【大人気のソロキャンプ】そのスローな楽しみ方を、モリノネさんがご紹介!


コロナ禍に“3密”を回避できるレジャーとして、一躍注目を浴びたのが、大自然のなかでのキャンプ!
ブームをきっかけに、家族や友人とのキャンプを始めた人も多いのでは? そんななか、いま再び注目を集めているのが、たった一人で自然のなかで過ごす、ソロキャンプなんです!

「ソロは敷居が高くて……」「一人だと楽しみが半減しそう」なかなか一歩を踏み出せないあなたのために、その映像の美しさでYouTubeチャンネル登録者25万人(!)、初の著書『おだやかに過ごす はじめてのソロキャンプ』を上梓したばかりの大人気キャンパー・モリノネさんに、ソロキャンプの魅力や、“初心者でもOK!”なソロキャンプの楽しみ方について、ご紹介いただきます。

 

至福のコーヒータイムを、いかが……?

「僕にとって、ソロキャンプの楽しみは、誰にも邪魔されずに、自然に近い場所でリラックスして過ごせること。道具やスキルのことは気にせず、自分らしく過ごすのが一番だと思います」――そう語るモリノネさんは、ソロキャンプでは無理に何かをしようとせず、のんびりと過ごしているのだとか。

そんなモリノネさんの「ゆっくりとした時間の過ごし方」は、読書、音楽鑑賞、温泉めぐり、そして極上のコーヒータイム。
お気に入りの道具でコーヒーを淹れるのは、モリノネさん定番の過ごし方。いつもその場で豆を挽き、じっくり時間をかけてハンドドリップ。採水場に立ち寄った場合は、そこで汲んだ水を使って淹れるのだそうです。まさに、至福の一杯ですね!

 

キャンプ場“最大の楽しみ”=「焚き火」!

モリノネさんが“キャンプ場でもっとも好きな時間”は夕方。夕方から夜にかけて、ゆっくり火を起こして焚き火を眺める時間は格別なのだそう。
「ゆらゆら揺れる炎を眺めたり、途中で薪を割ったりしていると、あっという間に時間が過ぎていきます。何時間でもずっと一緒にいられるのが焚き火の魅力です」と、モリノネさん。

焚き火の準備ができたら、夕食作りのスタート! スキレットで肉を焼いたり、クッカーに野菜や肉を入れて煮込んだり。普段は面倒な煮込み料理も、焚き火を眺めながらだと、焦らずにのんびり……。ゆらゆら揺れる焚き火を前に、誰にも邪魔されず、ささやかな食事とお酒をゆっくりと楽しむ。これぞ、ソロキャンプの醍醐味かもしれませんね!

 

初心者は「デイキャンプ」から始めよう!

ちなみに、キャンプ経験が少ない人にもおすすめなのが、デイキャンプ。テントを張ったり焚き火をしたり、宿泊するキャンプと同じような気分を味わえる「デイキャンプ可のキャンプ場」があるのをご存知でしょうか?

「ソロキャンプを始めようと思っても、いきなり道具一式を買い揃えるのはハードルが高いと感じる人も多いと思います。そこでおすすめしたいのが、日帰りで楽しめるデイキャンプ。実は僕自身も、朝出発して夕方には家に帰れるデイキャンプをすることの方が多いです」と、モリノネさん。

少ない荷物でできるデイキャンプですが、モリノネさん曰く「デイキャンプだから楽しみが半減することはありません。道具が少なく、いつでも帰れる分、自由度が高いと感じることさえある」のだとか。

思い立った時に、ふらっと訪れたいデイキャンプ。もちろんキャンプ場もよいですが、おすすめは海辺や海岸。近くに車を駐められる場所も多く、意外と難易度は高くありません。海の音や広大な風景を“ひとりじめ”してみてはいかが――?

 

『おだやかに過ごす はじめてのソロキャンプ』では、初心者でもわかりやすいキャンプの準備(テント、寝具、ランタンなどの道具一式)から、前日の準備を含めたソロキャンプのルーティン、そしてお楽しみのキャンプ料理のレシピまで幅広くカバー。
キャンプ場の選び方からソロキャンプの注意点まで、初心者の「知りたい!」情報が満載なので、「はじめてのソロキャンプ」を考えるあなたに、うってつけの一冊です。
きっと、「こんなスローな時間を過ごしてみたい!」と、一気にソロキャンプが身近に感じられることでしょう――。      

 

おだやかに過ごす はじめてのソロキャンプ
著:モリノネ

モリノネ

大分県在住。社会人になった頃から趣味でソロキャンプを始める。2018年からYouTubeでキャンプの様子を記録した動画の投稿を始めたところ、おだやかに過ごす時間を切り取った内容と映像の美しさで話題に。現在のチャンネル登録者は25万人(2021年10月現在)。映像作家としても活躍中。
YouTube  モリノネチャンネル
Instagram @morino.ne