【REPORT】『AmberS -アンバース-』W主演の大橋和也&寺西拓人をはじめ、豪華キャストが意気込みを語る。
新劇場・EX THEATER ARIAKEのこけら落とし公演の『AmberS -アンバース-』が開幕。クリエイティブプロデューサーの加藤シゲアキやW主演を務める大橋和也・寺西拓人ら豪華キャストが揃う会見の模様をお届けする。
撮影・文/絹村千紗

囲み取材に登壇したのは加藤シゲアキ、河原雅彦、大橋和也、寺西拓人、猪狩蒼弥、嶋﨑斗亜、川﨑皇輝、松尾龍、山﨑玲奈、渡部豪太、真風涼帆、市川右團次。幻の秘薬・AmberSを巡る物語の原作・脚本・クリエイティブプロデューサーを務める加藤は「この話が立ち上がったのは、大体3年くらい前。その頃はコロナ禍で、いつか希望に溢れた時代になると信じてつくりはじめました。また、この土地が“有明”というすごく元気な名前なので、本当に世が明けるような、観る側も演じる側も楽しい舞台を作りたいというのが、そもそもの気持ちでした。たくさんの方の協力があって、この日を迎えられて喜びを感じています」と3年に渡る制作の日々を振り返った。

同じ事務所の後輩が多く出演する今作では、加藤が実際にキャストに当て書きして物語を構築。明るく家族思いのイヴルを演じた大橋は「こけら落とし公演っていうのが初めてで、こけら落としっていう言葉も全然わからなくて。調べたら“すごいことだ!”って書いてたんで…」と話し始めると、猪狩がすかさず「“すごい”とは書いてないでしょ。だとしたら変な辞書読んでる(笑)」とツッコミ。会場は笑いに包まれた。

大橋とともに主演を務める寺西は、謎めいたピアニスト・アラン役。「こけら落とし公演に携わるなんて、人生でなかなかないことだと思います。その機会を楽しみつつ、加藤君原案・脚本のオリジナル作品を、明日からたくさんの方に観てもらえるのが楽しみです」と落ち着いた様子で語った。

反政府活動家のリーダー・オルッカを演じる猪狩は、「もちろんW主演ですけど、キャストの信頼が厚いのは圧倒的に寺西君」と明かし、「大橋君は、昨日の通し稽古でもテンパって何回か関西弁が出てきちゃって。『…やんな?』って言ってました」と暴露。「加藤君はそれ知らんから!」と焦る大橋に、加藤は「違う俳優呼ぶ? 道枝(駿佑)とか(笑)」とまさかのキャスト交代を提案する場面も。

大橋演じるイヴルの弟・ルイを演じる嶋﨑は、「大橋君は本当のお兄ちゃんのような存在。寺西君は優しく気さくにいろんな話をして下さるので、もっと仲良くなれたらいいなと思ってます」とコメント。猪狩と同じく反政府活動家のエンリケを演じる川﨑は「大橋君は、たくさんの人がいる稽古場で空気を柔らかくしてくれる。座長でカンパニーの雰囲気が変わるって本当なんだなと思いました」、兵士・ウォルフを演じる松尾は「寺西君はお忙しいはずなのに、台本を完璧に入れてくるんですよ。それで僕達後輩も必死に覚えてたんですけど、大橋君は『いつまで経ってもセリフが入らない』と言ってました(笑)」と話し、すかさず加藤が「おーい!」とツッコミ。大橋は「入ってます、入ってます! 僕、本番では1回もはずさないんです。ビシッと決めますから大丈夫です。みなさん、楽しみにしておいて下さい!」と焦りつつも力強く宣言していた。

囲みの最後には、寺西が「新劇場のこけら落とし公演、そして完全オリジナル作品ということで、明日からまた新しい歴史が始まると思いますので、その誕生の瞬間を見届けていただけたら。全員で千秋楽まで駆け抜けたいと思います」と挨拶。続く大橋も、言葉に詰まりつつ「今は緊張してますけど、たくさんの人の感情を揺さぶる公演にしたいと思っています。頑張ります!」と意気込んでいた。
●作品データ
EX THEATER ARIAKE OPENING LINEUP『AmberS -アンバース-』
公演期間/2026年4月25日(土)~5月24日(日)
クリエイティブプロデューサー・原作・脚本/加藤シゲアキ
演出/河原雅彦
出演/大橋和也 寺西拓人 猪狩蒼弥 嶋﨑斗亜 川﨑皇輝 松尾龍 山﨑玲奈 渡部豪太 真風涼帆/市川右團次 他








