インスタグラムで１３万人が「キュン」！！ “女の子同士”カップルの本音や日常をつづる『女の子同士で付き合ってます。』
世界中で熱狂的な人気を誇るタイのドラマ「2gether」をはじめ、国内で映画化された「窮鼠はチーズの夢を見る」、そして芥川賞作家・綿矢りささんの『生のみ生のままで』など、いま“さまざまな形の恋愛”を題材とした作品が注目されています。いわゆる性的マイノリティ「LGBTQ」への関心と理解が深まり、多様な性のあり方について、当事者のみならず多くの人の意識が向いているのではないでしょうか？
本書『女の子同士で付き合ってます。』は、タイトルの示す通り、そんな“さまざまな形の恋愛”の中のひとつ・女性同士の恋愛を描いた、ほのぼのイラストエッセイ。恋愛対象がもともと異性だった著者・みしぇさんが、女性と付き合い始めたなれそめや、女の子同士カップルの本音や日常をつづる本作は、インスタグラムで発信をはじめるやいなや、なんと約13万人のフォロワーが「キュン」！ そう、性別なんて関係ない、ピュアなラブストーリーなんです。
そんな二人の甘酸っぱいエピソードに、インスタグラムでは公開していない「嫉妬の対象は男の子？ 女の子？」「女の子同士だからよかったことは？」……などなど、約２０ページ超えの描き下ろし“本音”エッセイをプラスした待望の書籍で、この冬、さらに「キュン」としちゃいませんか？
「私のセクシュアリティ」って、なんだろう……？
著者のみしぇさんは、先述した通り、これまでは異性（男性）とお付き合いを重ねてきた女の子。でも、はじめてまるさん（女性）とお付き合いすることによって、自分の「セクシュアリティ」について、あらためて考えることに……。戸惑うみしぇさんですが、結果的に自分が何に当てはまるかわかりません。そこで、「今は無理に何かにあてはめる必要はないと思っています」と、自分をまるごと受け止めることにしたんです。ステキですね！
「かわいい」と「かっこいい」、どっちが嬉しい？
みしぇさんの恋人・まるさんの恋愛対象は、完全に女性。顔立ちや服装も中性的なので心も男の子かと思いきや……？ 性別にとらわれない、それぞれのアイデンティティがあるんです！
“かっこかわいい”パートナーに、キュン！
重いものをさっと持ってくれたり、コートのポッケの中で手を握り合ったり、甘えたり……。思わず、キュンとしちゃう恋人の行動。これって異性との恋愛と、なにも変わらないと思いませんか！？
ほのぼのとしたイラストでつづられるみしぇさんとまるさんカップルの日常ですが、もちろん、同性同士ということでの摩擦や葛藤も大きいものでした。しかし、みしぇさんが自分の気持ちをそのまま受け入れたことで、二人は付き合い、同棲し、「おばあちゃん同士になってもずっと一緒にいようね」と言い合うまでの理想のカップルに……！ ここで私たちは、あることを思います。“ふつう”ってなんだろう、と――。
著者のみしぇさんは、こう言います。「『好き』という気持ちに、性別は関係ない」と。そう、女の子同士でも、異性同士でも、人間の持つ根本的な感情に、変わりはないんです。ぜひ、あなたも二人の“愛の形”をのぞいてみてください。そして、二人と一緒に、ステキな恋をしてみてください。寒い冬でも、きっと心があたたかくなるはずですよ！
「性別なんて関係ない、だって手を繋いだらこんなにもドキドキするんだから――」
（本文より抜粋）
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『女の子同士で付き合ってます。』
