第1回【星読みヒーラーyujiが“時代のターニングポイント”を徹底解説!】 短期集中連載「激動の新時代を生き抜くためのヒント(全4回)」
◇連載(第1回) コロナショックはまだ序章? 迫り来る2021年に向けて、私たちが「今」できること。
その著書『yujiの星読み語り』(小社刊)の中で、「時代の移り変わりのボルテージが最高潮」になると書かれた「大変革」の年・2020年――。2019年12月のインタビュー時にも、yuji氏は今年を「破壊と再生の年」と表現。「あらゆる常識が崩れ去り、世界構造の土台そのものが変化する」と指摘した通り、私たちの生活はコロナショックによって「新しい生活様式」へと一変。まさに、土台から変化せざるをえない一年となりました。その星読みの“的中率”に、思わずうなった人も少なくないはず……。
ここでは、「コロナショックは(時代の変革の)まだ序章」と話すyuji氏が、来るべき新時代の幕開けのための“準備”をすべく、特別に語った「激動の新時代を生き抜くためのヒント」について、全4回の集中連載をスタート! 激動の2020年もあと、残りわずか……。本日、新刊『星2.0』(光文社)が発売のyuji氏から珠玉のメッセージを受け取り、新しい自分(NEW ME!)となって、2021年を迎えてみませんか?
︎2020年は、自分をアップデートさせるための“スタート”地点
――激動の2020年も残りわずかとなりました。あらためて、私たちは今、どのような“星”のなかにいるのか、今年を振り返りつつ、お話いただけますでしょうか。
yuji:2020年もいろいろありましたけれど、遡れば2018年から続いているテーマは、今まで生きてきた「自分の型からの解放」なんです。みなさん、今回のコロナの件でもステイホームのときに、「私は何がしたいんだろう?」「このままでいいのかな?」「ここに住んでいていいのかな?」など、いろいろ考えたのではないでしょうか? その結果、「働くありがたさが分かった」「やっぱり、今の会社で仕事を続けたい」などと、言動一致ならぬ、言“心”一致していればオッケー。でも、でもそうじゃない場合は「いい加減、本心の方を優先させて本質に戻ったら?」ということ。つまり、これがどういうことかといいますと、星読み的には、今までの「自分の型」みたいなものを“心”がどんどん追い越していってしまうようなタイミングなんですね。だからこそ、多くの人が「この本心に気付いちゃったら、もう、この型いらなくない?」という流れになっていくわけです。実際、そんな年でしたよね。
――本心に気付くことで、「型」自体の輪郭が曖昧になっていきますよね。
yuji:はい。まさに、その「型」の輪郭をアップデートさせていくのが今年の動きなんです。たとえば、一昨年の今ごろまでは個人セッションがメインだった僕も、今ではライブ配信も頻繁にやっていますし、仕事のスタイルがだいぶ変わりました。もちろん、先ほどの「やっぱり、今の会社で」というように、言“心”一致している場合でも、自分は変わらなくても社会が変わることによる余波みたいなものは、感じていくことになるのかもしれません。
――まさに社会レベルでの変革期、なんですね。
yuji:そうなんです。なぜかといえば、これまでは『土』の時代と呼ばれる、いわゆる「型」の時代だったので、今の人気商売である年収が高そうな仕事、競争率が高そうな仕事というのは土の時代の追い風を受けることができた。ところが、これからは土の時代から『風』の時代へと切り替わるので、その追い風がなくなってしまうんですよ。そうすると、本来なら“心”は違うことを求めているのに「年収が高いから、ステータスがあるから」という理由で仕事を選んでいる人の場合、このタイミングで「なにかが違う!」と気付かされることになるかもしれません。もしくは、追い風がなくなることで、その仕事自体に魅力がなくなり、「なんか、もういいかな」となる人も……。もしくは他のやりたいことが見つかって向き合っていくとか、そんな感じで切り替わっていくだろうと思います。
――土地もそうですよね。仕事でも東京の一極集中が崩れつつあります。
yuji:そうですね。もちろん東京が合う人は東京にいるでしょうけれども、「仕方なく都心に来るしかない」って人もいたはず。そういう人は地方でもこれから仕事が増えていくはずなので、そっちに戻ってもいいでしょうし、そもそもテレワークが拡大したことで、東京でなく好きな地方で仕事をすることになる人もいるでしょう。これからの風の時代はITだったりとか、YouTubeなどを仕事に生かす人に追い風が吹いていきます。社会構造が2~3年かけて大きく変わっていくので、いわゆる時代の花形商売みたいなものも変わっていくはずです。逆に、今までの「終身雇用!」「好待遇!」みたいなウリの組織は凋落していく可能性が大きいですね。2020年というのは、その「型」の輪郭をアップデートさせていくための、まさに序盤といえるでしょう。
――もうかなり変わったような気が……。本当に「序盤」なんですか?
yuji:はい。全然序盤です(笑)。
年末に迎えるグレートコンジャンクション。“シンボリックな出来事”が起きるかも?
――今年は激動の年でしたし、「序盤」と聞くと驚く人も多いかと思いますが。
yuji:そうですね。今年もいろいろあったわけですが、でも、実は2020年上半期のコロナショックは、時代の変革のためのプロローグにすぎないんです。お城でいったら、まだ城下町を抜けていないくらい(笑)。まだまだ序章なんです。で、今年2020年の下半期に起きる目玉中の目玉は、特に10月23日くらいから11月22日くらいまでの蠍座期。ここがちょうど破壊力がメガトン級になるときなので、この時期に、さらなる“膿出し”が起きると思います。蠍座ということもあり、毒を持って毒を制するといったところでしょうか。だいぶドラスティックに世界が変わっていく感じです。
――しかも、12月には「グレートコンジャンクション」と呼ばれる、土台やルールに大きな影響を与えるという星の動きがありますよね。
yuji:面白いのは、実は土のトリプルグレートコンジャンクションと風のグレートコンジャンクションという二つの星の動きが相次いで起こるんです。で、片方は超破壊、片方はアップデートを司るので、めちゃめちゃ破壊されて荒野のようになったところに、新しいものがガンガン積み上げられるという、いわば年末年始の突貫工事みたいなことが起きます(笑)。時期的には、だいたい11月いっぱいは破壊と創造の嵐が吹き荒れて、嵐が終わって更地になったところに12月22日からのグレートコンジャンクションで本当のニューエイジが始まっていく。僕はあえて「風の門」という表現をするんですが、これは単なる時代の移行ではなくて、まさに新しい時代の扉がバーンと開くイメージだからです。
――その時代の門は、いきなり12月22日に開くのですか? それとも徐々に?
yuji:徐々にだと思いますが、ただ、シンボリックな出来事は起こるかもしれません。とはいえ、不安を掻き立てるわけではなくて、ここでのシンボリックな出来事とは、結果的にポジティブにつながることなんです。これからは、才能はあるけどなんらかの「型」で押さえつけられた人たちが、どんどん活躍できる社会になっていきます。まさに、適材適所。では、なぜこれまでそうならなかったのかといえば、上にいるストッパーたちが押さえつけていたからで、そのストッパーたちが、ブルジョアだろうがなんだろうが「飛んでけ、ドーン!」となるのが今年なわけです(笑)。
――とうとう政治家がハンコを辞めるわけですからね。首相も、あと1年あるはずが……。でも、ポジティブな変化と聞いて安心しました。
yuji:いや、もうめちゃめちゃ最善への道だと思います。ただ、その最善への道に立ちはだかるバリケードやストッパーが多いから、そのバリケードはすべて風神雷神が吹き飛ばしてくみたいなイメージでしょうか(笑)。社会レベルでの出来事になるかと思いますが、個人レベルでも社会の出来事がトリガーとなって、影響を受ける人も多いかもしれません。
「惰性でやっていること」「自分らしくないこと」は、今すぐ断捨離!
――では、残りわずかな2020年。年末までのメッセージをお願いします!
yuji:より“本質”へと戻っていくのがこれからの時代なので、やはり「NOT ME」「惰性でやっていること」「できるけど、本当はやりたくないこと」には徹底的に向き合い、すべて削ぎ落としておいてください。「着るかわからないけど、捨てるのはもったいないし」とタンスの肥やしになっている服は捨てた方がいいでしょうし、物だけでなくご縁も、ですね。
――人とのご縁も含めた、「断捨離」が必要なんですね。
yuji:あとは、これは最近、僕自身に課していることでもあるのですが、ちょっとでも違和感があったり、自分らしくないなと思うことは“積極的に”やらないこと。たとえば、洋服を買わないといけないとしましょう。そのときに、本当はいい服が欲しいけど値段が気になるし、なんとなくこれだったら予算内だしいいか……みたいなことはやめてください。金額云々、ブランド云々じゃなくて、本当に着心地がいいとか、本当に自分にフィットするからという理由で買ってほしいんです。
――それも、まさに惰性でやっていることのひとつかもしれませんね。
yuji:そうです。だから、可能な方は、一度プライスタグを一切見ずに買うということを、トレーニングとして取り入れてみるのもいいかもしれません。これは、目を養うという感覚ではなくて、どちらかといえば、自分の本当に欲しいものと、自分に本当に合ったものを知る手法なんです。
――服のハードルが高ければ、まずはスーパーの食材なんかでトライしてみてもよさそうですね! それにしても、このコロナ禍で会わなくていい人に惰性で会うことが少なくなりましたし、人とのご縁でも、確かに“削ぎ落とす”方向にあるのかもしれません。
yuji:惰性のアフター飲み会みたいなものは、ある種、強制的になくなりましたよね。その洋服とか、食べ物とか、住まい版のようなことを、この下半期、来年の上半期くらいにかけてやっていく感じです。ステイホームだからずっと家にいますし、これからは住まいのクオリティは非常に重要。もちろん、そこに一緒に暮らすパートナーや家族とも向き合うことになりますから、徹底的にクオリティオブライフに向き合う、ということでしょうか。
――迫りくる2021年に向けて、私たちが「今」できるアクションのヒントを、たくさんもらえたような気がします。ありがとうございました!
次回は2021年からのキーワードについて、さらに掘り下げてお話をうかがっていきたいと思います。
yujiさん集中短期連載、第2回目は10月28日更新予定です。
お楽しみに!
取材:国実マヤコ
\2020年10月22日発売!/
『星2.0』
1800円+税 光文社刊