【獣医にゃんとす先生新刊】うちの子(猫)を「世界一幸せな猫」にするための本が登場!


SNSフォロワー14万人! 獣医師で研究員、そして猫の飼い主(げぼく)でもある獣医師・にゃんとす先生。獣医師ならではの科学的根拠に基づいた発信が多くの愛猫家の心を掴み、いま、圧倒的な信頼を得て、SNSで大人気なんです。

そんな、にゃんとす先生の大人気連載が、待望の新刊『どっちが正しい? 幸せになるねこ暮らし』となって登場!
クイズと漫画で楽しくわかる、猫のヒミツが盛りだくさんの一冊は、猫の気持ち、病気、普段の暮らしなど……あらゆる猫の「わからん!」に答える頼もしさ。長く猫を飼っていても「え、そうだったの!?」と“目から鱗”の知識が満載なんです。
漫画とイラストは、2匹の猫と暮らすイラストレーター・オキエイコさんの全編描き下ろし♪

では、ここでクイズです。「猫が撫でられるのが好きな場所」は、いったいどこでしょうか……?
さあ、にゃんとす先生の「答え」を特別にご紹介していきましょう。

 

猫が「撫でられるのが好きな場所」は、どこ?

撫でられる場所の好みは猫によって変わりますが、一般的に好きな場所の傾向があります。穏やかな猫ちゃんは嫌だけど我慢していることもあるので、耳やしっぽの動きも観察し、気持ちを汲み取ってあげましょう!

では、猫が撫でられるのが好きな場所は、さて、どこでしょうか……?



答えは……

【B おでこ】でした!

では、なぜ猫は、おでこを撫でられるのが好きなのか、にゃんとす先生に「解説」してもらいましょう!

 

猫は「おでこ&あご周り」を撫でられるのが好き♪

「猫は一般的に頬やおでこ、あごなどのフェロモンを分泌する部位を撫でられると喜びます。というのも、猫同士のコミュニケーションの際にはこれらの部位をこすりつけたり、触れ合ったりすることでお互いの親睦を深めます。飼い主さんに撫でられて気持ちよさそうにするのも、コミュニケーションがとれて喜んでいるのでしょう。」とにゃんとす先生。

確かに、猫同士で顔を擦り付けあう場面を見ることがありますね。また、飼い猫ちゃんが頭をスリスリとこすりつけてくることがありませんか? あれも、猫ちゃんなりの、コミュニケーションのひとつなんですね。

ちなみに、2002年に行われた研究によると、側頭部やおでこは9割以上の猫が好む一方で、あご周りは5割、しっぽの付け根は3割程度と好みがわかれたのだそう。

しっぽの付け根もフェロモンが分泌される場所ですが、にゃんとす先生曰く「しっぽの付け根は好みが分かれやすく、『最高や! もっと撫でろ〜!』とどんどんお尻を高くあげる猫ちゃんもいれば、『おい、そこは触るとこじゃねーだろ(ガブッ)』と嫌がる猫もいます」とのこと!

どのフードを選べばいいのか、トイレはどこに置くべきか、夜中になぜ走り回るのか、ワクチンや健康診断は必要か……。猫の飼い主であれば、絶対におさえておきたいポイントを網羅した『どっちが正しい? 幸せになるねこ暮らし』で、「うちの子」を「世界一幸せな猫」にしてみませんか――?

多くの文献や論文を引用することで、科学的根拠に基づいた健康管理のポイントや猫とのコミュニケーション方法、猫の行動の意味など、愛猫をもっと幸せにするための正しい知識を詰め込みました。(中略)この本を読むことで、あなたの愛猫が『このおうちに来てよかったな』と思ってくれるような毎日を送れるお手伝いができればと願っています。――獣医にゃんとす

 

\好評発売中!/
どっちが正しい? 幸せになるねこ暮らし
著:獣医にゃんとす
漫画:オキエイコ

獣医にゃんとす

国立大学獣医学科を卒業後、臨床経験を重ねつつ、獣医学博士を取得。現在は、とある研究所の研究員として、難治性疾患の基礎研究に従事。SNSでは猫の健康や生活、病気に関するテーマを中心に発信している。著書に『獣医にゃんとすの猫をもっと幸せにする「げぼく」の教科書』(二見書房)がある。
X(旧Twitter) @nyantostos
Instagram @nyantostos
ブログ「げぼくの教科書」 https://nyantos.com/

オキエイコ

イラストレーター。「猫を残して死ねない問題」をライフワークにし、ねこヘルプ手帳を考案。株式会社nancoco 代表。著書に、保護猫エッセイ『ねこ活はじめました』(KADOKAWA)などがある。
X(旧Twitter) @oki_soroe