【インタビュー】超人気チャンネル「Naokiman Show」にも出演!『となりの小さいおじさん』著者・編集ライター瀬知洋司さん【後編】

【インタビュー】超人気チャンネル「Naokiman Show」にも出演!『となりの小さいおじさん』著者・編集ライター瀬知洋司さん【後編】


BOOKOUTジャーナルとは

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ヒューマンインタビュー。


文/国実マヤコ
イメージイラスト/BOOKOUT編集部

刊行されるやいなや、各所で話題を呼んだ書籍『となりの小さいおじさん 〜大切なことのほぼ9割は手のひらサイズに教わった』(アルソス刊)——。著者の瀬知洋司さんは超人気YouTubeチャンネル「Nokiman Show」にもご出演、各所で講演会を行うなど、いま大注目の人物です。

瀬知さんは、数々のヒット書籍の企画編集に携わってきた、名うての編集ライター。ビジネス書、エッセイ、児童書など数多の本を手がけ、東大名誉教授・矢作直樹氏の書籍で30万部となるベストセラーを生み出したのも、瀬知さんのお仕事です。

「小さいおじさんって、いったいどんな存在なの? 守護霊? 宇宙人!?」「おじさんを見る方法は?」……後編では、私たち人間を導く高次元の存在と未浄化霊の見分け方、おじさんが我々に伝えたいメッセージなど、さらに深く掘り下げて、お話を伺っていきます。

※前編「【インタビュー】リアルな実話で話題沸騰!『となりの小さいおじさん』著者・編集ライター瀬知洋司さん」は、こちら

 

いわゆる「小さいおじさん」ブームとは“違う存在”

——前編で、見えるがゆえの“苦悩”についてもお話を伺いましたが、それを聞いてなお、「おじさんを見てみたい!」という方は多くいらっしゃると思います。

そうですね、先ほど「周波数(エネルギーの個性)」とタイミングがカチッと合うと見える、というお話をしましたが、じつは、どなたでもすでに遭遇しているんですよ。前提としてそういう存在を「信じている」というポイントも重要ですが、つまりは、それに気づくか気づかないか、なんです。会社にも飲食店にもいますし、一番遭遇しやすいのは自宅ですけれども、毎日キョロキョロしているわけにもいかない(笑)。皆さん忙しいですから気づかないんですよね。

一点、はっきりお伝えしておきたいのは、少し前に芸能人の方々が「小さいおじさんを見た」「髪をひっぱられた」「イタズラされた」なんてテレビでお話しになって、ひそかな「小さなおじさん」ブームみたいなものがあったんです。が、彼ら(おじさん)は決して私たちに物理的な干渉はしません。

もちろん、ほかの方の目撃談を否定するつもりはまったくないのですが、拙著のタイトルが『となりの小さいおじさん』ですから、「あれと同じものですか?」と聞かれることが多いんですね。そういう場合、「同じかどうかはわからないけれど、音を立てたり髪を引っ張るといった物理的な干渉はしないはずなので、違うと思う。念のため気をつけたほうがいい」と申し上げています。

 

未浄化霊の「見分け方」と「防御策」

——「気をつけたほうがいい」というのは、それがどんな存在かわからないから、ということですよね。いわゆる「小さいおじさん」以外にも、目に見えない存在たちがいるから、と。

そうですね。つい先日も、ある動画の収録で夜の新宿に行ったのですが、街にも撮影スタジオにもいろいろなものがいたようで、おじさんが「お前、いつ帰るんだ、早く帰れ」と(笑)。いわゆる未浄化霊や異次元の生き物からなにから、夜になるとたくさん出てくるそうなんです。私には祓う力もないですし、耐性もありませんからね。ふっと入られてもすぐに出ていってくれればいいそうなのですが、祓ってもすぐに入ってきてしまう体質の方がいらっしゃるんですよ。

いわゆる霊的なものに好かれやすい体質というものがありまして、わかりやすく申し上げますと、とにかくネガティブモードで生きている人。そして免疫力が下がっていたり、メンタル面で落ちている人は、要注意です。それから、本気で誰かを憎んでいたり、恨んでいたり、攻撃的になっていたり……そういう人は、とにかく霊的なものに好かれるのだそうです。

——ちなみに、そういったものへの「防御策」、あるいは「見分け方」のようなものを、おじさんは教えてくれますか?

防御策としては、何かに夢中でいること、ですね。私の知り合いで、精密機器メーカーに勤めているのですが、彼はいわゆる“推し活”が趣味で、20代の仲間と一緒に楽しそうにサイリウムを振っているんです(笑)。ああいうタイプの人は、とにかく目の前の「今に夢中」ですから、未浄化霊などに入られない。入られないと言いますか、入りにくいんですね。

よく、「霊道」だとか「出やすい場所」だとか言いますけれど、すべての環境に霊はいるんです。未浄化霊、低級霊、動物霊などは、エネルギーの次元が低い。ですから、ネガティブ思考に陥っているときは周波数が低いもの同士でそれらと周波数が合ってしまい、入られてしまうわけです。

また、見分け方に関しては、とにかく音をたてたり物理的な干渉があるものには注意。もちろんおじさんも話しかけてきますが、話しかけてくる存在には2種種ありまして、おじさんのように高次元の存在の場合は、あまり具体的なことは言わない、という特徴があるんです。本当にマズい存在は、かなり具体的なことを言うようですよ。「あそこに行ったほうがいいよ」「○日に地震が起きるよ」「いい稼ぎ方があるよ」といった具体的な言葉をかけてくる存在には左右されないほうがいいですし、気をつけたほうがいい。

 

私たちを見守っている「高次元支援チーム」とは?

一方で、皆さんが一般的に守護霊、あるいは西洋からの受け売りで「ハイヤーセルフ」と言う方もおりますが、自分を見守ってくれる高次の存在のことを、私は「高次元支援チーム」と呼んでいます(笑)。イメージとしてはネットの世界と同じ。とにかく上に、巨大で端が見えないようなクラウドがあると想像してみてください。そのサーバーのひとつが、自分の「高次元支援チーム」なんです。これ、大手ネット企業の偉い方に話したら「わかりやすい!」と笑っていましたね。

ですから、守護霊と言うと霊になってしまうので、厳密には霊魂ではない。あくまでエネルギーのチームなんです。よく、「守護霊を大切にしなさい」「神様はこう言っている」なんて言いますけれど、『古事記』『日本書紀』に出てくる神の名前ですら、人間がつけたものなんですよ。そういったものに依存しすぎず、自分がいいと思ったことだけやればいいんです。そもそも、神社に祀られている神様は、私たちを見守ってくれる存在というより「監視する役割」ですからね。これを言うと、大変なバッシングを受けるのですが(笑)。

——ちなみに「小さいおじさん」は、その「高次元支援チーム」のエネルギーとは別のものなんでしょうか?

そうです、「高次元支援チーム」とは別のところにいます。おじさんも私たちのいる次元とは違う世界の存在ですが、「高次元支援チーム」とは違う場所にいるんですね。とはいえ、連携をとることはあるようです。いわば、私のようなフリーランスといったポジションでしょうか。

これら「高次元支援チーム」は、どんな罪を犯した人にも、分け隔てなく、しっかりとついています。もちろん、おじさんも……。ですから、あなたがどれだけ孤独で過酷な状況にあったとしても、たとえ1年365日誰とも話していなくとも、肉眼で見えないだけで、彼らは分け隔てなく、私たち人間の側にいるんですよ。これは、おじさんからの、そして私からのメッセージとして、よく覚えておいてください。幸か不幸か目に見えないだけで、私たちひとりに対して、たくさんの、あらゆる存在が守ってくれているんです。

そして、もうひとつ。「おじさんに会ってみたい!」というあなたへのメッセージです。宝くじが当たった! なんて劇的なことでなくても、日常のなかで「なんかちょっといいことが起きたなあ」というときこそ、おじさんに会える絶好のタイミング。彼ら(おじさん)のエネルギーとシンクロするとき、その人にとって「なんかちょっといいこと」が起きるんですね。

あなたにアプローチしようと、小さいおじさんが、すぐ側でスタンバイしているかもしれません……!

 

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となりの小さいおじさん』(アルソス刊)
著:瀬知洋司

瀬知洋司(せち・ひろし)
フリーランス編集者・ライター。出版プロデューサー。不定期散歩マニア。

1965年11月、福岡県福岡市生まれ。早稲田大学社会科学部卒業。
新卒入社した東証上場の専門商社を退社後、友人に誘われ働いていたお店の顧客に「出版社とか向いてるんじゃない?」と言われたことをきっかけに出版業界の道へ。商業施設などを取材・分析する月刊専門誌の編集部に1年半、アパレル業界向けの月刊専門誌の編集部に8年在籍。同社を退社後は、流通業界のプランナー、求人系広告会社の編集部門に在籍したのち、2002年にビジネス社に入社。書籍編集部に配属され、雑誌より自由度が高い事実に気づいた途端、仕事が楽しくなる。編集長、編集部長、取締役を歴任。
独立後は、幅広いジャンルで出版物の企画・編集を手掛ける。2025年に初の著書となる『となりの小さいおじさん』を出版。

Instagram @hiroshi.sechi