「見えないチカラ」出版記念インタビュー! カリスマヒーラー小林健が送る、“あなたの運命が変わる”7つのヒント


ニューヨークに住み、ハイウッドセレブをはじめ、なんと20万人以上を癒してきたカリスマヒーラー・小林健。日本でも多くの業界人がお忍びでニューヨークまで(!)駆けつけるという先生の新刊『あなたの人生を決めていく 見えないチカラ』(小社刊)の出版を記念して、直撃インタビューを敢行!

こんな時代だからこそ、私たちがいかに自分自身を愛し、どのように幸福感あふれる人生を送っていけばよいか、本に詰まったあらゆるライフハックに加えて、“あなたの運命が変わる”7つの質問を、特別に投げかけてみました。

かならずや、来るべき“新しい時代”を軽やかに生き抜くための、有益なヒントになることでしょう!

自分の感情に、素直になってみよう!

Q1:自分自身を愛し、幸福感に満たされる人生を送るために、先生がもっとも大切だと思われるのは、どんなことでしょうか?

A:「こうしなければいけない」ということはないんですよ。私がアドバイスしたいのは、自分が好きなこと、したいこと、喜びを感じることに、とにかく素直に従って生きること。そうすれば、自然と幸福や喜びがあふれてきますからね。つまり、いかに自分を大切にしながら、自分の思うがままに生きるか、ということに尽きるんです。

気をつけなければいけないのは、幸福や喜びは“もの”ではない、ということ。そのような考え方をしていると、すべてが物質に縛られてしまいますから、問題を複雑にしてしまうんです。だって、スカートを10着持っていれば「どれを着よう」と悩んでしまうけれど、1着なら悩まないでしょう(笑)?

もちろん、「好きなことばかりなんて、できない!」と思う人もいるかもしれませんね。でも、雨が降らなければ大地を潤すことはできません。どんなことにも、かならずあなたを成長させる理由があるんですよ。

感情は、コントロール可能!

本書では、自分の人生、運命を変えていくために大事なことを、「感情」「思考」「言葉」「行動」「環境」に分けて紹介しています。それぞれのパワーについて、先生のお考えを教えてください。

Q2:「感情」…私たちは何かと自身や他人の感情に振り回されがちです。感情に振り回されることなく、自分をコントロールすることはできるのでしょうか?

A:感情とは、「自分の感性をどのように感じ、判断するか」ということです。つまり、自分で作っていくものなんですね。たとえば、もし「パソコンがないの? かわいそうね」と言われたら「私って、やっぱりなさけないわね」なんて思うかもしれません。でも、そもそもパソコンがない時代だとしたら、そのような感情に振り回されることもありませんよね?

くりかえしますが、感情は自ら作っていくもの。それをどのように判断し使うかは、自分でコントロールすることができるんです。「かわいそうね」なんて言われても、自分でそう思わなければ、辛くなることはありません。つまり、意識的に変えることができるわけです。

あなたが「あの人はお金持ちでうらやましい……」なんて感情を抱いたとしても、その人は死ぬほどの思いをしてお金持ちになったのかもしれませんよ。そもそも、あなたの心を、そういう嫉妬のような歪んだ波動の低い部分に置いてしまうと、自分自身がどんどん重く、暗くなっていきますから、注意が必要です。そうではなく、ぜひ、楽しいことや嬉しいことに心をフォーカスしてみてください! そうして、自分の素直な感情に従ってワクワクしているうちに、きっと本来の自分自身を取り戻し、心にピースな感情がわいて、つまらない感情に左右されなくなるはずです。

「自分自身」をおろそかにしないこと

Q3:「思考」…感情によって、ものごとの捉え方が決まってきます。自分を大切にする考え方は、どうやって養えばいいのでしょうか?

A:自分とまったく同じ考えの人はいませんね。もちろん、人間関係を優先して考え方を変えることで、スムーズにいく場面もあるかもしれません。しかし、人間は自分の心や身体が望まないジャッジをくり返すと、人生に歪みが生じてしまうんです。場合によっては、心の傷や病気を招いてしまうかもしれません……。

だからこそ、ポイントになるのは、物事を考える時、「自分自身」をおろそかにしないこと。自分で決めたことであれば素直に行動できますし、他人に振り回されることもありませんからね。つまり、「自分軸」に忠実であれ、ということです。しっかり大地に足をつけ、心を平静に保ち、ゆったりした心で、つねに「中庸(中立)」でいることを心がけてくださいね。

愛を持った言葉を発していこう!

Q4:「言葉」…言葉の持つパワーを、先生はどのように考えていらっしゃいますか? 日々、どんな言葉を使うのがいいと思われますか?

A:言葉は人を動かします。ですから、会話中など、常に周囲の空気を感じながら、ご自分に無理のない範囲で結構ですから、愛を持って言葉を発することが大切です。

たとえば、相手の口癖を把握して、対応の仕方を変えるといいですよ。「すごーい!」を連発する人は気分屋さんですから、親切な言葉を使ってあげるとよいですし、「なるほど」を連発する人は他人の意見に流されやすい人。ですから、その人に自信をもたせてあげるような言葉を選びます。「逆に言うと」と言う人は、マニアックな話題に反応する傾向がありますね。

それから、「だって、だって」をくり返す人は、他人の意見を受け入れない、負けず嫌い(笑)。じつは、こういう方に限ってその意見を肯定するような話を展開すると、意外に素直になってくれるんですね。ぜひ、そんな具合に“空間のエネルギー”をジャッジして、言葉をセレクトしてみてください。

相手のリズムにあわせた行動を

Q5:「行動」…自分も、相手も、他人もハッピーにしたいなら、どのような行動をとるべきでしょうか?

A:誰一人として、同じ人はいませんよね。つまり、それぞれのリズムがありますから、常に、フレキシブルな調整、改善が必要なんです。つまり、その人のリアクションや雰囲気を感じて、「じゃあ、こうしてみたら喜ぶかな?」と、相手のリズムにあわせた行動をとることが大切です。したがって、行動のプロセスを気にしながら動くのではなく、結果的にみんながハッピーになるような行動をとってください。

くれぐれも、目の前だけのこと、それから「こうあるべき」という思いに縛られることがありませんように。

居心地の悪い場所を快適に変えるコツ

Q6:「環境」…環境は、どんな行動をとっていたかによって決まっていきます。より居心地のいい環境を作るために、私たちはどんなことに気をつけるべきですか?

A:とにかく、その都度、自分に「問いかける」習慣をつけてみてください。たとえ難しい局面でも、逃げるのではなく“そこから学ぶ”姿勢こそが大切です。

たとえば、居心地の悪い環境であったとしても、心はゆったり、顔は笑顔で、その環境を無理せず受け入れてみてください。そうすることで、自分が何に居心地の悪さを感じているのか、また、その場にいる人たちのやむをえない心理などもわかりますから、自分自身、そしてその環境自体をコントロールしやすくなるのです。また、自分が「どこまでこの環境に耐えうるか?」という限界も、冷静に見極めることができるでしょう。

生きている限り、何かにつけてしっくりこないことも多いはず。しかし、そこで生き抜くという決心とプライドを持ったとたん、そのしっくりこない環境すら、自分の思いによって浄化され、循環がよくなり、不思議と人間関係もうまくまわりだすものなんです! 自分自身を心から受け入れ、逆にその苦難すらも楽しむような、そんな豊かな自分を養っていきましょう。

健康も幸せも、すべてはあなた次第!

Q7:最後に、この難しい時代を軽やかに生き抜くために、先生からのメッセージをお願いします!

A:この複雑な時代を軽やかに生き抜くためには、良きにつけ悪しにつけ、反抗せず、逆らわないことです。ただし、自分にあった望む行動を忘れないようにしてください。つまり、社会的なものには従わなくてもいいんです。

真の人間のあり方とは、自分に合うもの、自分の気持ちの方向に沿ってあゆむことだからです。人生で想像し、行動し、結果として良い結果を得ることは、すべからく、あなた次第……。

まずは、自分に与えられた環境に感謝してください。すべてを受け入れ、決して感情的にならず、じっくりと冷静に行動してください。そうすることで、健康や、幸せは努力次第で得ることができるんです。

ただし、けっして忘れていけないものは「喜び」という感情。誰がなんといおうと、自分のなかに秘めた好きなもの、ワクワクするような想像は、命をかけて育ててみてください。そして、心が「NO」と言うことは、少しでも早く取り除き、まるで純粋無垢な子どものように、清い気持ちを胸に抱いて、心の中で元気よく歌いましょう。大空に向けて、大自然に向けて!

「 Life is Beautiful, Love is Best. 」

 

小林 健
(KEN KOBAYASHI)
マスターヒーラ―・NY本草閣自然療法センター院長
1940年、新潟県生まれ。ユダヤ人の祖父の下でカバラを学び、量子波を目で見てコントロールできるという特殊能力を身につけた。5度の臨死体験をしたため、「この世には目に見えない力がある」ということを経験している。現在は量子波の波動調整で治療する全米屈指のマスターヒーラーに。来日時には、講演会を通して様々な角度から「愛とは?病気とは?命を全うして生きることとは?」など楽しく笑いを入れながら量子波や愛の波動を広めている。穏やかで愛があふれる性格のため「かわいい“健じい”」と世界中の人々に親しまれている。著書に『長生きしたけりゃ素生力をつけなさい』(マキノ出版)、『5度の臨死体験でわかったあの世の秘密』(イースト・プレス)、『愛がすべてを癒す』(キラジェンヌ)など。

PHOTO/©︎ Martine N. Dubin