どんなに寒くても、服を着ない?ハゲは賢い証拠?
世界の驚きの文化を紹介


世界には196の国があり、その人口は70億人にものぼります。
そんな大勢の人が暮らす地球には、それはもう膨大な数の文化があります。

私たちは、自分とは違う文化に触れると、つい「おかしい!」「ヘンだ!」と言いたくなってしまいます。
でも、私たちが普段「あたりまえ」だと思っていることも、他の人からすると「ありえない」と思われることがあるのです。

そんな世界の数ある「あたりまえ」の中から、3つをご紹介します。

その1 恥じる必要なし! ハゲは知恵の象徴!?

日本では男性も「もう年だ」と嘆き、ハゲることは恥ずかしいと育毛剤に頼ります。
ところがハゲた人が日本の5倍もいるアメリカでは、「もう年だから」ではなく「年にもかかわらず元気だ」といい、ハゲは知的に見えるともいいます。
中国でも額がハゲるのはよく頭を使った結果で、知恵と経験の象徴と、むしろ敬意をもって見られます。
ハゲが少ないベトナム人も、頭をよく使った人ほどハゲやすいといいます。

その2 やせ我慢!? どんなに寒くても、服を着ない民族

バヌアツ・タンナ島の民族ナマルメの男性は、紐に藁束が下がったナンバスを腰につけて暮らしています。
彼らは、どんなに寒くてもこれ以上衣服は身に着けません。
それが伝統であたりまえだといい、夜は火を焚いて、そのまわりで寒さに震えながら身体を寄せ合って寝るというやせ我慢民族なのです。

その3 大人になるのは命がけ!? 世界の危険すぎる通過儀礼

エチオピア南部の農牧民ハマルの男性は、大人になるために、暴れる牛8頭〜10数頭の背中の上を2〜3往復する、危険な儀式に挑戦しなければなりません。みごと成功すれば、大人としての名前が与えられますが、失敗してしまうと大人になれず、1年留年で翌年に再挑戦することになります。
ケニアやタンザニア北部の民族マサイの場合は、恐ろしいライオンを1人で殺すという試練が課されました。万が一失敗すればライオンの餌食。1年どころか永久に留年になってしまいます。

このほか、全部で83の世界の「あたりまえ」を紹介した書籍『開幕!世界あたりまえ会議』が本日発売!
大人も子どもも楽しみながら、自分とは違う文化に触れられる、新しい異文化学習本です。

 

1月25日(金)発売!
開幕!世界あたりまえ会議
著:斗鬼正一(文化人類学者)

イラスト/てぶくろ星人