【電子書籍】『ペルー国境足止め日記』その後ー5年暮らしたペルーを離れたら、ボリビアでも足止めされました【前編】
旅の再開と思いがけない足止め
クスコを発ったミユキさんが次に目指したのは、ボリビアの町・コパカバーナ。ペルーとの国境近く、チチカカ湖畔に位置する小さな町です。
クスコからは夜行バスで直接向かうこともできますが、移動時間は約12時間。長時間の移動を避けるため、ミユキさんはプーノを経由するルートを選びました。その道中で立ち寄ったのが、実録エッセイ『ペルー国境足止め日記』にも登場するシクアニのララヤ温泉。アンデスの雄大な景色に囲まれながら、旅の疲れを癒やすひとときを過ごしました。

国境での審査に予想以上の時間がかかったものの、無事に入国許可が下り、ミユキさんは徒歩でボリビアへ。たどり着いたチチカカ湖畔の町・コパカバーナは、年明けということもあり、多くの人でにぎわっていました。
ところが、事前に目星をつけていた宿はまさかの満室。そこで飛び込みで見つけたのが、教会のすぐ隣にある宿でした。
宿泊費は1泊30ボリビアーノ(約640円)。個室でWi-Fi付き、トイレは共用ですがシャワーはなし。価格の安さは魅力だったものの、ミユキさんいわく「正直、おすすめはしない」とのことです。
こうしてボリビア旅をスタートさせたミユキさんでしたが、次なる目的地へ向かう道のりも順風満帆とはいきませんでした。

首都ラパスでは大規模な抗議活動による道路封鎖が発生。市内のあちこちで交通が遮断されており、次の目的地・オルロへ向かうためバスセンターを訪れたものの、「バスは運休中。再開の見込みもわからない」と告げられてしまいます。
さらに駅前のホテルは通常の3倍以上の価格に高騰。結局、重い荷物を抱えたままタクシーで元のホテルへ戻ることに。思わぬ足止めに疲れを感じながらも、ミユキさんはどこか冷静でした。
というのも、ペルーでの5年間の暮らしを通して、予定どおりにいかない出来事にはすっかり慣れていたからです。
「足止めには慣れてきた。幸い何も予約していないので、じっくりラパスを観察できるのも楽しい」
予期せぬトラブルさえも旅の一部として受け入れる。その柔軟さこそ、異国での長い暮らしのなかで身につけた力なのかもしれません。
*旅の続きをまとめた後編は7月23日に更新予定。
X投稿キャンペーン実施!
ミユキさんの帰国を記念して、『ペルー国境足止め日記』について、Xに投稿してくださった方にオリジナルカードをプレゼント!
このカードは、ミユキさんが実際の南米生活の経験をもとにデザインしたもの。南米ではスマートフォンを気軽に取り出せない場面もあることから、数字や移動時によく使う単語、覚えておくと便利なフレーズをコンパクトにまとめています。
「これ1枚あれば最低限なんとかなる」を目指して作られた、旅好き必見のオリジナルカードです。

応募方法
①Xで「@wani_bookout」をフォローの上、「#ペルー国境足止め日記」をつけて投稿!
②順次DMにて送付先をお伺いさせていただきます。
応募期間
2026年7月9日(木)~2026年8月7日(金)23:59
*応募人数が予定に達し次第、終了とさせていただく場合がございます。予めご了承ください。
\好評発売中!/
『ペルー国境足止め日記』
著:ミユキ
※本書はウェブマガジン「WANI BOOKOUT」にて2022年6月~ 2025年3月まで連載された「ペルー国境封鎖足止め日記」をもとに加筆・修正を加え電子書籍化したものです。
ミユキ
旅するグラフィックデザイナー、イラストレーター
広島出身、武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒、在学中よりフリーランスとして広告、ロゴ、エディトリアルデザインなどを手掛ける。ロンドンに2年間の語学留学、オランダ・セントヨースト・マスターグラフィック卒業後、個人事業主ビザを取得しアムステルダムに12年居住。ヨーロッパ全域を含む訪れた国は50カ国以上、旅先では美術と食を軸に、ダイビングや運転もする。
主な作品:ギリシャ・クレタ島の大壁画、ハイネケン Open Your World、モンスターズインク・コラボイラスト、豊島復興デザイン等、15年前からのリモートワークで、世界のあらゆる場所で制作。本書が初の著書となる。
HP http://miyuki-okada.com
X(旧Twitter) @curucuruinc
Instagram @curucuruinc
note https://note.com/miyuki_okada








