウタの幼少期役、映画『ブラックショーマン』 では杉下快斗 (中学生時代)役と話題作に出演している。さらなる活躍が期待される彼にこれまでの活動や今後の展望、『今日好き』の思い出を聞いた。

撮影/浦田大作 文/志村マリア

 

――『今日、好きになりました。』(以下『今日好き』)初登場の「チュンチョン編」(2025年10月放送)からSNSでの注目度が高まっています。

「『今日好き』に出たことで180度変わったと言ってもいいくらい、周りからの反響を感じています」

――『今日好き』に参加したきっかけを教えていただけますか?

「僕が中学生の時、事務所の先輩の北島岬さんが『今日好き』に参加していたことです。岬さんをきっかけに番組を観始めて、僕も高校生になったら参加して素敵な彼女ができればいいなと思うようになりました。でも、別の放送でプールのシーンを見た時少しためらってしまいました。それでも憧れだった番組に出たいという気持ちがあって筋トレを始めたり、自分磨きを頑張ったりする中で、少しずつ自分に自信がつきました。そんなタイミングで「チュンチョン編」に参加させていただきました」

――元々視聴者だったのですね。初参加した時の心境は覚えていますか?

「2泊3日の旅の間、ずっと緊張していました。気になる女の子と話すためにどうやってツーショットに誘えばいいのか、最初はタイミングもわからなくて。ただ目の前のことに向き合おうとひたすらがむしゃらに頑張っていた記憶があります」

――他のメンバーもいる中で気になる女の子をツーショットに誘う場面は、勇気がいる行動だと思いました。

「その緊張より、「次にいつチャンスがあるのかわからない」という不安のほうが強かったです。だからこそ、一回一回を大切に「このツーショットが今日の最後かもしれない」という気持ちで動いていました。『今日好き』に出る前までは誰とでも仲良くなれるタイプだと思っていたのですが、恋愛を意識すると、女の子に話しかけること自体が緊張してしまって、難しく感じました」

――旅中に特に難しいと感じたことは?

「気持ちの整理と、相手との向き合い方です。初日ではある女の子と話して、2日目ではまた別の女の子と話して、自分の中で何を大切にしたいのか整理をつけないといけないし、相手の良さを知ったり、向き合わなくてはいけない。番組上、最後には一人を選ばないといけないので、最終日に近づくにつれて自分の中で考えることが増えていきました。悩んでいるうちに僕の知らないところで別の物語が進んでいて思い描いていたようにはならなかったこともありました。思い通りにならなくて難しいけど、その切なさこそが旅の魅力でもあるなと思います」



――ご自身も放送をご覧になりますか?

「家族とリアルタイムで観ることが多いです。家族みんなで『今日好き』を観るために、新しく大きなテレビを買ってくれたんです。僕と母は元々視聴者だったのですが、僕の参加をきっかけに父も観始めてハマっています。「ちょっとここは観ないで…」と思うシーンもあるんですが、それも含めて家族にも楽しんでほしいなと思っています。父からは「もっと上手く男気を出せただろ!」と言われましたが…結構恥ずかしいですね(笑)」

――旅中に用意されているスペシャルデートをかけた対決では、森本さんの勝率が高い印象があります。実生活でも勝負事は強いタイプですか?

「勝負事は、わりと強い気がします。 もちろん負ける時もありますが、「ここで決めないと!」と勝ちたい気持ちが強くなった時ほど、勝負強さを発揮できている気がします」

――番組を通してご自身の中で成長を感じた部分はありますか?

「元々積極的なタイプでしたが、番組に参加してからより初対面の人とも自然に話せるようになった気がします。また、大人の方と関わる機会が増える中で、自分の意見が重要になったりして「社会に出たんだな…」と感じています。元々芸能活動はしていましたが、高校生になってからはまた少し違う感覚があります。今までは大目に見てもらえていたこともあったと思いますが、自分で良し悪しを判断できる年齢だと見られている。だからこそ、一つひとつの発言や行動に責任を持ちながら活動しています」



――ここからはお芝居についてお伺いできればと思います。『今日好き』の参加前から活動されていますが、始めたきっかけを教えてください。

「僕が芸能の世界に入るなんて考えたことがなかったんです。でも、小さい頃から親の影響でドラマや映画、アニメを観ることが好きで。そんな時お声がけいただいたこともあって思いきってチャレンジしてみたいなと思い、この世界に入りました」

――実際に始めてみてどうですか?

「本当におもしろいです。初めてちゃんとお芝居したのは、『ちゃお』2022年1月号(小学館)で掲載された、まいた菜穂先生特集内『大人はわかってくれない。』の実写マンガ企画の撮影でした。同世代の子たちと丸2日間撮影したのですが、本当に楽しかったんです。撮影が終わった後、登校中にみんなのことが恋しくなって泣いてしまったくらいです(笑)」

――どんなところにやりがいや楽しさを感じますか?

「自分ではない誰かになれることが楽しいです。今はまだ高校生ですけど、お芝居を通して医者や弁護士などいろいろな職業を経験できるのも魅力で。自分とは違う生き方や価値観を知って、その人生を演じられることが楽しいと感じますし、やりがいだと感じています」

――直近では映画『(LOVE SONG)』の森崎ウィンさんが演じる主人公・ソウタの幼少期役を演じられていました。その時は何を意識して演じられていましたか?

「自分が男性を好きになるということは、どういう感情なんだろうとたくさん考えました。その上でボーイズラブ作品を観て勉強しました。主人公のソウタは真面目で几帳面ではあるけど、素直に気持ちが伝えられない可愛らしさがあるなと思っていました。なので、少し不器用だけどまっすぐで可愛らしさのある雰囲気を崩さないように、自分なりに心掛けて演じました」

――他にも多くの幼少期役や学生役を演じられていますが、心掛けていることはありますか?

「幼少期を演じる時は、大人の役者さんがいてその方が描くキャラクター像があるので、イメージを崩さないように演じることを心がけています。そのために監督さんと相談しながら役作りをしています。僕はあまり人見知りしないので、「どうしたらいいですか?」と自分からコミュニケーションを取ることを意識しています。なので監督さんやスタッフさんとも仲良くなるのも得意かもしれないです!」

――今後挑戦したい役柄はありますか?

「恋愛ものや青春ものをやってみたいです!」

――先ほど、幼い頃からドラマや映画鑑賞が好きとおっしゃっていましたが、どんな作品を観ますか?

「観る作品は医療系が多いかもしれないです。『コード・ブルー』や『コウノドリ』とか。思い返すと、登場人物に感情移入して泣いてしまったことも。最近は映画『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』を観ました。恋愛ものだけど、どこか切なさがあって。命に関わる物語に惹かれるのかもしれないです。その作品をきっかけに三木孝浩監督の作品や他の恋愛ジャンルも観るようになりました」

――いつか森本さんが出演されているような気がします。

「出演させていただけたら嬉しいです! それから最近は少しずつアクションにも挑戦させていただいて、プロップガンを扱うこともあるので『ジョン・ウィック』のようなアクション映画を観て勉強しています」

――幅広いですね。最後に、今後どんな役者になりたいですか?

「何事にも挑戦できる役者になりたいと思っています。いろんな役に“化けられる”俳優。中でも憧れの俳優は山﨑賢人さんや鈴木亮平さんです。鈴木亮平さんの、役のために徹底して自分を作り込むストイックな姿勢を本当に心から尊敬しています。いつかお二人に近づけるように鍛錬を重ねて頑張りたいと思います!」


●プロフィール
もりもと・りくと
2009年5月10日生まれ、埼玉県出身。主な出演作に、ABEMA TV 『今日、好きになりました。』、映画『LOVE SONG』、映画『ブラックショーマン』、実写映画『からかい上手の高木さん』 など。