現地在住スタッフがこっそり教える! 夏休みに超おすすめの台湾案内【レトロシックな大人スポット 編】
日本では梅雨に突入し、カラっとした太陽が恋しいこの季節。
そろそろ夏休みの予定をたてて気分を上げたいもの。
暑い季節は、暑い場所へ――。
日本からわずか3~4時間で到着、2泊3日でも充分楽しめる台湾へ行きませんか?
台湾の魅力といえば?
小籠包やフルーツたっぷりのかき氷などをはじめとしたグルメを楽しむのはもちろん、
どこか懐かしさを感じるレトロシックな雰囲気を感じる場所に訪れるのも魅力のひとつです。
以下、現地在住スタッフがオススメするレトロシックな3か所をご紹介します。
① 九份
台湾観光では外せない観光名所である九份。
赤いちょうちんが灯るあの有名な風景は、何度も見ても素敵です。
ところが、九份は山の上にあるため、バス・電車・タクシーなど、
どの交通手段を使用しても片道1時間前後はかかってしまいます。
「せっかく時間をかけて着いたら、ものすごい人混み。夜景を見るどころではなかった…… 」
というのはもったいない!
少し早目に到着して、茶館でゆっくりお茶をしながら、
徐々に灯りが灯る様子を眺めるのをオススメします。
台湾の夜は長いので、慌てずゆったりとした時間を過ごしましょう。
② 寶蔵巌国際芸術村
台湾大学もあるMRT公館駅から徒歩10分ほどの場所にある、歴史集落。
住民とアーティストが共生するこの場所では、
世界中のアーティストが、3~6か月のプログラムの中で、制作・展示活動をしています。
もちろん、日本人アーティストに遭遇する可能性も。
見学可能なスタジオもあるので、ぜひのぞいてみてください。
もはや村全体がアートのようなので、
小高い丘に広がる迷路のような細い坂や階段の先に作品を発見したりするのは、
冒険のようでワクワクします。
ただし、こちらはもともと居住地区なので、一般の方も普通に暮らしているということと、
「ここは撮影禁止・立ち入り禁止」の看板のあるところには配慮をお願いします。
③ 剥皮寮歴史街区
「皮を剥ぐ?! 」
ちょっと怖い名前ですが、まだ清の時代だったころ、
この辺りは中国の福州から船で杉の木材が運ばれ、
皮を“剥いで”加工したいたというところからついた名だそうです。
当時のまま残された、まるでタイムスリップしたかのような台湾の伝統的な建築様式のレトロな街並みと、洋風なバロック様式である紅レンガを積み重ねたアーチ型の「騎楼」と呼ばれる歩道などが魅力的なこの美しい街並みを残そうと、台北市政府が1988年に修復に着手。ようやく2009年に修復を終えました。
近年では、映画の撮影がおこなわれたこともあり、
地元の若者の結婚写真の撮影に遭遇することも多くあります。
台湾随一のパワースポットと言われる龍山寺からもすぐなので、
あわせて訪れるのはいかがでしょうか。
『夏の台湾は、びっくりするくらい暑い』と、よく言われます。
確かに昼間は直射日光を避けて過ごすのがベストですが、
ホテルやお店の室内や交通機関などは驚くほどエアコンが効いていて寒いくらい。
夕方、日が沈んでからの時間帯は意外と過ごしやすく、夜市などは遅くまでたっぷりと楽しめます。
まだまだ魅力いっぱいの台湾。
ぜひこの夏訪れて、自分だけの素敵な風景を発見してください。
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