【REPORT】新劇場・EX THEATER ARIAKEが開業。「くだらないから観たほうがいい」と古田新太が太鼓判を押す作品とは?

【REPORT】新劇場・EX THEATER ARIAKEが開業。「くだらないから観たほうがいい」と古田新太が太鼓判を押す作品とは?


今年4月、約1500席のキャパシティを誇る新劇場・EX THEATER ARIAKEが誕生する。記念すべきこけら落とし公演『AmberS -アンバース-』を含む7公演のキャスト・スタッフが登壇した発表会の模様をレポート。

撮影/中野杏侑香 文/絹村千紗

4月25日、東京・有明に開業するEX THEATER ARIAKE。そのオープニングラインナップ発表会が行なわれ、同劇場にて今年度上演が予定されている7作品のキャスト、スタッフ14名が登壇した。

『AmberS -アンバース-』稽古の様子を語る

こけら落とし公演となるのは加藤シゲアキがクリエイティブプロデューサー・原作・脚本を務める『AmberS -アンバース-』。大橋和也が「ダブル主演で寺西くんと一緒にさせてもらうことも緊張するし、演出を河原さんにしていただくということも緊張するし、こけら落としっていうのも緊張するし…」と率直に今の心境を明かすと、寺西拓人は「稽古は順調すぎるくらい順調。加藤くんオリジナルの脚本を、みなさんとイチからつくりあげている感覚があります」としっかりフォローした。

MCより、『AmberS -アンバース-』演出の河原雅彦と親交の深い古田新太に話が振られると、「大橋がしっかりやれば大丈夫です。寺西は全然心配してないんだけど」と一言。河原が「それ、本当にそうです(笑)」と相槌を打つと、大橋は焦って立ち上がり「ちゃんとやってますよね?」と確認し、会場の笑いを誘う。

Snow Manのライブとミュージカルの違いは…?

岩本照は9月に上演されるミュージカル『タイムトラベラーズ・ワイフ』で、時空を旅するヘンリー役を演じる。「タイムトラベルする瞬間を、舞台ならではのギミックを使ってできるんじゃないかな。フライングだとか、(舞台の)下が開く装置を駆使しながら表現する形になると思うので、僕も楽しみです」と意気込む岩本に、ミュージカル初挑戦の岩田剛典が「普段ライブもやられていると思うんですが、ミュージカルだからこそ準備していることはありますか?」と質問。岩本の「ミュージカルは何カ月か続く作品が多いと思うので、1日に食べる量を計算して、体重が減らないようにしています」という答えに福田雄一が「Snow Manのライブは痩せないの?」とシンプルな疑問をぶつけると、「メンバー9人でパフォーマンスしてる時(ライブ)と、ひとりで全部やる時(ミュージカル)は変わってくると思います」と答え、「すいません、なんか真面目に答えちゃって」(岩本)とはにかんだ。

上田竜也が語る堤幸彦作品の魅力

演出の堤幸彦から「圧の強いふたり」と紹介されたのは10月上演の『ノッキンオン・ロックドドア THE STAGE』で探偵としてタッグを組む上田竜也と川島如恵留。「圧が強い? おしとやかですよね」と川島が問えば、上田が「おまえはな(笑)」と返す軽快なやりとりを見せつつ、「緊迫感のあるミステリーの中にふんだんに込められた笑いがあるのが見どころ。堤監督は裏でも“ここでボケる?”って時にボケてますから、ずっと面白いことを考えているんだと思います」(上田)と堤幸彦作品の魅力について語った。

福田雄一は劇団☆新感線へ対抗心を明らかに

また、2027年1月上演のミュージカル『モンティ・パイソンのSPAMALOT』の演出家・福田雄一は劇団☆新感線への対抗意識を燃やす。「この作品はミュージカル史上、最もくだらないミュージカル。僕はずっと、ミュージカルというフィールドで劇団☆新感線とどう戦うかということを考えているんです。それこそ、新感線が大阪から東京に来た1作目からずっと観てる。『髑髏城(の七人)』の初演も観てますし、20代の頃からずっと観させていただいている」とリスペクトを語ったうえで、「劇団☆新感線に対抗できるのは『~SPAMALOT』しかない。今回も最高のメンバーで、新感線に負けないよう“くだらない”を追求しようと思います」と話すと、過去に同作を観劇した古田新太も「本当にくだらないですよ」と同意しつつ、「だから観に来たほうがいいですよ。どれくらいくだらないかみなさん直に観て、“あぁ、くだらない”って思ってほしい」と太鼓判を押していた。

EX THEATER ARIAKEは3月27日に開業する複合型エンタテインメント施設・TOKYO DREAM PARK内に常設される客席約1500席の劇場。様々な演出プランに対応できる自由度の高い舞台機構、ステージが見やすく身近に感じられる客席構造、遮音に優れ、客席に均一に音が届くよう計算された高い音響設計を備えている。


●作品データ
『AmberS -アンバース-』
公演期間/2026年4月25日(土)~5月24日(日)
クリエイティブプロデューサー・原作・脚本/加藤シゲアキ
演出/河原雅彦
出演/大橋和也 寺西拓人 猪狩蒼弥 嶋﨑斗亜 川﨑皇輝 松尾龍 山﨑玲奈 渡部豪太 真風涼帆/市川右團次 他

2026年劇団☆新感線46周年興行・夏公演 SHINKANSEN☆RSP 怪奇骨董音楽劇
『アケチコ!~蒸気の黒ダイヤ、あるいは狂気の島~』
公演期間/2026年6月12日(金)~7月12日(日)
作/福原充則 演出/いのうえひでのり
出演/宮野真守 神山智洋/石田ニコル 浜田信也 志田こはく 粟根まこと/古田新太 他

ミュージカル『ディア・エヴァン・ハンセン』
公演期間/2026年7月25日(土)~8月23日(日)
翻訳・演出/小山ゆうな 訳詞/高橋知伽江
出演/柿澤勇人 吉沢亮 安蘭けい 堀内敬子 木下晴香 松岡茉優 他
(各役Wキャスト、五十音順)

ミュージカル『タイムトラベラーズ・ワイフ』
公演期間/2026年9月
日本版上演台本・演出/ウォーリー木下
出演/岩本照/和希そら 他

『ノッキンオン・ロックドドア THE STAGE』
公演期間/2026年10月
原作/青崎有吾『ノッキンオン・ロックドドア』(徳間文庫)
脚本/浜田秀哉 演出/堤幸彦
出演/上田竜也 川島如恵留 他

ミュージカル『ミー&マイガール』
公演期間/2026年12月
演出/小林香
出演/三浦宏規 上白石萌音 他

ミュージカル『モンティ・パイソンのSPAMALOT』
公演期間/2027年1月
演出/福田雄一
出演/岩田剛典 他