【年末年始、どう過ごす?】今年は“北欧式”のクリスマス&年越しを楽しもう!
コロナ禍初の「行動制限なし」となった、今年の年末年始。とはいえ、まだまだ“おうち時間”が多くなりそうな冬休みは、もともと冬が長く家で過ごす人の多い、北欧の人々のホリデーシーズンの過ごし方が参考になりそう!
そこで、『北欧で見つけた気持ちが軽くなる暮らし』の桒原さやかさん、そして、最近はドラマ「北欧こじらせ日記」でも話題を呼んだ『マイフィンランドルーティン100』の週末北欧部chikaさんのお二人に、それぞれ“北欧式”のクリスマス&年越しの楽しみ方について、ご紹介いただきましょう。
北欧のホリデーシーズンの過ごし方とは?
イケア、ウェブメディア&ショップ「北欧、暮らしの道具店」と、北欧にゆかりの深い会社で働き、大好きな北欧旅行を重ねたあと、スウェーデン人である旦那様と一緒にノルウェーに移住されていた、桒原さやかさん。「おうち時間」を居心地よく過ごすためのたくさんのアイデアや、豊かな時間を過ごすための知恵とヒントが満載の『北欧で見つけた気持ちが軽くなる暮らし』も好評の桒原さんに、北欧のホリデーシーズンの過ごし方について、お話を伺いました!
――いよいよホリデーシーズン到来ということで、北欧でのクリスマス、年末、お正月について、お聞かせください。日本との違いや、桒原さんが取り入れている習慣などがありましたら、ぜひ、お教えいただきたいです!
桒原:北欧では12月に入ると、どこもかしこもクリスマスムード一色になるんです。街にはイルミネーションが灯り、家の中はクリスマスの飾りつけでにぎやかに……。また、冬は家にいる時間が長くなるので、クリスマスツリーの飾りを自分たちで作ったり、クリスマスにぴったりなスパイスがたくさん入ったクッキーやパンを焼いたりしますね。北欧の人たちは冬になると、いろいろと“手作り”をして家の時間を楽しむんです。
▲ノルウェーのトロムソでのクリスマス。街には大きなツリーや、イルミネーションが。
それから、北欧の年越しはとてもにぎやか! 盛大に花火をあげて年越しをするのが伝統で、自分たちで買ってきた花火を打ち上げる人もたくさんいらっしゃいますね。そして、大人はお酒をたくさん飲んで陽気に年越しをするんです(笑)。だいたい2日から仕事がはじまることが多いので、お正月は年越しがおわったら通常モードに戻る人が多いですね。
そこで、わが家はクリスマスは北欧式、お正月は日本式と決めています! 今年のクリスマスも家中に飾りつけをして、クリスマス料理を自宅で作ってお祝いする予定です。
料理はスウェーデンの伝統料理「ミートボール」やじゃがいものグラタン「ヤンソンの誘惑」などを作る予定(※こちらのレシピは本に掲載されています。ぜひチェックを!)。そして、お正月は日本式におせちを食べて、初詣に行って、お正月番組を見ながらゆっくり家で過ごそうと思っています!
▲わが家でも大きなクリスマスツリーを飾り、クリスマス料理を楽しむ予定。
フィンランド式「クリスマスパイ」&「サウナ」!
『マイフィンランドルーティン100』の週末北欧部chikaさんは、北欧好きが高じて、現在はフィンランドへ移住し、なんと現地で寿司職人として働いていらっしゃいます。
ここでは『マイフィンランドルーティン100』より、フィンランドのクリスマスと元旦の過ごし方について、ご紹介しましょう。
先ほどの桒原さんのお話にもありましたが、やはり北欧のおうち時間には“手作り”が欠かせないようです。フィンランドの定番・クリスマスパイなら、簡単&おしゃれ! ぜひ、この休みに作ってみてはいかが?
フィンランドといえばサウナ! しかも元旦から楽しむんですね。日本でも、大晦日や元旦にオープンしているスーパー銭湯や温泉は多くあるので、ぜひ、調べて足を運んでみてください。年末年始、身も心もリフレッシュしちゃいましょう!
「楽しみは自分で作る!」――それこそが、北欧式ライフスタイルの真髄。ゆったりとしたおうち時間で、好きな料理を作ったり、サウナで心身を整えたり。そう、じつは日本でもすぐに取り入れられることばかりなんです。“北欧式”ホリデーシーズンの過ごし方は他にもたくさんあるので、『北欧で見つけた気持ちが軽くなる暮らし』『マイフィンランドルーティン100』を参考に、ぜひ、今年のホリデーシーズンを楽しんでみてくださいね♪
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『北欧で見つけた気持ちが軽くなる暮らし』
著:桒原さやか
『マイフィンランドルーティン100』
著:週末北欧部chika