励ましたいのに、どんな言葉をかけたらいいのかわからない

励ましたいのに、どんな言葉をかけたらいいのかわからない



ついつい頑張りすぎてしまったり、
ちょっとしたことを気にしすぎて傷ついたり、落ち込んだり。
生きづらさを抱えたすべての人へ贈る
イラストレーター・なおにゃんのイラスト&メッセージ。


以前、友人が悩んでいた。その友人はとても優秀な人で、某有名な外資系企業で働いていたものの、仕事の忙しさから体調を崩し休職することになり、とても落ち込んでいた。

自分も鬱で二度休職をしたことがあるので、休職をするつらさはわかる。何か励ましの言葉をかけようと思ったが、優秀で仕事に対して情熱や責任感を持っている友人に対し、怠け者の自分が共感の言葉をかけたところで、逆に失礼なのではないか。じゃあ、激励? エール? 何がいい? そんなことをグルグル考えていたら、何も言えなくなってしまった。
そこで、正直にこう聞いてみることにした。
「今、あなたを励ましたいんだけど、どんな言葉をかけたらいいのかわからない。どんな言葉が嬉しいですか…?」

我ながらバカみたいだと思うが、これが案外良かった。友人は笑ってくれて、寄り添ってくれたら嬉しいと素直に言ってくれた。
本当の意味での励ましって、言葉の内容の良し悪しではないのかもしれない。「今、目の前にいる自分があなたを元気づけたいと思っています」という気持ちを伝えることが一番大切なのかも。そんなふうに思った。

今日のひとこと

小難しく考えすぎずに、自分が相手を大切に思っているということ。励ましたい気持ちがあるということ。それ自体が伝わればいい〜。

 

今日も一歩も外に出なかったけどいい一日だった。
著:なおにゃん
発行:KADOKAWA

*次回は2月15日(木)更新予定です。


Written by なおにゃん
なおにゃん

茨城県出身。大学卒業後、希望していた出版社に就職するが、職場環境に合わずうつと適応障害と診断されて2度休職する。その後、退職。2020年5月よりX(旧Twitter)でメンタルに関するつぶやきを始めたところ、「共感できる」「心がラクになる」と反響を呼び、フォロワー数は20万人を突破。現在はイラストレーター、絵本作家として活動しながら、猫たちとのんびり暮らしている。著書に『うつ吸いイラスト帳』(永岡書店)、『100年後にはみんな死んでるから気にしないことにした』『うつ逃げ』(ともにKADOKAWA)。
X(旧Twitter):@naonyan_naonyan

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