新年からホームカフェ

新年からホームカフェ


アンニョンハセヨ。

あけましておめでとうございます。

韓国は旧正月のため、
1月1日はただの祝日。
という感じなのですが、
今年は1/1-3が3連休だったため
少しゆったりした雰囲気。

とはいえ、全国的にウィルスの防疫措置レベル2.5段階*が続いているため、まだカフェに入店することはできず涙の日々…。1/4現在、韓国では飲食店の営業は夜21時まで。カフェはテイクアウトのみ、イートイン不可。でもブランチカフェはイートイン可能。これは行政に「カフェ」として登録しているか「飲食店」として登録しているかで変わるそうなのですが、区によって決まりごとが違ったりと、現場は落ち着かない印象です(ブランチカフェはOKということで、もちろん不満も出ています)。

カフェマニアとしては、カフェ入店不可ということに憤りも感じており、大好きな韓国カフェを応援したいので、なるだけテイクアウトしたり、コーヒー豆を買ったり、グッズを買ったりと散財しています。

ただ、やはりこの状況なので、以前ほどはカフェ巡りを出来ておらず、年末久しぶりにソウルカフェ巡り(テイクアウトのみで)をしたところ、体調を崩していたにも関わらずものすんごい元気になりました。

人間、やっぱり好きなものに触れていないとダメですね。

ということで、昨日も美味しいケーキを買いに、ソウル・望遠洞にある「eflink shop」へ行ってきました。こぢんまりとした店内も可愛いく、月の半分はベイキングクラスも開催しているお店です。


1、2月の韓国カフェは、苺のデザートがたくさん出てくるんですが、こちらでも苺たっぷりのピスタチオタルトが出ていたので、苺クリームのチョコケーキとともにテイクアウト。

美しい…..。家でカフェ気分を味わうため、とっておきのカップとお皿でセッティング。

eflinkはケーキが美味しいんですよ!
韓国のカフェは大味なデザートが多いんですが、こちらは味が繊細なんです。

甘さ控えめでまろやかなピスタチオクリームと、甘い苺(韓国の苺は甘くて美味しい)、上品なタルトが本当に美味しくて、もっと買えばよかったと思ったほどでした。

カフェでお茶できないことはもちろん悲しいんですが、好きで集めてきた器でお茶しながら、家でのんびり気ままに過ごす時間もいいものでした。

ちなみに、家カフェのことを韓国では #홈카페(ホームカペ)と言います。

器、集めてきた甲斐があったな。

ホームカフェももちろんいいけど、
今からカフェでイートインできるよ。
と言われたら、やっぱり飛んで行っちゃうでしょうね。

 

eflink shop
ソウル特別市麻浦区ソンミ山路3キル32
月火定休
https://www.instagram.com/eflink.shop/


Written by 東山サリー
サリ

韓国在住ライター・コーディネーター。2016年から韓国カフェにどっぷりハマり、ソウル、釜山(プサン)、大邱(テグ)、済州(チェジュ)、全州(チョンジュ)など地方にまで足を運び、訪れたカフェは延べ900軒を超える。韓国が好きすぎて、2018年に勤めていた出版社を辞めフリーランスに。ソウルを拠点に東京と行ったり来たりしながら、日々韓国情報を集めている。著書に『韓国カフェ巡りinソウル』『KO』(小社)、『本当は秘密にしたいソウルのおいしいもの巡り』(産業編集センター)がある。
Instagram @saliy83

»https://www.amazon.co.jp/dp/4847097904

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